台風接近中 ヘミングウエイ 海流のなかの島々を読んで・・・
台風18号接近中で、曇り空。朝方、ヘミングウエイ『海流のなかの島々・下巻』を、読んでいる。この作品、一人の飲んだくれの中年画家が主人公。
この老画家は、若い頃は貧しかったが、今や名の知れた画家となって、フロリダから東の海上80キロほどの小島ビミニ諸島でエンジン付きのボートを持って創作のかたわら釣り三昧の生活を送っている。二度離婚しており三人の男の子供がいる。子供達はこの真っ青なバハマの海に夏休で帰ってくる・・・という話の進展である。
ブルーに染まるメキシコ湾岸の美しい島々!そしてまたへミングウエイ自身と思われる画家の豊かながら荒れた心!・・・自殺したヘミングウエイの心の風景ではないかという描写は素庵を強く掴んで放さないでいる!
さて、読書を中途でやめて、山の神と特養に入所している母を自転車で訪問したあと、そのまま多摩川方面にサイクリングに出かけた。
多摩川河口にかかる大師橋東京側至近には我が家愛用のお店がある。ここは本来、羽田佃煮『大谷政吉商店』の工場であるが、平日・土曜日(日曜休)は販売コーナーもあって、ひどく安く佃煮が手に入る。
ちなみに、炊き込みご飯用に遣うために買った『若炊あさり佃煮』は180グラム780円と格安。そのほか『富貴豆』『いわし山椒煮』『くるみさくらえび』『さんま黒胡椒』『かりっとわかさぎ』『いわしマリネ』を買った。ラッキーなことに毎月土曜サービスというので、しそ昆布25グラムをいただいた!
佃煮を安く買おうとチャリ散歩 素庵