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シャドウアクティビティ  作者: チョコレート
第1章終わりの始まり
2/2

いつもの日常....

家を出た俺は学校に向かった。

最近の学校は、マジシャン(能力者)を引き受けない学校もあり、マジシャンを引き受ける学校は珍しい。

中学の時、これは内緒なのだか俺の友達がどうしても行きたい高校があるらしくマジシャンと言うことを内緒にしてその高校を受けたのだ。 その後はそいつがどうなったのかはわからないが、バレてない事を、願うしかないな! それほど、マジシャンが通う学校は限られてくる。

俺の通う私立ワシントン学校は、マジシャン、専用の学校だ。 クラス分けは、AからCクラスまであり、能力の危険度など、そのレベルに応じたクラスに入ることになっている。

危険度の計り具合は、簡単に言えば人を殺すことができるかどうかだ!

俺の能力は、火を操ったり、生み出したりできる能力ファイアーだ! これは簡単にやろうと思えば人を殺めてしまう..., もちろんやらないが...

なので、Aクラスだ!

最悪だ俺は別に悪いこともしないのにこんな危険人物だと学校側から思われている....

もちろんBとCクラスの奴らも危険ではないが能力が比較的に弱いもの

例えば...テレパシーなどそう言った能力者がB、Cに振り分けられる。

この学校はどうしてマジシャンなどを引き受けるのか? 中学だった俺は不思議で仕方なかった。

だってわざわざそんなリスクをとる必要がない

そう思っていた俺は、入学式に出て一つビックリしたことがある。 学校の中に軍人がいるのだ。

嘘じゃない! 軍人が常に銃を持って学校を守っている。 軍人は国から送られてきたエリートで発砲許可もあるそうだ。 いかに俺たちが強力な能力を持っているとしても、戦闘経験がないど素人の俺たちは逆らったところで鉛玉で打たれるだけだ。

以前、先生に逆らった生徒がいたらしく能力を使い暴れまわった生徒が足に鉛玉を撃たれた...

こんな事があり、生徒は比較的におとなしい...

学校ではな! 裏で何やってるかは知らないけどね

そんな刑務所みたいな学校だ進んでいきたいなどと思うわけがない

ため息が口から溢れる。

そんなことを、考えた矢先

目の前にうちの制服を着た小柄な男の子が、何やら怪しい3人組の高校生? に路地裏まで服を引っ張られて連れていかれた。

俺は、見て見ぬフリをしようとしたが声が心の中から聞こえた気がした。 助けてーと

彼は、テレパシーか? こんな事を言われて助けなかったら後で教師たちに何を言われるかわからないし、非常にめんどくさい!

やれやれ助けてやるか...頭をボリボリと掻きながら裏路地に歩いて行く。

路地を少し歩いたところに、彼はいた。

遠くから見ると何をされてるのか分からないが間違えなく3人組のおとこに囲まれていた。

男の一人がこちらに気づいたらしく、

おい! そこのお前! 早くあっち行けと手をシッシッとひらひらさせている。

お願い!助けて! 間違えなくまた俺の心から声が聞こえた。 間違えない! テレパシーだ!

テレパシーじゃヤンキー3人組に対抗できなくて俺を読んだんだ。 そう解釈した俺は男の子を守るように3人組の前に立った。

おい!その辺にしとけよ!

俺は少しイラついた声でそう言った。

何だー? こいつ?

ヤンキーの一人は少し笑みを浮かべていた。

いいじゃん! カモが一人増えたし。 こいつからも金奪っちゃおーよー!

おう、そうだな! 何やら俺はカツアゲされているところに立ち会ってしまったらしくおれも金を出せと要求される。

やれやれめんどくさいな....

そー思っていた矢先ヤンキーの一人が俺の制服の胸ぐらを掴む。

おい! 早く金出せ!!!

これにムカついた俺はとっさにあたりを見渡す。

後ろでは、絡まれていた彼がかすかに震えていた

かわいそうに...

よし!誰もいないし、カメラもない! 絶好の場所だな!

少し体に力を込める。 俺の体からはたちまち火が出る

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