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素庵日記  作者: 春野一人
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1月14日(土) 晴

 昨晩は日本テレビ「金曜ロードショウ」で、「ALWAYS三丁目の夕日」(2005年作)を見た。かって映画舘で見たものだが、また再び見た。これは、素庵が愛読していた西岸良平の漫画「三丁目の夕日」を原作とした映画であるが、初見したときには原作の暖かい雰囲気を壊さずに、新しい世界を作り上げていると思ったものだ。二年後には「ALWAIS続・三丁目の夕日」が作られて、これも評判がよかった。初作は翌年、「金曜ロードショウ」で放送されたが、今回また放送されたのは、「ALWAYS三丁目の夕日・64」が三作目として公開されるからである。ALWAISが無学な素庵には意味不明であったが、調べてみたら「いつまでも」という意味があるらしい。「ALWAIS」はスピルバーグの1989年作品。これは1943年のアメリカ映画「A Guy Named Joe」のリメイクであるという。これはスピルバーグが十年間暖めてきた愛の名作であるという。

 監督・脚本の山崎貴やまざきたかしは、日本の指折りのCGコンピュター・グラフィックスの実力者で、建設中の東京タワー・上野駅・蒸気機関車・チンチン電車などがミニチュアとCGで表現される。三丁目の住宅・商店・町並みは全てセット、ミゼット・クラウン・家電・調度などは、すべて集められたものだという。であるからして監督がスピルバーグの影響を受けた人であることは推測出来ることである。それゆえの「オールウエイズ」のタイトルとなるのではあるまいか。


 今日は、素晴らしい施設の山中湖の日帰り温泉「べに富士の湯」(700円)に行く。昼頃露天風呂にはいると、幸運な事に今まで曇っていた空が晴れ渡り、富士山の雄姿を眺めることができた。聞くところによると三月末まで「紅富士冬祭り・朝風呂」という企画があり、朝6時から9時まで土・日・祝日はオープンし、食事も用意するとのことだ。ここでは又、ダイヤモンド富士(富士山にダイヤモンドのように夕日が落ちること)が見れる日がある。1月20日前後の数日、15時40分だという!


 富士山が本物だよとゆでオヤジ      素庵


 PS 監督山崎貴は1964年生まれ。13才の時、「スターウオーズ」(ジョージ・ルーカス監督)と「未知との遭遇」(スピルバーグ監督)に出会い、特撮マンへの道を決意したという。1986年株式会社白組(しろぐみ)(社長、島村達夫は東映動画、学研、東京コマーシャルを経て1974年にこの会社を設立)に1986年入社。有名作としては「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を原作とする映画「BALLAD名もなき恋の歌」(素庵映画館で見た)を監督した。また「SPACEBATTLESHIPヤマト」(素庵は宇宙戦艦大和をテレビ放送中一日もらさず見たものだ。映画舘ではヤマトも見た)も氏の監督作である。



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