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「さっきから少し騒がしいようですが、どうかしたのですか?」
奥の方から声が聞こえてきたからその方向を見ると、眼鏡をかけた優男風のイケメンが上の階から降りてきた
「あ、ギルドマスター!
ゴンズさんがまた新人に絡んだんですが…
てそこの新人さんがゴンズさんをボコボコにしたらBランクにしてほしいと言って本当にボコボコにしてしまったんです。
どうしましょう?」
どうやらあのイケメンはここのギルドマスターらしい
そして俺が話のタネになっているようだ
「この少年が...ほう、これは...」
ギルマスがこっちを見てなにやら納得しているようだ
にしても、こいつなかなか強いな...闘って自分がどこまでやれるか確かめてみたい
「君、ちょっと闘技場に来てくれないかい?
実力通りのランクを定めたい。
それに、君も闘ってみたいんだろう?」
そう言ってギルマスは受付の横の扉から出て行った
「ついておいで。
みんなも将来のための勉強として観客席にきてもいいよ。
彼は恐らく私よりも圧倒的に強いだろうからね。
まあ、お互い全力で闘ったら闘技場が壊れるから全力では闘わないけどね。」
という言葉を残して
全く、俺がギルマスよりも圧倒的に強いなんて言ったら周りがうるさくなるじゃないか
まあ、楽しみだから大して気にならないけどな
「よし、行くか」
と一言言い、俺は受付の横の扉から出て行った
扉を抜けると、そこはコロシアムのようになっていた
かなりでかいが外からじゃ全くわからない
これが魔法か、と感心しながらも中央へと進んで行った
「よく来たね。さぁ、闘おう!
自分よりも実力がある人と戦うのは久しぶりだからワクワクするよ!」
と言っていきなり殴りかかってきた
別に戦いに卑怯なんてないから抗議なんてするつもりもないし、しようとも思わない
ギルマスのパンチを軽くいなし、お返しに大腿らへんにけりを入れるも、避けられてしまった
これはかなり楽しい時間になりそうだ
「よく今のを避けられましたね。しかもお返しまでするなんて本当に将来有望ですよ。」
「次は俺から行くぞ...アイスジャベリン×50、アースジャベリン×50、ファイアジャベリン×50」
俺は基本属性の火と地の槍と特殊属性の氷の槍をそれぞれ50づつ放った
「ちょ、詠唱破棄ですか!?それに量が多すぎでしょ!!」
ギルマスが焦っているが、それはただの時間稼ぎにすぎない
俺の本命は...
「ファイアドラゴン、ウォータードラゴン、アースドラゴン、ウィンドドラゴン、ライトドラドン、ダークドラゴン」
こいつらだ
「はああああああ!?それはさすがに...!!」
俺はまだ魔法慣れていないから魔法の構成に少し時間がかかる
まあ、この世界じゃこれでもかなり早い方なのだが…
「参った!参ったからこのドラゴン達を消してくれ!」
どうやら俺の勝ちのようだ
さて、ランクなんだがどうなるんだろうな
「あー、怖かった。オホンッ...じゃあランクを決めようと思う!
本当はXでも十分なんですけどXとSSSはどんなに偉い人でもすぐに付けることはできないんです。すいませんね。
とりあえずSランクにします。
でも君ならすぐにXランクになれますよ。」
と言われた
Aでもあれば十分だと思っていたんだがかなりいいランクになったぞ
「あぁ、ありがとう。あ、俺の名前はユエ、ユエ・ミカヅキだ。
これからよろしく頼む。」
「私の名前はキリス・スレインです。
よろしくお願いします。
王都ギルドへようこそ!私たちはあなたを歓迎します。」
そう言ってお互い手をだし、握手をした
今日はもう疲れたから休むことにした
ちなみに、宿はギルドにあるギルドメンバー向けに作られたところを借りることになった
・・・一週間後
俺はギルドマスターの部屋にいる
あ、この一週間で俺はSSSランクにまでいき、金もかなりたまってきている
それに、このギルドのメンバーはかなりいい奴らなようで、ギルマスとの模擬戦闘のあと、声を掛けてくれたりギルドの施設について教えてくれたりと、かなり優しくしてくれた
そして何より、誰もよくのある目をしていなかったしあの戦闘のあとなのに誰も俺のことを畏怖の目で見てこなかった
むしろ尊敬の眼差しで見てくるやつもいて少し驚いた
「急にきてどうしたのですか?」
さて、なぜ俺がギルマスの部屋にいるかというと
「学校に行ってみたい。」
ということである
「わかりました。それでは学園の学園長に話を通しておきましょう。
あそこには馬鹿な選民主義の貴族達がいますが頑張ってください。
明日、学園でテストを受けてもらうので準備をしておいてくださいね。まあ、君の頭脳なら余裕だと思うのですがね。
それでは、楽しんできてください。
あと、たまにでいいので依頼をしにギルドにきてくたさいね。」
というとギルマスは転移でどこかへ行った
多分学園長のところなんだろう
お礼を言い損ねたな...お礼として机の上の仕事を片付けといてやるか
その日、ギルマスの部屋からギルマスの喜ぶ声が聞こえたとか聞こえなかったとか...
お読みいただきありがとうございます。
趣味で書いている上に学生の身分なので更新がバラバラになりますがよろしくお願いします。