2015年7月19日 横浜高島屋で優れもの買う!
梅雨が明けた。台風通過直後なので、湿気も高く、うんざりする暑さだ。ぐうたらな素庵は、先週「アド街」でやっていた十条駅前商店街行きを早々とあきらめて、行く先を変更した。
今、横浜高島屋では『 匠の心、熟練の技 ・ 第六回現代の職人たち展』が、行われている。(20日まで)エアコンの効いたデパートをぶらつくのは悪くないので行くことにする。
高島屋八階の催事場には日本各地から、切り子硝子の匠・船箪笥の匠・軽井沢家具の匠・ツゲ櫛の匠・鼈甲細工の匠・象牙細工の匠・竹細工の匠・帆布縫製の匠・水晶細工の匠・印伝の匠・竹家具の匠、等々がやってきて店を開いていた。
ひやかすだけの人、素庵は、観るだけよの雰囲気を濃厚に漂わせながら50店ほどの出店を見て回る。なかな良い物があるなと観てゆくうちに、帆布の匠のところにさしかかる。帆布はもとは、帆船の帆布であることは無知な素庵でも知っている。
この店で帆布製の、肩掛けバッグが目に入ってしまった。色はオレンジ色、サイズは縦25センチ横20センチ、マチが10センチだ。デザインが良い!しかも値段は9500円、これなら貧乏な素庵にも買えそうではないか!ちかごろブラブラ歩きの時の気楽なバッグを探していた。バッグに入れる物は、キンドル・文庫本一冊・手帖・カメラ・専用フラッシュ・ハンカチ・ティッシュである。
また衝動買いをしてしまった。なにが冷やかすだけであろうか!しかし、この買い物は成功だった。家に帰ってきて、PCで調べて見ると、この商店がビンテージであることが解った。それは以下の通り。
工房HOSONO
大正元年(1912) 細野防水商店として神田に開店
昭和11年 日本最初の海外登山、立教大学山岳部による「ヒマラヤ登山隊」のテント・リュ
クサック・衣類の製造、納品をする。
昭和12年~37年 日本山岳隊「マナスル登山隊」のテント・リュック・登山用衣類・スキー衣類の
製造、納品をする、
昭和31年 南極観測隊のテント・衣類・リュックの製造、納品をする。以後日本隊・アメリカ
隊・ニュージランド隊の納入は現在に到る。
◎製品は現在も特殊防水加工(パラフィン加工)されている。
衝動買い、損なばかりは するものか 素庵
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