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4話 兵士ABCへの復讐

モラタは前線基地へ行った。

速力ステータスをカンストさせていたのですぐ行けた。


モラタ「ぜえ、ぜえ・・・疲労ステータス!下げろ!」


考えなしに走ったので息が切れた。

疲労値を下げてから水をラッパ飲みした。


そうしていると兵士A、兵士B、兵士Cが歩いているのが見えた。

兵士Aは弓を、兵士Bは銃を、兵士Cはロケットランチャーをモラタに向かって使おうとした悪い奴らである。


モラタ「おい!お前ら俺を囮にしたな!」

兵士A「おう、生きていたのかよかったな」

兵士B「穴に落ちて死んだかと思ってたぞ」

兵士C「穴に落ちて死んだかと思ってたぞ」


モラタはスキルを使った。

兵士A、B、Cの攻撃力と防御力と速力の基礎ステータスが0になった。


モラタ「しねえ!」

兵士A「うわ何しやがる」


簡単によけられた。そんな馬鹿な!

実は兵士に支給されている鎧は各ステータスを1下げる代わりに自動防御システムが作動するようになっていたのである。

そのため基礎ステータス0からマイナス1修正が入り255になってしまったのだ。


学習能力がないと同じ間違いを何度も繰り返す良い例であった。


兵士B「おい、捕縛しろ!」

兵士C「捕縛完了したぞ!」


今回は一時的な魔法でなく恒常的に作用する鎧の効果であったため、効果切れもなかった。

お互いステータスはカンストしていたが、数で1対3、おまけに実戦経験の差があまりに大きい。何もできずに牢屋に放り込まれた。


モラタ「くそおおおぉぉぉ!!!」


モラタは手錠を壊して牢屋の柵も壊した。パワーカンストだから簡単だった。

しかし兵士ABCにすぐ取り押さえられた。


兵士A「どうなっている。こいつも俺たちもパワーが段違いだ」

兵士B「これは何かすごいスキルを使ったに違いない」

兵士C「牢屋に入れているだけではだめだから交代で見張っておこう」


モラタは困った。モラタは三人の基礎ステータスしか見ていなかった。

それはちゃんと0になっていたからどうしてこんなに強いのかわからなかった。


兵士たちはモラタが自分たちに何かスキルを使い、それが思わぬ効果をもたらしたのだと考えた。

条件を変えると大変なことになるかもしれないと考え、武器や鎧を外さずに過ごした。


もし鎧を外していれば即座にステータス0となって何もできなくなっていた。

とてもよい読みだった。


しかしそうはいってもずっと鎧を着たままというのはつかれる。

とうとう兵士Aが鎧を脱いでしまった。


兵士A「ぐはああぁぁ!!」


脱いだ鎧を持ち切れずにそのまま押しつぶされた。

兵士BとCはそれを見て鎧を脱ぐとよくないことを知った。


兵士B「12時間交代は無理だ。死刑判決は出ていないがこいつを殺して呪いを解こう」

兵士C「8時間交代だって大変だったからな。こいつを殺して呪いを解こう」


モラタ、大ピンチだった。

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