想像で作る物語
・白い世界
辺りが暗い中、雨が降っている。
静かな場所でその人間は、一歩を踏み出した。
それから少しした後、その人間の視界が、真っ暗になった。
その人間が目を覚ますと、そこは真っ白な世界だった。
誰もが見たことあるような何かが、あたりに広がっている。
誰もが「死後の世界」だと思うような場所だった。
その人間は、少し安心したかのように表情を変え、方向もわからぬまま足を踏み出した。
その人間が少し歩くと、小さな家が見えてきた。
家の前では、二人の人間が、走り回っていた。
その二人の人間は、少しした後、走るのをやめてしまった。
そして歩いてきた人間は、その二人に声をかけた。
「*****」
その問いに二人の人間は、少し悩んだ後、頷くような仕草をした。
その後人間は、二人の人間に「ありがとう」と言って、また歩き出した。
その人間は、だいぶ歩いた後、大きな木を見つけた。
その木に人間は寄りかかり、大きく息を吸った。
「*****」
そう言ってその人間は、目をつぶった。
・静かな笑み
静かな部屋の中。
とある人間は、お腹の方に強い痛みを覚えた。
その人間は、痛みを感じてからすぐにそちらの方を向いたが、その数秒後、人間は目を閉じた。
その時人間は、笑みを浮かべていたという。
・一人称
友達が大事だった。
傷つけたくなかった。
協力したかった。
絶対に、絶対に、助ける。
後悔はさせない。
俺がやらないと。
絶対に。
・仕事
「A1、今日も頼んだぞ。」
「分かりました、、、」
この仕事をしてから、何年になるだろうか。
毎日毎日、この仕事をする。
正直、やめてしまいたい。
でも、やめられない。
ここに踏み込んでしまったら、抜け出すことはできないのだから。
・独裁国家
その国、は目的のためなら手段を選ばない国だった。
独裁国家 と呼ばれたその国は、ある日もある日もミサイルを打ち続けていた。
ある日、何も知らない旅人がその国を訪ね、こう質問した。
「なぜあなたの国は、そんなにミサイルを撃っているのですか?」
「それは答えられません、国家機密ですので。」
そう答えられた旅人は、その日の晩、国の屋敷に忍び込むことにした。
なぜなら、どうしてもミサイルを撃つ理由が知りたかったのだ。
探索を進めると、たくさんの書類がある場所を見つけた。
その中で、一際目立つ書類の束があった。
「こ、これhッ、、、」
その瞬間、旅人の姿は消えた
その後、旅人を見たという者は、どこにもいなかった。
・森
深い森の中。
鳥の鳴き声、風で葉が揺れる音。
「今の時刻は、、、10時32分か、、、。」
「もう少し、、、、か、、、。」
「偽善、、、、なんて言われるかもな、、、、。」
「でも、、俺としての罪滅ぼしには、、、これしかないんだ。」
「たとえ地獄に落ちたとしても、、、。」
「やらなきゃいけない。」
「あぁ、、、本当に気が滅入る。」
「あの頃は、、、どれだけ落ち込んだっけな、、、。」
「どれだけ悲しんで、どれだけ泣いたことか、、。」
「思い出すだけで悲しくなるな。」
「さて、そろそろ時間かな。」
読んでくれてありがとう。
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