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素庵日記  作者: 春野一人
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11月13日(日) 快晴

 昨日は、太田フェスタ(大田区の区民祭)で、書き残した事がある。福島の物産コーナーで、しこたま野菜などを買い込んでから多量の野菜をぶら下げて、移動し、子供達のチアダンスを見た。子供はこのように活発に身体を動かすべきだと、素庵一人で納得している。昼に近い。次の会場では、つきたての餅で作った、あんころ餅(アンコも自家製)とおろし餅各200円を、わが山の神のために買い求める。素庵は焼き鳥4本400円と中サイズ生ビール300円、きゅうり一本漬け200円にて、最上のセルフ居酒屋を開店したのであった。さらに生ビールをお代わりした後、場所を移動、百人ほどが参加しているフリマを冷やかしたあと、さらに次の会場に、韓国の人々が開いている売店でチゲ300円(非常にうまい!)釜揚げ、さぬきうどん300円(本格的であり、これもうまい。味付け程度に少々の濃いつゆがかかっている)さて、最後はボートレース場の方に移動する。ここでは、大森の海苔問屋が即売会を開いている。イベントに「海苔産地品定め」というのが行われており、野次馬のわが弥次喜多夫婦はこれにチャレンジする。三河海苔と有明海苔と江戸前海苔(東京湾・千葉・木更津&富津産)を判別するのである。人にはとりえがあるものだ、大食だけが芸だと思っていた山の神が、それを言い当ててしまった。素庵は江戸前が判別できたのみで、三河産と有明産を間違えてしまった。東京湾産は、風味がすぐれており、貧乏素庵家ながら、日頃、一点豪華主義で愛用しているから、(淺草仲見世通り近くに、淺草海苔の名店、いせ勘あり。台東区浅草1-36-2享保二年1717年開業の老舗で、淺草海苔=東京湾の海苔を鋭意販売している。生意気にも素庵は、雨漏り家に住みながら、たまに買い求めるのである)味が解ったのであった。ここで江戸前海苔全形10枚400円(通常560円)を2丈買い求めた。

 さて、「ダ・ヴィンチ・コード」読み終えたので、今度は高木彬光作「古代天皇の秘密」を読み始めた。「成吉思汗の秘密」で有名な、神津恭介シリーズの一つである。高木氏の歴史に対する高度な思考力が、古代にどのような照明を与えているか、期待大であり、楽しみは非常に大きい。



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