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貴女の存在がかわいくて、私はただただ見とれてます。  作者: あんもち
必然デスティーノ
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芽生えた気持ちⅡ

 体育大会当日は、雲一つない晴天であった。多分、前日に鈴ちゃんが作ったてるてる坊主が役にたったのだろう。

  けれど、ティッシュ箱を一つを消費しなくてもいいのではないだろうかと私は思う。

  目の前に見えるのは運動場だが、テントが沢山立ってあった。各クラス一つずつ作った学級旗もセットしてある。

  保護者席には多くの保護者がいる。開会式までまだ三十分もある。けれども、保護者席の八割が埋まってある状況だ。五月後半だが、熱中症にならないかが心配である。

 

「わぁ!!」


  後ろから愛ちゃんが私を驚かした。私はビックリして変な声が出る。

 

「な、なんだ。愛ちゃんか。」

「何だって…私じゃ不満?」

「あ、いや…そういうことじゃなくて。」


  私はどう説明しようか迷う。


「…んー、まぁいいや。とりあえず琴美、行くよ。」


  「どこに?」と言おうとしたが、多分、私たちのクラスのテントのことだろうと思い、とりあえずうなずく。


「集合時間、何時か覚えているの、琴美?」


  愛ちゃんが頭をかきながら私に尋ねる。愛ちゃんは見た目は普通に女の子なのだが、動作がいちいち男の子っぽいところがある。


「集合時間って開会式十分前でしょ?」


  私は歩きながら愛ちゃんに言う。前日に予定は完璧に覚えた。間違っているはずがない。

  すると、愛ちゃんが私に聞こえるぐらいの大きさでため息をした。私は不思議がる。


「それは全体の集合時間。昨日先生が私たちのクラスは三十分前に集合するよって言ってたじゃんかよ。」


  …あっ。


「あと、そっち逆。」


  …うん。


  私、こんなのでやっていけるのだろうか…




  私は結局借り物競争をすることになった。けれど、借り物競争は午後なのでそれ以外何もしない私は暇だった。

  だから、香奈ちゃんと舞ちゃんと屋上に上がった。先生にはトイレに行くと嘘をついて来た。鍵は日直の香奈ちゃんが取ってきてくれた。

  屋上の鍵を開けようとしたとき、鍵が開いていた。屋上の鍵は二本あるので先客がいるんだと悟った。


「や、やっぱり…か、帰りませんか?」


  舞ちゃんがおどおどと喋る。確かに、先客が先生だとしたら私たちは指導を受ける。


「何言ってるの?私が鍵を取りに行った時点で屋上に行くことはバレてるのよ。」


  おどおどとしている舞ちゃんとは違い、怒られると覚悟している香奈ちゃんは、いつも通り仏教面である。たまに何を考えているか気になることがある。今度聞いてみようも私は頭の中で考えた。


「なら、もし先生なら三人で全力で逃げればいいよ。そしたら、大丈夫だよ。」


  私は少し頑張って話した。もう一ヶ月経ったが、まだ慣れないこともある。それが、私と舞ちゃんと香奈ちゃんが一緒に行動するときだ。六人でいるときもこの三人はあまり話題を出さない。鈴ちゃん、愛ちゃん、アリスちゃんが出した話題に乗っかるぐらいだ。

  だから、この何とも言えない空気が苦手だ。


「…琴美ちゃん、足早かった?」


  香奈ちゃんにそう言われ、私は反論できなかった。この三人は運動が苦手だが、私がダントツで下である。いや、この学校の底辺だ。本当に私は運動ができない。


「な、なら…少しだけ扉を…開けてみて…誰がいるか…み、見てみる?」


  舞ちゃんが勇気を振り絞って言った。

 

「なら、ちょっとだけ扉開けるから、香奈ちゃんか舞ちゃんが見てみて。私、視力悪いから。」


  もちろん、見たくないだけである。けれど、視力が悪いのは事実。実際、授業中は眼鏡をかけて受けている。朝早く起きれたらコンタクトをするのだが、最近は朝が忙しくつけていない。


「なら、私が見るよ。この眼鏡、度数が高いから多分わかる。」


  そう言った香奈ちゃんが、眼鏡の位置を調節する。私は一度だけかけさせてもらったが、度数があわず、気分が悪くなったのを覚えている。

  私はうなずき、ゆっくりと扉を開ける。少し開けただけでも、その少ししかない隙間から風が入ってくる。この時期になると、風が少し涼しく感じる。

  その隙間から香奈ちゃんが様子を伺う。舞ちゃんは階段を見ている。先生が来ないか心配なのだろう。


「香奈ちゃん。そこから何が見える?」


  私は扉を少しずつ全開に近づけていく。香奈ちゃんは私の声が聞こえているはずなのに返事をしてくれない。


「ちょっと香奈ちゃん。何が見えるの?」


  私は言い切ったと同時に扉を一気に全開まで開けた。私が見た視線の先には…


「鈴ちゃん、行くよ!」

「了解だよ!」


  鈴ちゃんとクラスメートがバトンパスの練習をしていた。鈴ちゃんの姿が開会式が終わってから見当たらなかった。ここでずっと練習してたのだろうか。

  鈴ちゃんはクラスメートのバトンを受けとると一気に加速したと思えばすぐにブレーキをかける。


  どうしたんだろ?


