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06:エターナル

 ……………………………………………。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




「え? 実験打ち切りっすか?」

「ああ、学園編に入って同じ様なイベントの繰り返しになっちまって、これ以上続けても意味が無いってよ」


 それはその通りだと思うが……だったら何で学園なんて用意したんだって話だよな。

 俺達のあの苦労は一体なんだったんだ。


「取り合えず、コイツを使っての実験はもうおしまいだ。

 次の被験者が来るまでは今回のデータを整備するのが仕事だな」


 個人的には学園編のデータはもう見たくないんだが。


「この人、どうなるんすか?」

「さあ? そいつは他の部署の仕事だからな。

 俺達の知るべきことじゃねえよ」


 ま、大体予想は付くけどな。

 元々、まともに生きていけなくなってここに流れてきたんだから、ここでもお払い箱となりゃ行く先は見えている。




「そう言えば、センパイが投稿してた小説はどうするんすか?」

「どうするも何も……続きを投稿出来なくなっちまったからな。

 消すのも勿体ねえし、このまま放っておくしかねぇだろ」

「何だか切ないっすね」

「全くだ、書籍化の夢破れたり……か」


 思えば儚い夢だったな。


「うぅ、奢って貰う約束が消えてしまったっす」

「それが切ない理由かよ……まぁいいや。

 なんか今日はもう仕事する気にならねえし、いつもの天麩羅屋に飲みに行くか?

 流石に寿司とまではいかねえけど、それくらいなら奢ってやるよ」

「マジっすか!? 行くっす行くっす!」

「途端に元気になりやがったな……現金なやつだぜ」

「予想通りエタって終わりか」と思われたでしょうが……後一話続きます。

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いきなり周囲が真っ暗になる主人公(?) 「なんだ、何があったんだ!? ○○!○△!いないのか!! ちょっと、神さま!!どうなってるんだよ! なあ!!」 とか、肉体が死ぬまでずっと何もない暗闇の中で………
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