映画「ビリギャル」見た。
映画「ビリギャル」の評判が良いので、日曜日に見に行った。見る前のイメージでは、「キャピキャピした女の子が、数々の偶然で慶応大学に入学できた!」みたいなイメージを持っていたが、伊藤淳史演ずる塾教師が、いうならば納得の指導で、偏差値を上げてゆくという真面目なストーリーで好感が持てた。私学に通う、最低成績の学年ビリのギャル姉ちゃんが、どのように成績を上げてゆくかは見物である。当然ながら、様々な障害にぶち当たるが、塾教師の知恵とアドバイスで乗り越えてゆく・・・
結局この作品は、すばらしい感動作で見て良かったと思える作品だった。このように思いがけない出会いがあるから根拠のない思い込みだけで、映画を見ることやめてはならないなあと思う。
ハズレ作を見たくなかったら、公開後の評判をみて、判断しても良さそうだが、しかしすごいハズレ駄作を見ることは、創作に手を染める素庵などにとっては、すごく心安らぐ事なのだ。
つまり、こんなのだったら、俺でも書けるという変な自身がむくむく湧いてくるからである。かって観た映画で「アマゾネス×××××」と言う作品があった。これがひどかった、男と戦う、色っぽいアマゾネスが戦って滅びるだけの話だった!こんな最低の作品を見ると、だれにだってむくむくと創作欲が湧いてくるに違いない。
今はやりの言葉で言えば「残念な作品」は、それなりに存在価値があるのである。
こりゃひどい残念作はわがこやし 素庵