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素庵日記  作者: 春野一人
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今日、出雲王朝と大和王朝の挙式

今日、高円宮典子さん(25才)と千家国麿さん(40才)が結婚された。典子さんは昭和天皇の弟のお孫さんで、千家さんは、出雲大社の宮司さんで、かの天照大神の弟の天穂日命あめのほひのみことを祖とする、出雲大社、禰宜ねぎ、最高神官の長男だ。

 したがって天皇家も千家家も天照大神の子孫と言うことで、「九州王朝伝説は本当か?」を春野一人というペンネームでキンドル連載中の素庵にはまさに驚きにして慶賀の至りであります。

 さて、春野は、かの作品中で、天照大神を卑弥呼だと考えている。卑弥呼は魏志倭人伝によれば景初三年(238年)中国に最初の使節を遣わしたとある。

 つまりお二人の結婚は、1800年の驚くべき歳月を隔て、再会した血筋の物語という色彩に彩られて、なかなかのロマンではありませんか!

 

 日本書紀によれば、アマノホヒノミコトが出雲国に遣わされた事情は以下のごとくだ。


天照大神以上の最高神、高皇産霊神たかみむすびのかみは孫のニニギノミコトを立てて、天の下の君主にしたいと思われた。しかし、その国は、蛍火のような神やハエのように騒がしい良からぬ神がいる。草木までぶつぶつ物を言う。そこでタカミムスビノ神は多くの神々を集めて尋ねられた。

「私は天の下の国の良くない者を平定しようと思うが、誰を遣わすべきか?」と。

 神々が言うには「アマノホヒノミコトは大変優れた神です。試されてはいかがでしょうか?」と。けれどもこの神は、オオアナムチノ神(大国主命)にへつらって、三年たってもやり遂げずで帰ってこなかった。


・・・こうして神々は天の下の国に、様々な使いを出して平定しようとするが、成功しなかった。とどのつまり、フツヌシノ神、タケミカズチノ神二神を出して、天の下の国(出雲王朝)に、国譲りを迫って、成功させた。


つまり、千家さんの祖のアマノホノヒノミコト神は、天孫として最初に出雲王朝に同化されたのだ。それゆえ千家さんの家系は出雲王朝と邪馬台国の合流のたまものと言える!その千家さんの血筋と大和王朝の血筋がふたたび合流するのはすごい!(古代、大和王朝は出雲の姫を嫁とはしているが・・・)


    

        古代史が今日に繋がる凄さかな    素庵


 



      




 

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