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05:学園

 セリーナや他の知り合った女の子達と旅をしていた俺は、王都へと辿り着いた。

 旅の途中で王女が盗賊に襲われていたところを助けたため、送ってきたのだ。

 そして、王女の勧めで彼女が入学することになっている学園に俺達も一緒に入学することになった。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




「めんどくせーーーーー!!!」

「めんどくさいっすーー!!!」


 俺達は吠えていた。

 吠えながらも手を止めるわけにはいかず、キーボードを叩きまくっている。

 学園編に突入した途端に急にキャラもイベントも激増して管理が煩雑になった為だ。

 そしてその割にはダラダラと同じ様なことの繰り返しが続くため、苦労が報われない。


「何で冒険者が学校に行くんっすか!?

 ファンタジー世界なのにおかしいっす!」

「そんなの俺が知るか!」


 清水が文句を垂れるが、俺に聞かれても困る。

 基本的に被験者の行動は俺達の自由には出来ない為、被験者が学園に行きたいと思った時点で止められない。

 だったら最初から学園なんて用意しなければ……とも思うが、上の意向なので仕方がない。

 おそらく何れ恋愛ゲームへの展開を行うことも視野に入れての話だろうが、何も同時にやらなくてもいいだろと思う。

 思うが、従うしかないところが勤め人のツライところだ。


「これ、三年分続くんっすか!?

 それに一年毎に後輩が入ってきてキャラの入れ替えとか、勘弁っす!」

「言うな! 気が滅入る!」


 一学年五十人が三学年で百五十人、加えて被験者が卒業するまでに下から後輩が二学年分で百人。

 生徒だけでも二百五十人も居る上に、教師も居るから関係者は更に多い。

 その多数のユニットを上手い事動かしてイベントを進めなければならない……って、やってられるか!




 小説?

 そんなの書いてる暇ねぇっての!

 学園に入って少し経ったところで止まってるよ!

さて、そろそろ展開が読めたでしょうか。

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― 新着の感想 ―
学園襲撃イベントとかやれば、登場人物を激減させられるよ、多分。
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