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素庵日記  作者: 春野一人
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11月11日(金) 曇り

 今日は記念すべき日付である。11・11・11である。つまり2011年11月11日である。これを期して、電鉄会社は記念切符を出し、恋人であった人々が結婚届けをだすという。結婚記念日を忘れて文句を言われる素庵などは、こんな日に結婚届けを出すべきであったのだ。さて、本日は国会で野田首相がTPP参加問題で野党から猛烈な攻撃にあっていた。そして午後八時過ぎ首相官邸において、参加についての交渉に入る事を明らかにした。素庵なども、この件に関しては、前に進めるべきだろうと思っている。無関税になれば農業・牧畜業は海外の安い農作物との競争に晒される事は眼に見えている。かといって工業製品輸出に高関税がかかる現状のままでは、国内の工場は、海外に流出する一方となるだろう。まして日本の人件費の高さは、諸国にくらべるとひどく高水準であるから、なおさらである。農業も牧畜業も工業も漁業も観光業も興業もサ-ビス業も、産業は元気であって欲しいものだが、やはり後退ではなく前に進む試練をうけなければ、良い方向には進まないのではないだろうかと思う。そうでなければ、いまの日本のひどい閉塞状況は打ち破れないのではないだろうか。

 

 さて、古事記執筆者、太安万侶おおのやすまろについての創作、いまだ手つかずである。というのも、ダ・ヴィンチ・コードの読書に入り浸っているからである。この後に、高木氏の「邪馬台国の秘密」「古代天皇の秘密」も読まねばならない。その道の先に、素庵の作品が生まれてくると言う予感があるのである。さて夕食、昨晩はおでん、今日はかきフライ・キャベツ千切り・缶詰のアスパラガス・もやし味噌汁・イカの煮付け、白菜ゆず漬け物、純米酒一合である。

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