  私は鈴ちゃんをよく見る。すると、鈴ちゃんの額からは汗が流れていた。地面にポタポタと落ちるぐらいに。

  そして、鈴ちゃんが背中を向けたとき、背中は体操服が汗でびしょびしょになっていた。本当に開会式が終わってから練習したのだろうか。


「ねぇ、鈴ちゃん。」


  クラスメートが鈴ちゃんに話しかける。鈴ちゃんは汗を拭ってその子を見る。


「これ以上練習したら、本番でバテるよ。朝からずっとやっているんだから、あとは本番まで休もうよ。」


  クラスメートの言っていることは理解できる。いくら鈴ちゃんでも、体力には限界がある。本番で限界がきてしまったら、練習した意味がない。

  鈴ちゃんはクラスメートが持っていたタオルを受けとり顔を拭く。よく見ると、息があがっている。

  私は鈴ちゃんのそんな姿を見ていて、胸が痛くなった。私があんなことを言わなかったら、もっと楽しく体育大会をできたただろうに…

  私は我慢の限界だった。これ以上は無理させたくない。

  私が鈴ちゃんのところに行こうとしたとき、香奈ちゃんが私の前に腕を伸ばして行く手を阻んだ。私は香奈ちゃんを見る。香奈ちゃんの目は鈴ちゃんを見ていた。

  私も視線を変え、鈴ちゃんを見る。その時、鈴ちゃんはクラスメートに向かって笑っていた。何故、あの状況で笑えるのかがわからない。

 

「なんで、笑っているの?」


  クラスメートが鈴ちゃんに尋ねる。鈴ちゃんはタオルを手に持ちフェンス側に歩いていった。


「私ね、約束したの。」


  鈴ちゃんはそう言い、フェンス越しで運動場を見る。今は二年生のダンスだろう。この前ラジオで聴いた曲が流れている。


「私、ぜっぇぇぇぇぇ対に一位にならないといかないの。それはね、私のためじゃないの。」


  鈴ちゃんの台詞に私は反応する。自分のためじゃなければ、一体誰のために走るんだろう。


「私はね、この学校で昔の友達と再開したの。だから、その子にいいところを見せたいの!だから私は、ぜっぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ対一位になるって決めたの。…いつも忙しそうで私は何もしてあげれなかったから…少しは元気になってほしいからなって思ったの。…だから、私はその子のために走るんだってね。」


  鈴ちゃんはクラスメートを見る。その時の鈴ちゃんは、笑顔であった。

  私は胸がまた痛くなる。けれど、この痛さは辛いという痛さではなく、張り裂けそうな痛さであった。昨日まで、毎日のように「キスのために練習頑張るからね。」と私に言っていた。私はなにも知らなかった。何も知らずいつも、私は鈴ちゃんに生返事しかしていなかった。

  確かに鈴ちゃんが来てから忙しい日々だ。ゆっくりとできる時間はお風呂か寝る前の三十分ほどのものだ。疲れが溜まってしまい、学校でも休み時間は大抵寝ている。そして、あまり喋りたくないと考えた時もあった。


