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素庵日記  作者: 春野一人
19/179

11月8日(火) 晴

 朝方は小寒いが、日中は平年より暑い日が続いている。入手した「ダ・ヴィンチ・コード」は文庫本300ページほど上・中・下・三分冊である。面白くて、すでに上巻を読み切りそうである。「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいるのは面白さもあるが、これも一種の歴史ミステリーであるからだ。巻頭に以下の様に、挑戦的に書かれているのはすごい。


 事実  シオン修道会は、1099年に設立されたヨーロッパの秘密結社であり、実在する組織である。1975年、パリの国立図書館が「秘密文書」として知られる史料を発見し、シオン修道会の会員多数の名が明らかになった。そこにはニュートン・ボッティチェルリ・ユゴー・ダヴィンチの名が含まれている・・・。

 

 ヴァチカンに認可された属人区(素庵注・地域を主体とした教会制度と異なって、職業などによって、地域を越えた種々のカトリックの分組織、代表者をもつ)であるオプス・デイは、きわめて敬虔なカトリックの一派だが、洗脳や強制的勧誘、そして「肉の苦行」と呼ばれる危険な修業を実施していると報道され、昨今では論争を巻き起こしている。オプス・デイは、ニューヨーク市のレキシントン・アヴェニュー243番地に、4700万ドルをかけて本部ビルを完成させたばかりである。


 この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている。




 なにか、カトリックに、ざわざわした動きがあるように感じられる一文である。




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