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男女の未婚・独身の中年が増えるこの国のあり方とは?

作者: 七瀬
掲載日:2021/12/20








今のこの国では、海外メディアでも大きくニュースと

して取り上げられるほど、日本人は【結婚】しない人達が増えている。

勿論! 子供の少子化も深刻な問題だ!

何しろ、結婚をしない中年の男女が増えているからだろう。

50歳を超えても未だ独身の人達が50%以上になった。

高齢化も深刻になり、老人ホームが次々と建てられていった。





・・・既にワタシも62歳で一度も結婚せず独身のままだ。

若い時から、“結婚願望がなく”一人で居る方が楽だと感じていた。

だからずっと独身でいたが、ワタシのような中年オヤジはそのうち

ボケて孤独死して死んでいくかと思うだけで不安になる事が増えていく。

誰かと居れば、孤独死の心配もないし病気になった時も看病してもらえ

ると感じている。

家庭を持ちたくないワタシのような中年が増えているのだろう。

子供も居ない、父親も母親もワタシよりも先に死んでいく。

兄弟たちもみな一人で居る事を願っているとくればワタシは誰と一緒に

いる事がベストなのだろうか?

【終活】を迎えるための準備も考えている。

ワタシの老後の世話をしてくれる人はいないだろうか?






 *




そんな時、ネットでこんなニュースを目にした。

“真剣に老後の事を考えているあなたへ! これからの人生あなたの

老後の世話を全て引き受けてくれる人をあなたに紹介します!”


【えぇ!? どういう事? もっと詳しく知りたい!】



ワタシは記事を詳しく読み進めていった。

そこには、レンタルのような形で残された老後の何十年間を一緒に

生活して支えてくれる人を紹介してくれる会社だった。

ワタシは直ぐに、そこに書かれていた連絡先に電話をかけてみる!




『もしもし? 記事を見たので連絡した者ですが、本当に老後の

ワタシの世話を全て見てくれる女性ひとを紹介してもらえる

のでしょうか?』

『勿論ですよ! 一度、私どもの会社に来てもらえますか? 

ちゃんと説明させていただきます。』

『ありがとうございます。 では、明日にでも伺います。』

『よろしくお願い致します。』





ワタシは、この会社に物凄く興味を持った。

会社に行って、直接説明を聞きたいと思ったのは初めてだった。

そしてこの会社に行く事に、、、。




『すみません、遠い所足を運んでもらって。』

『いえいえ、ワタシもお話を詳しく聞きたいと思ってましたので。』

『そうですか、まあまあ~そこに座っててください! 直ぐに

お茶を持ってきますから。』

『あぁ、はい!』




最初に会った男性は、とても穏やかで気さくな男性だった。

数分後、お茶を持ってワタシの座っている所まで持って来てくれると?

その男性は、ゆっくりと話し始めた。

ワタシは、話を聞き逃さないように真剣に話を聞いていた。

男性の話では? この会社では自分の好みの人を選んでもらい

老後の世話をその人がしてくれるというのだ。

その代り、財産の一部を会社に報酬として渡す事が条件になっていた。

どの女性もワタシよりも20歳から30歳は若い女性ばかりで綺麗な

女性が多かった。

勿論! 実際にレンタルして相性が合わない時は別の人が来て替わりを

すると言うのも条件に入っていた。

これは、お客さんを逃がさないようにという事だろう。

ワタシも、男性からどの女性にするか? 写真が載ってあるカタログの

ようなモノを見せられる。



『うちで働いている女性は皆、若くて美人さんばっかりなんですよ。

きっとステキな女性がこの中から見つかりますよ。』

『・・・あぁ、そ、そうですね。』






 *




・・・数週間後。

あの会社からレンタルでワタシの家に一人の女性がやってきた。



【ピーポーン】


『はーい! あぁ、写真の女性ですか?』

『はい! ○○会社からレンタルで来ました嶋貫加奈と言います。』

『加奈さん、さあさあー中に入ってください。』

『ありがとうございます。』

『貴女の部屋は、今日からココですよ! 自分の家だと思って好きに

ここにあるモノは使ってくださいね。』

『ありがとうございます。 そのようにさせていただきます。』






ワタシの想像を上回るほど、素敵な女性ひとが来てくれた。

ワタシよりも35歳も若い女性ひと

彼女はワタシの身の回りの事を全てしてくれた。



・・・そのうち、彼女から意外な事を言われる。




『もうここにきて! 半年以上になります。だから何かあった時の

為に、部屋を一緒にしませんか?』

『えぇ!? 加奈さんは、いいんですか?』

『勿論! 私はその為にここに来てますので。』

『・・・あぁ、ははい。』

『それと? “お風呂も一緒に入った方が何かと楽だと思うのですが、”』

『いやいや? それは、まだいいです! 自分で体ぐらい洗えまから。』

『あら? そうなんですか、もし? 一人で体が洗えなくなった時にも

一緒にお風呂に入った方がいいと思いますよ。』

『それは、まだ先でいいです。』

『分かりました。でも部屋は一緒ですよ。』

『・・・あぁ、はい。』






この日から、彼女はワタシと同じベットで寝る事になった。

彼女は積極的にワタシを求めてきた。

これも? ワタシの老後の契約に入ってるのか?

それとも? お金目当て?




ただただ、今は今までにない幸せな生活をワタシは送っている。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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