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素庵日記  作者: 春野一人
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2013/06/16 箱入り息子の恋 舞台挨拶

 6月16日(日曜日)


 今朝は雨。梅雨時だからこれが当たり前。最近の異常気象続きに、当たり前の気候にも心慰められる。

昨日11時から川崎ラゾーナ109シネマで映画「箱入り息子の恋」の上演のあと、監督・主演男優・主演女優による舞台挨拶が行われた。

  早くから舞台挨拶のイベントが行われることを知り、ネットで予約した。八日の朝、午前0時予約開始は普段は10時に寝てしまう朝方の生き方をしている素庵にはきついものがあったが、チャレンジ、前の方の席をやっと確保できた。

 35歳にして童貞、市役所勤務の出世しない、眼鏡をかけたさえない男がいやいや見合いする。さて・・・という話。

 作品ホームページによれば「箱入り息子」役は「sixty nine」「ノン子36歳(家事手伝い)」「少年メリケンサック」などに出演し、俳優・音楽家・文筆家の星野源。彼と見合いする女性役に夏帆である。主役健太郎の両親に平泉成・森山良子、相手役菜穂子の両親に大杉漣・黒木瞳が出演している。


 定年退職でのんびり生きている「箱入り息子」の家とばりばりのビジネスマン家族「見合いする女性」の家族はどちらも当世的な家族像である。女性は盲目ながら美しい。ピアノを弾く。父親は定時で家に帰るような出世もしない健太郎に愛する娘を託せないと思っている。

 こうした中で女性関係にうぶな健太郎の純粋な愛が輝いて見えた。こういうのを今風、プラトニックラブ(肉体関係を持たない精神的な愛)というのだろうか。

 映画はなにごとにも真面目であった古い時代の純愛のよさが、思い起こされる作品に仕上がっていた。上演後の舞台挨拶には市井昌秀監督(「無防備」にて2008年第30回ぴあフェスティバルグランプリ受賞)と主役両優が登場。まあ映画のイメージと舞台挨拶の本人はずいぶん違うモノだと感じました。





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