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素庵日記  作者: 春野一人
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そごう横浜店 老舗和食店大和屋でコスパランチは感動的でした!

 弟が入院中、午前中見舞いして、帰りに横浜を通るので、そごう横浜店内の和食「大和屋」で、恐妻と昼食をとることにした。

 大和屋は明治十年大阪宗右衛門町で芸者置屋(芸者を料亭などに出す、芸者を何人も抱える店)として開店し、明治45年には料理部も開業した店だ。

 以前から評判は聞いていたが、利用する機会がなく、そのままになっていた。給料前でお金もないが、カード払いなら貧乏素庵でも大丈夫。ましてランチならと、お店に向かった。

 お昼の献立として、二段重の料理「隅切すみきり」3780円(税別)があった。この品格の店としては手頃なので入店。二部屋ある貸し切りの部屋からは、ビル内に造られた日本庭園が眺められるが、その他の席から庭は眺められない。しかし、テーブルとテーブルの間は高級旅館のように広々と空間が設けられており、のびのびとしている。「隅切」献立は次の様だった。


 先付け  白和え(柿・椎茸・クルミ・ほうれん草・人参)

 二段重  ブリ刺身 とり味噌田楽(大根・カボチャ・シメジ・水菜 ・ゆず味噌) 

      そぼろ牛肉山椒煮 サツマイモとエビのしんじょうあわせの揚げ物

      サワラ焼き物 大葉入だし巻き卵焼き 白菜と昆布のお新香 

      大根なます アオサ味噌汁・大釜炊きご飯(お代わり自由)

      デザート 黒糖寄せ安倍川餅


 以上の献立に、私はボージョレグラス(1000円) 純米酒一合弱(800円)妻は梅酒一杯(800円)を注文した。

 ご飯は大釜で炊いた、もっちり、つやつやの新米で極上。料理それぞれは、良い出汁で造られた一級品。

お作りのブリ刺身で頂くご飯はどんな寿司屋もかなわない感動的なうまさだった!アオサ味噌汁は、格別に身にしみわたりお代わりした。ボージョレ・純米酒・梅酒はいずれも上級品。デザートも美味い!

 以上しめて二人で一万円は、すごくコスパだった!


 鱗雲 グルメにわれも 誘いけり   素庵


 

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