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素庵日記  作者: 春野一人
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10月26日(水) 秋寒 晴

 先晩は、素庵の関係する韓国居酒屋「O」の開店祝いで、午後6時ころより飲み始め、午前様となり我が家に帰還。そのため一日二日酔いに悩まされた。ただボウとして、本も読む気力もパソコンにさわる意欲もうせてしまって、もう酒はやめようと固く決意した。しかし今日になると、酒はほどほどにすべきだと思っていることが変わってしまっている。まさに素庵のだらしなさがもろに出てしまっている。こんな時は「相田みつお」の言葉ではないが「人間だもの」と、うそぶいていよう。

 さて、図書館から借りてきた資料「日本書紀私記」「釈日本紀」「日本逸史」が、今手元にある。吉川弘文館発行、平成11年、新訂増補「国史大系」に前記三書が一緒に記載されている。素庵の調べによると、これらの書について、現代語訳といったような解釈本はないようだ。したがって全文、漢字の原書だけが、この無学な素庵の前に所在なげに転がっている有様である。吉川弘文館に恥ずかし気もなく、電話して、「もっと易しい本はないか」などと聞いてみようと思っている。吾妻鏡などは良い現代語訳を出してくれている出版社だから、庶民の味方であるはずだが・・・。

 さて、この本の他に、先日のニュース・エブリイの出場のお礼に頂いた、日テレマーク入り図書カード500円4枚で新刊小説「下町ロケット」池井戸順いけいど・じゅん著とアマゾンで買った、例の「ベッド探偵」元祖・ジョセフィン・テイの「時の娘」が目の前に転がっている。


 下町ロケットは、その題名からすると、下町の工場の親父が出てきて、おんぼろい人工衛星でも飛ばす話かと思っていたが、イメージとおもいきり違う話しである。しかしながら、非常にドラマチックな内容で面白い。素庵は小説のストーリーを話す奴が大嫌いで、今はなき淀川長治のテレビコメントなどは声を消して見ていた者であるから、ここでは、ストーリーを書くことは、控える。



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