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素庵日記  作者: 春野一人
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2013年1月27日 日曜日 深川不動堂商店街

 東京は一日、まさに小春日和。天気に誘われて、以前から行ってみたかった門前仲町の深川不動堂に出かけた。地下鉄東西線門前仲町駅を降りると、すぐ目の前が深川不動堂の門前商店街だ。この商店街は不動堂まで100㍍ほど、さして長い商店街ではないが、近頃はテレビなどでもしばしば取り上げられる商店街なのである。

 参道を歩いた。店頭で日本酒の試飲販売をしている店がある。酒屋かと店を見ると、立ち飲み居酒屋である。看板を見ると「折原商店」。試飲の酒がなんとも旨い!新潟の麒麟山酒造の「しぼりたて生 ぽたりぽたり生 きりんざん」である。ぽたりぽたりだからアルコール17%と強い酒である。720ミリリットル 1500円也を一本買う。レジは十坪ほどの店の奥である。お金を払うときハッと気がつくと、回りは、冷蔵庫で少なくくとも500種の日本酒、果実酒などが並べてある。酒の一本一本に一杯500円などと値札がついている!安いおつまみも沢山ある!おでん1個120円味噌田楽三串200円・・・後は推して知るべしである。

 さてここで、愚妻は甘酒(もちろん銘酒酒粕)二百円。素庵はこれをチャンスととらえ、前記「きりんざん」500円×1、京都純米酒「洛中」400円×1、らっきょ6粒100円×1、味噌おでん三串200円×1。この値段でこの酒とつまみ何という良い店なのだろうか!満足して店を出、少し歩くと今度は「其角きかくせんべい」がある。ここでの注目は「日本一固いゲンコツ『古武士』」と三袋450円という安さのせんべいだ。ゲンコツは「歯が折れるよ!」と言う恐妻のガードを強行突破して買い込んでしまう。安いせんべいは二人納得の購入となる。

 不動堂には百円玉で厚く幸運をお願いして、帰り道、参道出口、地元有名店甘味どころ「伊勢屋」のレストランで昼食。深川丼800円はアサリ、竹の子、椎茸、タマネギを親子丼風にまとめた物。アサリが良い味を出している!これはうまかった!

 本日電車移動中はキンドルで「ジーン・マッパー」FujiTaiyo著 SF。通勤途中、アイフォンで執筆したという、老年の素庵には訳の分からない執筆姿勢で書かれた電子小説である。舞台は2020年バイオテクノロジーの会社に問題が発生する。稲の遺伝子操作プロダクトコンピューターに何者かが侵入したようだ・・・主人公の種子遺伝子設計専門家、林田の朝のベッドに種子会社から電話が入る・・といった面白い滑り出しである。素庵、いまのところ20%のみ読了で、この先を知らないが内容について良い予感がある。目下読書中は「新・平家物語」吉川英治著・「女帝の古代日本」吉村武彦・「神林美智子の生涯」つかこうへい。これらは読了後感想を書きたい。

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