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素庵日記  作者: 春野一人
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12月11日(日) 晴

 朝食は、きのう買った、長ロングウインナーパンを切ったもの(フランスパンの生地に、ウインナが入っている。石窯いっぱいの幅で長さが決まるという。50㌢に切って売っているので、本来の長さは不明)に栗パンとサツマイモパンを皿に載せて・珈琲をそえる。朝食前は「太安万侶」と「素庵日記」筆。 何日か前、日テレの番組「イッテQ」のメンバーで作ったクリスマスツリーを見に行こうと決めていたので、出かける。それもあるが最近の汐留を楽しみに行くのも出かける理由の半分である。この期待はあたり、早速、パナソニック電工 汐留ミュージアムに出くわした。無粋な素庵もとより、最近の美術館事情などにうとい。この美術館がルオーの絵を192点を所有していること、ルオーの絵も交えての企画美術展をやっていることなどは知りもしなかった。目下、12月20日まで「ウィーン工房1903-1932」を開催中であった。素庵、例によって入館費700円という安さにひかれて、入場。「ウィン工房」の思想は、生活全般を良い趣味の美で包もうというものであったという。この美術展では家具、照明、食器に至るまでの作品が展示されていた。素庵は、そのなかでも、ジャポニズムの影響を受けた、精緻な美しい彩りの七宝焼の皿に見せられた。「ウィン工房」の末期に活躍したデザイナー「上野リチ」は、日本人建築家上野伊三朗と結婚して、この名となった。結婚後京都に移り住んで活動したという。今回はその「上野リチ」の作品が多く展示されている。嬉しいことに、入場者は非常に広々とした喫茶ルームでコーヒー・紅茶を半額の200円で飲むことが出来る特典があり、素庵は「もうけた」と、ご機嫌になり、利用したのであった。モチロン、コーヒーは香り高いものであった。

 そのあと、日テレで「クリスマスツリー」と宮崎駿みやざきはやおの手になる


 

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