2013年7月18日(木) キンドルで売ってはみたけれど・・・売れない!
キンドル・ダイレクト・パブリッシングサイトにログインすると「レポート」というクリックがあります。すると今月の販売数や収入が表となって出てきます。
・・・残念ながら、買った人は素庵さん一人でした!(こわばった笑い)
発売から二日目、200円という値段、知名度のなさでしかたがないかというところですなー。しかしキンドルのキンドルストアで検索すると「紫式部日記」というタイトルでは3作品があるのみです。一作は小説で二作が私の「やさしい紫式部の日記・200円」と山本淳子さんの「紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典(角川ソフィア文庫)・560円」ですから絶望はまだ早いというところですか。山本さんはれっきとした平安文学の研究者で、そのため本も原文を載せたうえで、研究所的なデアル体の現代語訳です。また詳細な説明文も盛りだくさんです。(岩波文庫の紫式部日記はキンドルで売っておりません)
素庵の本は欄外の説明文一切無し、必要なことは本文に(注・・・)として書いてしまっている読み切りタイプです。ですので 「待てば海路の日和あり」 ということですか。
作品をキンドルの書籍に変換してみると、素庵め校正のミスが目立っています。これは訂正して第二版として出すべきだと痛切に感じているのです。