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素庵日記  作者: 春野一人
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11月12日(土)

 「ダ・ビンチ・コード」読了。これから読もうと言う人は以下の事を読まないほうが良いと素庵は警告する。なぜなら素庵は明らかにストリーに言及しているからである。(笑い)主人公が悪人の追跡を、才知ですり抜けて、与えられた地図ヒントをもとに辿り着いた場所で得たあらたに得た地図ヒントを守りながら、遂に宝にいたる、宝さがし探偵小説といったイメージだ。しかし得た宝というのが一円玉ぎっしりの宝箱だったと言うような、「なんだかなー」という初歩的ミスを犯している小説であった。この本が、かくも読まれたのは、内容が漫画的であるからであろうか。これは売れたからといって良い作品とは言えない例である。いうなればミステリーやSFは謎で読者を引っ張って行く一面がある。この作品では謎解明が全く不十分である。考えてみれば、作者のダン・ブラウン氏は、通常の作家なら、当然所持しているはずの結論の明確なイメージを用意していなかったように考察できるのである。素庵は、この作品に関して、こう言いたい「時の娘」を身よ!「成吉思汗の秘密」を見よ!と。さらに言う、春野君の「鎌倉幕府第三代将軍実朝の青春」を見よ!と(これは手前味噌)。


 さて、早朝から朝までに「ダ・ヴィンチ・コード」を読み終え、昨日の御飯が残っているので、御飯・生卵・ハム・昨晩のもやし味噌汁の朝ご飯とする。山の神は、そうこうするうちお目覚め。今日は、三十代の出戻り息子、大田区協賛のオオタ・フェスティバルのスケボーコーナーのお手伝いということで、持って行く500ミリリットルの魔法瓶に充たすべく、朝の分も含めてホットコヒー1リットルも作らされる。(我が家はコーヒーメーカーなどはない。普通にドリップで作るのである)

 大田区平和島周辺が会場であり、素庵夫妻も、40分ほどかけて自転車で遊びに行く。(寝たきりにはなりたくない!健康のためである)、地元の商店街、団体などが心をこめて出店していて、商業化した川向こうのわが市の工夫のない市民まつりには見られない魅力である。早速眼に入ったのが、原発の風評被害に遭っておられる福島の農業の皆さんの売店。愚庵・愚妻、安いものには眼がない、いずれも市価の半値!ジャガイモ・ネギ・玉コンニャク・きゅうり・トマト・リンゴ・梨・インゲン・ほうれん草・会津まんじゅう・山ぶどうジャム・カブ・などなどたくさん買い込んだのである。およそ1キロにわたる会場を、荷物を持って歩くのが、身体に良かった!(トホホ)。さて明日もやっているので近在の方にはおすすめであります。ぜひ福島の野菜を買ってくださいませ。 P・S 買い込んだ野菜のうち、カブは肉あんかけにしたが絶品であった。


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