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素庵日記  作者: 春野一人
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問屋街の格安セールと高知アンテナショップの鰹藁焼きたたきランチでご機嫌!格安セールは6月5~7日もあるでよ!

 素庵夫婦は、岩本町・東神田問屋街が主催する「ファミリーバザール」が大好きである。デパート納品の高級衣類が格安で販売されるからだ。

 三十年前、問屋街の家族向けのセールとして、売り残り品を格安で販売したのが始まったが、評判が良くプロでない、一般客も集まるようになったそうだ。

 大通り横の問屋街の道を、通行止めにして、およそ500メートルの両側に、老舗の問屋が、アウトレット品を問屋の見切り値段で積み上げている。横町にも、食べ物の屋台と雑貨問屋がひしめいている!

 相変わらず貧乏な素庵夫婦だが、財布をさかさまにして、ありがねはたいて、買い込んだのは、素庵の半袖シャツ4枚・恐妻の白レースの夏用カーディガン・半袖シャツ二枚などであった。シャツなどは一枚500円の物もある。カーデイガンはデパートで買えば三万円はしそうな美品が九千円という安さだった!

 バザールはJR秋葉原駅から南東に十分ほど、神田川に沿った沿った問屋街で行われる。

さて、納得の買い物を済ませて、昼食を食べようと、銀座に向かう。銀座一丁目、京橋に近いあたりに、各県のアンテナショップが目白押しで、今日の目的は高知のアンテナショップ二階のレストラン「土佐DAININGおきゃく」である。

 このレストランのランチには、「豪快!カツオの藁焼きたたき・野菜たっぷりポン酢添え」というのがある。目の前のオープンキッチンで藁をボウボウと燃やして藁でカツオを焼き、たたきに仕上げてくれる。厚切りカツオ五きれに、玉ねぎ・ニンニクスライスを添えて煮物がつく。ご飯・味噌汁はおかわり自由だ。お値段は1400円、カツオのたたきは香ばしく非常に美味であった!あわせて素庵はよく冷えたヱビスビール中瓶、恐妻はブンタン焼酎サワーを飲んだ。


 衣食足り 礼節しらない 親父おり   素庵


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