カード生活はやめた!
つらつら考えるに、我が家の収入は、そんな悪くはない。それなのに月末の支払い時期になると、支払いが多いのは、おそらくカード支払いが多いという生活スタイルのせいではないだろうか。
行楽やモールで、欲しいものがあると「ああカードで払おう」と買ってしまう。これが、昔のように現金のみの生活なら、手元にお金がないなら貯めるか借金せずには買うことができない。「ないものはない」のである。
カードがなければ、買い物、外食はいつも、財布の中身と相談ということになり、消費に歯止めがかかることは間違いない。物の値段に敏感になり、高い外食は、安い外食に取って変わり、数ヶ月後の支払いは、間違いなくスリムなものになるはずだ。
JRのビューカードはスイカ機能を兼ねていて、スイカ残高が少なくなると、自動的に三千円がビューカードから入金される。したがって、感覚としては、ただでバス・電車に乗れているような感じである。しかし二ヶ月後には一万五千円ほどの支払い請求が必ず来る。
我が家から最寄り駅までは二キロの距離がある。ただ気分であるから、バスに乗ってしまう。バス代往復で420円。この支払いが月に一万円ほどになる。
良い季候なので駅まで三十分歩いていけば健康にも良いのに、バスに乗ってしまうのは、おそらく、ただ気分のスイカが影響している。この路線は五倍の遠方でも210円の料金で、素庵もともと不公平に思っているが、「市の政策」で均一料金に設定されている。
2キロ210円の高さは、現金を使うとき馬脚を現す。したがって、素庵は今日から、カードを持たない生活をしようと思う。
生活がカード使用で水ぶくれ 素庵