新作映画「小川町セレナーデ」を見た
世間は三連休、連休一日目の今日、映画「小川町セレナーデ」を見た。シネコンではなく、新宿角川シネマと、ここ川崎チネチッタで10月4日より上映されている。
川崎駅前には109・東宝・チネチッタというシネコン・映画街(チネは昔からある映画街でシネコンではない)があって、その総館数は50を越えている!
また、川崎市北部には、今村昌平監督が発祥の「日本映画大学」があり、市も協賛する、「しんゆり映画祭」も毎年開催されている。
こうした、「映画の街」といった環境の中で、2013年この映画を製作した「かわさき街おこしシネマプロジェクト」が発足したそうだ。
素庵、川崎区の住人であり、かつまた、そのむかしは映画監督ならんと人生の最初を、ある新聞社系の映画会社から仕事の世界に船出したが、人生の夢余りにありすぎて、そこを離脱し、ついには監督にならんとする夢も失われてしまった。(ああ!)・・・そんな経歴もありながら、なんの情報も知らなかった。
まあ、知ったところで群れるのが嫌いな素庵には何もできなかったに違いないが、映画の主セットになった「スナック小夜子」が、素庵の自宅から200メートルにある空き家のスナックであったのには実に驚いた。
さて、映画の内容と言えば、おかまとのあいだに子供ができてしまった女が、シングルマザーとしてスナックのママをしながら女の子を育てるという話である。
大きくなってきた娘は母の仕事が、女の色気を売る、スナックであると知って、だんだん母を嫌うようになる・・・
あとはネタバレになってしまうから、このあとのストーリイは書かないが、見終わった後にじんわりとした、感動が得られる良い話にできあがっていた。
あの店が映画舞台か驚いた 素庵