紀元前二世紀・日本最古の銅鐸、淡路島で発見の朝刊に驚いた!
朝起きて、今朝の読売朝刊を何気なく見ると「紀元前二世紀最古の銅鐸群」という記事が載っていて腰を抜かすほど驚いた!
これは兵庫県教委と南あわじ市が五月十九日に共同で発表した。記事によれば、見つかった銅鐸は七個で高さは二十センチから三十センチ、絵画が描かれておらず、Aという字に似た銅鐸の先端部Áの点の釣る部分の鈕の断面が◇(ひしがた状)で、全国で十一例しか発見されていない紀元前二世紀ごろの最古のものだという。
発見された七個のうち、三個には舌と呼んでいる長さ八センチ~十三センチの青銅の棒がついていた。
いやあ、これに素庵は驚いた驚いた。素庵は淡路島はイザナギ・イザナミの神が最初に生んだ子であるという古事記・日本書紀の記事になぜかなと言う疑問を持っていたが、この疑問が解けた思いである。
銅鐸は、天皇家の祭器ではなく、出雲王朝の祭器であるというのが素庵の考えだ。出雲王朝は古事記の記事に長々と引用されているように、大和王朝に先立つ、王朝であった。
この銅鐸が埋められた紀元前二世紀には、大和王朝は存在しておらず、邪馬台国も四百年も後の王国なのだ。
これを埋めた者はだれだろうか?おそらく出雲王朝を作り上げた小国の王ではあるまいか?記紀が淡路島を国土の最初としている伝承は馬鹿に出来ない!面白くなってきた!
淡路島 古代を秘めた 夢の島 素庵