第2回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 への投稿作品
名探偵のフリをした偽善者は、元詐欺師
結婚詐欺を繰返していたが、あまりに、ちょろ過ぎて飽きてしまった。
今度は、浮気調査を始めることにした。けれど、浮気相手の結婚詐欺を暴いてしまった。
やっぱり、結婚詐欺の見慣れた光景に飽きた。
次の仕事を最後にするつもりで、下調べが終わって、さぁ、暴きに行くぞと思った矢先に、別の探偵に先を越されてしまった。
二股かけていた依頼者も依頼者だったけれども、『別の探偵』は、裏社会では、ぽんこつ泥棒として知られていた。
ぽんこつ泥棒に手口がパクられたと逆怨みする事にした。
ぽんこつ泥棒の犯行を腹いせに事件解決したら、名探偵と呼ばれた。