プロローグ
ムササビ詠唱です。この作品では武術を習う高校生が壊されていく日常に歯向かうかを見ることができます。いじめ要素がありグロイシーンもありますが、主人公は自分のためには暴力は振るいません。仲間と一緒に超えていくという概念を貫きたいと思います。
朝起きるといつもどうり時計が8時に針を指す。今日から夏休みだと思いだし支度を整えて家を出て道場に向かう途中、時計の針が止まる。
――朝起きるといつもどうり時計が8時に針を指す。部屋は散らかっており、鏡を見ると短い黒髪の少年とその体である筋肉の付いたアザだらけのだくましい体が見える、その後ろには本が沢山ばらまいてありカップ麺や包帯も見える。俺の部屋は無駄に大きく何もないスペースの方が多く感じられるくらい奥の方は何もない。窓から外を見ると俺の自転車と自慢の景色と大きな商店街の最終部分が少し見える、花火もここから見ることができるさが下の階へ降りると誰もいないはずの家がまるで人であふれているのではないかというぐらい騒がしい、何かと思いリビングへ駆けつけるとそこには幼馴染の春泉天音と妹夏冬和花が何か話あっていた。聞き耳を立てると原因は俺にあるらしく俺に向けられてきた言葉を無視して駆け足で玄関を通り抜けて外へ出る。
「ちょっと待ってよ」
天ちゃんが俺を走って追いかけてきていた、後ろを一瞬振り返るもすぐに歩き始める。
少し経つと
「またあいつらに目つけられてるの?」
と腕にあるアザを見ながら聞いてくる
「・・・」
俺は黙って空を見ながら歩く、空は曇っていて
今にも雨が降りそうだ
妹が自転車で隣を何も言わず横切って行ったので
「さっき和花と何をはなしてたんだ?」
と話題を変えようとするも天ちゃんは察する。
「世間話で盛り上がっちゃっただけだよ」
気まずい空気の中天音は俺に問う
「なんで私に相談してくれないの?心配なんだよ?、優ちゃんはそれでいいの?」
俺は何事もないかのように言う
「俺は平気だよ、少し殴られるぐらい道場でも当たり前だし」
と最後は微笑みを浮かべて言い終わって気づいた、天音が泣いていたことに。
「優ちゃんが苦しむのを見てるのはもう嫌だよ」
彼女の涙が落ちて音が鳴る、心臓に痛みを感じ胸倉をつかむ、いつからだろうかこんな事に
なってしまったのは。俺はそう頭の中で思った、なぜ彼女が自分のせいで苦しまなきゃいけないのだと
彼女の涙が消え去るように雨はそっと降ってて、天音の泣き声につられて周りに人が集まり始める。俺は天音の手を握り歯を食いしばりながらそっと引っ張るように雨宿りできる場所を探す。
初めての小説なので改善を試みて少しずつ進歩を遂げて行きたいなと思っています、誤字は多く意味が不明な個所があるかもしれませんが応援していただければ幸いです。
比較的早めに投稿したいとおもいますがあくまで趣味なのて費やせる時間はそう多くありません、
作者コメという感じで皆さんに一歩多く近づければいいなと思っております。
特徴が分かりやすいようにちゃちゃっとキャラ紹介をします。
キャラ紹介のほうがないかもしれません(笑)。
|夏冬優也≪なつふゆ ゆうや≫
この物語の主人公。いじめを受けている自覚があるがたいして気にしていなく友達のかわりに自分がいじめにあっている事を幸いに思っている。勉強は得意ではないが赤点はとったことがなく、努力をするのが得意であり天音の実家にある道場で天音の父|春泉小五郎≪はるいずみ こごろう≫の影響を得ながらの夏冬流の武道を父の残した代々伝わる本から学んでいる。年齢は16歳で11月生まれ身長は174cmで短い黒髪と道場で鍛えてある体を持つ、左脚には怪我を小さいころから持っており毎日歩く事でリハビリを兼ねている。両親を幼いころになくしている。
|夏冬和花≪なつふゆ のどか≫和花の名に反する性格で実に暴力的であるがそれは少しでも兄に認めてもらいたいとおもっているからであり決して人に暴力を振るうのが好きなわけではない。兄の事を尊敬しており、昔から兄と二人で生活しているため何かと天音には冷たく接してしまうが大切な家族の一員だと思っている。年齢は15歳で身長は163cmでポニテの黒髪で胸は小さく彼女のコンプレックスになり果てている。彼女の武術には高い評価がかけられているが彼女は兄には敵わないと言い張り「大会には兄に勝てるまで出ない」と断言している。
|春泉天音≪はるいずみ あまね≫主人公の幼馴染で学校では美人成績抜群と悪いとこ無し、一方実家の道場では天童とまで言わ全国格闘技実践大会優勝経験がある。感情がうすかったが優也の武術を目にして気になり、彼と友達になってから変わっていき今では性格の良さでも有名。優也と百戦七十五勝二十五敗であり優也を稽古相手として認めている。優也の隣に住んでいて道場を控える豪邸に住む。身長は168で長くて黒い髪と綺麗な容姿に胸は大きくまさに完璧人間な彼女は学校ではお姉様扱いされていたりもする。優也に一度助けられておりその頃から優也を心に留めていたりもする。