  実際、帰ってほしいと思ったこともあった。


  けれど、今は違う。私が元気になってほしいために鈴ちゃんは走ってくれる。私は嬉しかった。


「さっ、もう一回やるよぉ!目指せ一位ぃぃぃ!!」


  鈴ちゃんのその声を聞き、私は屋上の扉ゆっくりと閉め階段を下りた。舞ちゃんは私が下りて行くと、それに付いてきた。

  一方香奈ちゃんは、私たちと一緒に下りることはなく、私たちの背中を眺めていた。




  午前の部が終わり、私たちは一時教室に戻りお昼を摂った。けれど、そこには鈴ちゃんの姿がなかった。まだ練習しているのだろうか。

  私は心配になり、鈴ちゃんの鞄からお弁当を取りだした。その姿を香奈ちゃんは見逃さなかった。


「鈴ちゃん…まだ、帰ってこないの?」


  香奈ちゃんの言葉に私は顔を下げ、「うん…」と小さな声で返事した。


「やっぱり、行かないほうがいいよね。きっと練習していて、私、迷惑だよね。」


  私は笑顔を作り、鈴ちゃんの鞄にお弁当をしまおうとする。すると、香奈ちゃんとは別の人物が、私の腕を止めた。アリスちゃんだ。

  アリスちゃんは少し笑顔になったあと、私の腕を離してくれた。


「私なら嬉しいな。」


  アリスちゃんがそう言う。私はアリスちゃんの方に顔を向ける。アリスちゃんは真剣な顔つきだった。


「私なら、絶対に迷惑なんて思わないな。だって、わざわざ私のために持ってきてくれるんだよ。ことみんだって嬉しいでしょ?」


  確かにアリスちゃんの言うことは間違っていない。私自身、鈴ちゃんにお弁当を持ってきてくらたら嬉しい。嬉しすぎる。


「…嬉しい。」


  私はそう呟く。アリスちゃんは鞄に入れようとしたお弁当を手に取り、私の前に突き出した。


「それに伝えたいことがあるなら、相手に直接言わないと、ね。」


  アリスちゃんが言い終わると同時に、私はお弁当を手に取り走っていった。


「廊下は走っちゃいけないよぉ、ことみん。」


  アリスちゃんはそう言うが、私にとってはそれは走れとしか聞こえなかった。

  教室を左に曲がり横の階段をかけ上がる。体力のない私は二階に行くだけでも息が上がる。けれど、私は足を止めずに走った。


  鈴ちゃん…


  私は頭のなかで鈴ちゃんの名前を言う。何回も何回も…

  四階に上がれば右に曲がりまっすぐ走る。向こう側の階段を使えば、屋上に上がれる。

  私は右に曲がる。その時、私は誰かとぶつかり、腰を打つ。


「すみません…ぶつかってしまって…」


  私は腰を擦りながら立ち上がるり、ぶつかった人物を見る。鈴ちゃんだった。


「琴美ぃ…」


  鈴ちゃんは私の名前を言う。私の手元をみてお弁当を届けに来てくれたことに気づいたらしい。


「あ、私のお弁当!届けに来てくれたの?」

「え…あぁ…うん。」


  私は曖昧な返事をする。確かにお弁当を届けに来た…けれど…


  本当にそれだけでいいのかな…


  私はさっきアリスちゃんが言った言葉を思い出す。


 ーそれに伝えたいことがあるなら、相手に直接言わなと、ね。ー


  鈴ちゃんが私の手元にあるお弁当を取ろうとする。けれど、それを私はさっと手を引き、それを背中に回した。


「琴美ぃ、お腹すいたんだよぉ。早くお弁当ちょうだいよ。」


  鈴ちゃんは頬を膨らまし少し怒っていた。私はとりあえず、心のなかで鈴ちゃんに謝っておいた。

  そして、私は鈴ちゃんを見る。鈴ちゃんは私の視線を感じたのか、キョトンとした顔で私を見る。


「あ、あのね、鈴ちゃん。」


  私は少し目線をそらす。心臓はかなりばくばくしている。こうして真っ正面で人と話すのは久しぶりだ。


「練習…してたんでしょ?私のために…」


  私がそう言うと鈴ちゃんは、手に持っていたタオルを落としてしまう。どうやらバレたくなかったらしい。


「私、見ちゃったんだ。鈴ちゃんが…走っているところ…」


  私は視線を少し戻し、鈴ちゃんを見る。その鈴ちゃんは顔を真っ赤に染めていた。そんなにもバレたくなかったのだろうか。

  私が見ていることに気づいた鈴ちゃんは視線を下げる。そんな姿を見てしまうと、次に言いたい言葉が詰まってしまった。最初の一言が言えない。


 ー直接言わないと、ね。ー


  またアリスちゃんの言葉が脳裏によぎる。

  私は覚悟を決めて、口を開けた。


「無理…しないで…」


  鈴ちゃんは視線をあげ、私を見た。私は続ける。


「その…べ、別に鈴ちゃんが一位で戻ってくるなってことじゃなくてね…その…沢山走っているところ…見ちゃったし…」


  私は目をギュっと瞑り、お弁当を鈴ちゃんに差し出す。鈴ちゃんはそれを受け取ってくれた。

  私は目をギュっと瞑ったまま、また話し出す。


「だからね…無理せずに…頑張ってね。」


  私は言い終わると目を開ける。すると、鈴ちゃんは私を見て笑っていた。


「な、なんで笑っているのよ!」


  私は少しだけむきになる。


「ごめん、ごめん。琴美が本気で言っているのがついつい…ね。」


  鈴ちゃんはお腹を押さえて笑っていた。私は本気で言ったことを少しだけ後悔した。

  笑い終えた鈴ちゃんは、私を見つめる。私はそれに気づき鈴ちゃんを見た。


「ならねぇ、琴美ぃ。」


  鈴ちゃんが意地悪っぽく私に話しかける。


「無理はしない。それは約束するよ。…けど…」


  けど?


