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素庵日記  作者: 春野一人
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11月26日(土) 晴

 しばらく、日帰り温泉に行ってない。少し疲れ(飲み疲れ?笑)が、たまっているので、良い温泉はないかとネットで捜す。埼玉県児玉郡に「湯鄕白寿の湯」(上川街渡瀬337-1・電話0274-52-5586・営業10時~23時・最終入舘22時・年中無休・大人700円子小学生以上400円・関越自動車道児玉IC最寄り)に、行ってみた。設備は豪華な物とは言えないが、強調すべきは、その泉質の良さである。正に関東平野屈指であるといえる。なにしろ流れ出た温泉成分がタイルを分厚く覆っている。泉質はナトリウム・塩化物強塩という。しかしそうした事を知っていても役には立たない。ちょうど昼頃であったが、その時地元の長老達がたまたま素庵の入った野天風呂に入っていた。堆積する、温泉物質に驚きの声をあげた素庵に耳を止めた80歳の長老が、語りかけてくれた。

「あの、千枚田のような堆積はね、ほとんどが十年前にここが始まったときのものでね、今は温泉を大分薄めているんです。余り濃いと身体に悪いと言うことらしいですな。そうして湯温も38度ぐらいに下げて、長湯して身体に効くようにしているということです。私は身体がぎすぎすしたり痛くなるとここに来るのですが、その後数日は痛みがとれて体調がいいのです。他にもっと綺麗な良い施設があるのですが、結局ここに戻ってくるようです」素庵、これを聞いて驚愕。家の近くに、こんな温泉があったらいいなあと思うことしきりであった。食事どころの甘たれ豚丼は、そばがついて980円、天丼・うどんセットは880円で大変美味しかった。帰路は、道の駅いちごの里よしみ(埼玉県比企郡吉身町)に寄る。おお。ここは伊豆に流されていた源頼朝を支えたが、執権の北条氏に族滅された比企氏の土地だと、素庵「怒濤の歌・鎌倉幕府第三代将軍実朝の青春・銀杏は見ていた」(読もうという勇気のある方はネット 小説を読もう 春野一人 で検索してください)の作者であるから、感激する安っぽい男である。柿・ネギ・ゆず・ホウレンソウ・アイスプラント(周りに露のような氷粒のようなものがついている。シャリシャリした歯触りで、ちょっと山菜のような旨さがある)・やつがしら・ミカン(愛媛柑Lサイズ450円3箱)買い込んだ。

 午後6時より、もとの会社の仲間と8人と飲み会。チゲなべ・さしみ・煮物・焼きそば・ビール・生グレープフルーツ割・カラオケである。4千円会費なり。


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