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速報。そして予兆。l二

そう言われるとアグネスは、前に出していた剣を鞘に戻し、広場を離れるカルデアの側へつく。


「しかし、まさかイズモ様が直接契約されるとは私も思ってませんでした」


「あぁ、下級冒険者には分からないかも知れないが、今回の一件はおそらく()()()()()()()()()()()()()ような気がする。神々はやけにイズのことを嫌っているからな」


「確かに……特に邪神(ハーデ)様は……」


()()()を口に出すな」


「も、申し訳ございません……」


 カルデアの顔が曇る。


 そして2人はその場を後にした。


 _____________________________________________________________


 同時刻。とある部屋にて、



「ついに【時を司る神(イズモ)】が動き出したか」


火神(ソル)、まさか君の言った通り、本当にあの【弱神(ネアン)】が、契約者(フィリア)を見つけるとは……」


 ロウソクの火が怪しく灯る薄暗い部屋で、2人の男神、火神(ソル)地神(テラ)が会話をしている。


「しかしソル。君は何故そこまであの弱神(ネアン)を警戒するのだ?彼奴(あやつ)の【魔法(トリガー)】など何も攻撃出来ないただのお飾り能力に過ぎぬだろう」


「そう、()()()()()()()。属性には頭を使えばまた違った使い方がある。だから“最弱”と言われる【能力属性】も“最強”になりかねない」


「はっはっはっ……あの馬鹿神がそんな使い方を思いつく訳ないだろう」


「そうだといいが……」


 ___________________________________________


 同時刻 ユグドラシル()()


「ドラセナ。来い」


「はい。お呼びでしょうか邪神(ハーデ)様」


「奴が動き出した。我々もそろそろ動きだそうではないか」


「了解しました。準備を整ます」


  闇に包まれる。


 __________________________________________


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