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国民の敵厚労省
10月14日 厚生労働省は10月11日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会で三つの案を提示した。厚労省は年内に改革案を取りまとめる予定だという。三つの案と言うのは、①厚生年金の支給開始年齢を3年に1歳ずつ引き上げるというスケジュールを「2年に1歳ずつ」に前倒しして、65歳にひき上げる。②厚生年金を65歳まで引き上げた後、基礎年金も支給開始年齢を3年に1度引き上げて、最終的には68歳支給開始とする。③2年に1歳ずつまえ引き上げを早め、さらに2年に1歳ずつ引き上げて、基礎部分も含め68歳支給開始とする。
これに先立つ、六月の民主党の社会保障に関する論議では70歳までの引き上げに言及した論もあったと言う!
こうした正に逃げ水といわれる、詐欺まがいのことが、いとも易々行われる事に素庵は怒りを感じる。
こんな事では、年金に対する国民の信頼は低下する一方ではなかろうか。財源が足りないと言うことで、このような論が、慎重な国民的議論もなく発表されて良いものであろうか。やはり民主党もだめだ。