「そ、そんなに私に頑張って欲しいなら、き、キスしてくれる?」


  鈴ちゃんはそう言うと私の恥ずかしい度合いが急上昇する。顔が赤くなるのが自分でもわかるぐらいだ。


「きゅ、急に何を言いだす…」

「琴美がお願いしてるんでしょ?」


  私が言い切る前に鈴ちゃんが言葉を入れる。私は鈴ちゃんに勢い負けする。

 

「琴美が頑張ってってお願いしてるんでしょ?なら、私頑張るから…その…頑張る気力をさ…私に…ちょ、頂戴よ。」


  鈴ちゃんはお弁当を廊下に置き、私に詰め寄る。ここは四階。教室は移動教室しかなく、今日に限っては誰もいない。先生方もお昼をしているのだろう。

  それに、最初にお願いしたのは私だ。なら、鈴ちゃんのお願いも聞いてあげなければいけない。けれど…


「り、鈴ちゃん?一位で戻ってきたらしてあげるんだから、今は…」

「それとこれとは別だよ…」


  後ずさる私にじわじわと詰め寄る鈴ちゃん。気がつけば後ろは実験室だった。鍵が開いておらず、もはや逃げ場はない。

  私は無理だとさとり、覚悟を決めた。


「鈴ちゃん。」


  私が鈴ちゃんの名前を呼ぶと、鈴ちゃんは詰め寄るのをやめた。


「目、閉じて…。キス…するから…」


  私は鈴ちゃんに命令する。鈴ちゃんは私の言うとおりに目を閉じた。

  私はゆっくりと鈴ちゃんに近付く。そして…


  …チュ…


  私は鈴ちゃんの前髪を私の右手であげ、額に唇を付けた。額からでも感じる鈴ちゃんの体温。さっきまで練習していたのがわかる。額からは汗が流れ、それが唇をたどって私の首筋まで流れていく。

  私が額から唇を離し右手を下ろそうとすると、鈴ちゃんがその手を掴む。私は驚いたが大体の理由はわかる。


「なんで…なんでおでこなのぉ、琴美ぃ?」


 …やっぱり。


  私はため息をつき鈴ちゃんを見る。鈴ちゃんは怒っているのと裏腹に照れている。喜怒哀楽が激しい鈴ちゃんは、言葉が怒っていたとしても顔を見れば、大抵の感情はわかる。


「別にキスは唇と唇だけじゃないんだよ。それに、私は唇にキスをするとは言っていないよ。」


  私は先ほど鈴ちゃんが笑ったのに対して、まだ少しだけ怒っている。だから、私は少しだけ鈴ちゃんに意地悪しようと思ったのだ。


「鈴ちゃんなら一位なんて楽勝でしょ?なら額でも…」


  私は言おうとしたが、鈴ちゃんが掴んだ右手を

 引っ張って私はバランスを崩す。私はそのまま鈴ちゃんを押し倒した。その時、唇と唇が重なった。強引だが、押し倒した私も悪いと思う。


「ンッ……」


  私は声が漏れそうになり必死に抑えようとする。けれど、鈴ちゃんはお構いなしに舌を入れてくる。


 …限界…


  私が上にいたからもあり、意図も容易くキスを終わらせることができた。けれど…

  私は顔を真っ赤に染めている。先ほどよりも赤いだろう。体温も上がっているのが感じ取れる。

  鈴ちゃんはむくりと起き上がった。そして、私を見つめる。私と鈴ちゃんとの距離は拳一つ分の距離だ。キスしたこともあり、この距離でもドキドキしている。

 

「これで私、頑張れるかな?」


  鈴ちゃんは笑顔で聞いてくる。さっきキスしたのに余韻は残っていないのかと少し呆れた。

  でも、鈴ちゃんは笑顔だ。きっと一位を取るに決まっている。

 

「……うん!取れるよ、一位。絶対に取れるよ、鈴ちゃん!!」


  私は笑顔でそう返事した。校内放送は午後の部が始まる十分前のお知らせが流れている。


「ほら、いつまでも座ってないで行くよ、琴美。」


  鈴ちゃんはそう言い、私の手をとる。私は返事をするまもなく、鈴ちゃんに引っ張られ階段を下りた。

  その時、鈴ちゃんの手は温かかった。

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