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『異世界ニート』~転移したら幼い女神達と旅に出ることになった件について~  作者: 小町レン
序章 ニートの絆は時空を超える
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始まり、そして終わり。l二

突然、通知音が鳴る。


「……ん? なんだこれ」


 それは一通の非通知メッセージであった。


 引きこもりを極めた俺に届くメッセージは限られている。ゲームの最新情報か数少ないネッ友、大抵は迷惑メールなので無視するが。



 何故だろう。とても気になる。俺は吸い込まれるようにそのメッセージを開けた。


 ___________________________________________


 差出人:二匹のかわいいうさちゃん


 宛先:最強ニートくん


 超かっこいい最強魔法繰り出したいかー!

 超強い仲間たちと旅に出たいかー?

 超かわいい女の子に囲まれて【ハーレム生活】を送りたいかー?!


 ___________________________________________



 なんだ…このよくあるファンタジーゲームの謳い文句の様な台詞は。そしてなんだ最強ニートって……


 そんなことを思いながらも異世界というワードを見て俺の磨き上げた変態妄想が発動してしまう。


 異世界……美女……魔法……美女……異種族……美女……エルフ……美女


「……うん。 やはりいいな、異世界」


 そんな美女の事を思いながら普段無視をするメッセージに返信するのであった。


 ___________________________________________


 差出人:史上最強ニート


 宛先:セールスに向いてるうさ君たち


 そんな世界があるなら俺は()()()()行きたいね。


 ___________________________________________


 迷わず送信ボタンを押す。





 その瞬間。





 俺の居る床に青く発光する魔方陣が無数に浮かび上がる。それは俺を囲うように展開されていた。


「な、なんだこれ……!」


 ーー考える暇もなく、次々と物語は進む。

 


『テレポーテーション!』



 部屋にアニメの美()()キャラの様な声が響き渡る。


「えっちょっまっって……」


 俺の周りに展開された魔方陣は輝きを放ち、部屋が光で満たされた。



「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」



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