表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/19

親父とケンカ

 ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ…

 今、家で親父と言い争いをしている。ちょっと僕の言い間違えが原因だった。

「なんだとーー」

と、言いながらテーブルをバンバン叩く親父。バダンと大きな音がした。親父がテーブルを掴みひっくり返しているのである。

 手元に有る物を手に取っては、僕を目掛けて投げつけるのである。ペンやハサミやテレビのリモコンやコショウや一味唐辛子の入った瓶や親父が座っていた椅子が…。

 僕は、身の危険を感じた。台所へ行って包丁を持って来て睨み遭う。

「どんな思いして今までお前を育てるんとと思っているんだーー、刺せるものなら刺してみろよ」 

と、親父はさらに怒鳴る。僕は、刺せなかった。

 「育てて!って頼んで無いですけど」 

 と、口答えをする。

 「もういっぺん言ってみろ!」

 そして、親父は僕に近寄って来て、バチンと頬を平手打ちをする。僕のメガネが吹っ飛ぶ、それを親父が拾い返さないのである。

 僕は、灯油の入ったポリ缶とライターを持って来て親父を睨みつけて、

「メガネを返さないと、家に放火してやる」

と、言うのである。

 親父は、僕を睨みつけてはメガネを返すのである。

 そして僕の胸ぐらを掴み、

「この貧乏神!この家から出ていけ!」

僕は、…………。

「わかった、こんなゴミ以下の家なんか出て行ってやる」

早速、財布や免許証やスマホを持ってジムニーに乗って、家を出て行った。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