俺と幼馴染
初めまての方は、初めまして‼︎ MIOUです。
15歳の兎年、AB型で水瓶座。
好きな物ことは、小説を読むこと、甘いもの、お菓子作り、動物、寝ること。
苦手な物ことは、勉強、お化け、絶叫マシン、動物の毛や唾液などなど(動物アレルギー)、タバコやお酒の匂い。
悩み: 動物好きなのに、動物アレルギー(泣)
前書きって自己紹介でいいのかな?
っと思いつつ書いてます。
これからわかるように、ど素人です。
今回が、第2作目です。シリーズものなので、
どうか、最後までお付き合い下さい❗️
高校1年の夏も終わり、季節は秋。
10月に入って涼しくなり過ごしやすくなってきたそんなある日、最近の俺は少し急いで帰る用意をしていた。そこに、
「よぉ、勇気。今日放課後ひま?頼みあんだけど?」
クラスメイトの海守が話しかけてきた。
「パス」
時々、合コンに誘ってくる奴で今回もそうだろうと思って断った。が、
「今回は、合コンの話じゃねーの」
「なんだよ?」
「実はな、明日、俺ん家で祭りあんのしってるだろ」
「あぁ、『海神祭り』のことか?」
俺と幼馴染の海守は、『海神様』が祀ってある由緒正しい海守神社を代々受け継いでいる家の長男で、
見た目に、似合わず将来の夢は神社を継ぐというぐらいけっこう真面目なタイプだ。
「そんで、俺今日部活休んで前夜祭に参加す
んだけど、お前も来てくんない?今じっちゃんも親父も手が空いてなくて…」
「なんかあったのか?」
途端に海守の顔がくもる。
「…詳しいことは教えてもらってないんだけど
なんか…最近おかしな感じするんだよ。」
最近…その言葉に反応した。
「実は、俺も。…最近、嫌な感じして…」
「お前もか?てか、勇気のそうゆーのよく当たるよな。」
「そうゆーのって?」
「だから、お前が嫌な感じする時ってだいだい何かあんじゃん。」
たしかに、今までこの『嫌な感じ』に何度か助けられたことはある。よくあることでわなく、ときどきあるというだけなんだけど…
「しかも、そのだいだいが、自分の身に起こる危険な時だけなんだろ?」
そう、一見便利に思えるこの『嫌な感じ』は不吉の前兆だということが分かった。
昔からでは無く、きっかけは中3の冬。受験を控えてた俺は、塾に通っていた。帰り道はバスを使い帰るのがいつものパターンで、
雪が降ったり、風が強かったりととことん寒い日だったから早くあったかい場所に入りたかった。
そして、バスがきてドアが空いたので急いで乗ろうとした。
すると…ささやき声が聞こえた。
「…乗る……な…」
びっくりして振り向いた…が、周りには誰もいない。
途切れ途切れに聞こえたほんとに小さな声だった。でも、強く少し焦りぎみにも聞こえたその声にいつのまにか従っていた。
家まで歩いて帰宅している途中、強い吹雪になってきたので、コンビニに駆け込んだ。すると電話がなり、でてみると母からだった。
「勇気!無事⁈」
「どうしたんだよ。急に、」
「いや、さっきニュースでみたのよ!
あんたがいつも使ってるバスが交通事故に
あったって‼︎」
それを聞いた瞬間、全身から冷や汗がでた。
そのあとからも、それに似た出来事は続いたが、毎回のように聞こえた『不思議な声』はしだいに聞こえなくなり、
いつしか『嫌な感じ』に変わっていた。
「はじめて聞いた時は、びっくりしたけど
悪いもんがとりついてるわけでもないわけ
だし…やっぱ、俺のせいだよな、」
「っつ、バっバーカ、ちげーよ。お前は、またそうやって…」
海守は血筋的に、 みえる人 だ。
しかし、昔からこいつと一緒にいた俺も幼い頃は、影響を受けやすいと言われ、子供頃は学校でしか会えなかった。
今は、長期休暇(夏休みや冬休み)に修行を続けたかいあってか、自分の力を封じ込めておく物を必ず身につけておけば、まわりに影響を及ぼす心配はないそうだ。
しかし、等の本人はけっこう心配してるらしく、ときどき変わったことはないかと聞いてくる。
「はいはい、分かったよ。
っで、どうする。ウチきても親父達無理だ からお祓いとかできないけど…」
「そんなっ、別にいいって‼︎
それより、祭りの話。よかったら、やらせ てくんねーか?」
家にいるより、気がまぎれるっと思ったからだ。
「そーだな。家には連絡しとけよ。」
「わかった、よろしくな。」
「こちらこそ。ありがとな。」
学校から帰ってすぐ、俺は
「祭りの手伝いしてくる。」
とだけ言い残し神社へ向かった。
私、MIOUの第2作目「俺と幼馴染」いかがでしたか?
もし、気にいって頂けたなら、次回作もみて頂いて、あわよくば最後までみていただければ嬉しいです。
今回は、主人公の幼馴染が登場しましたが、どんどん個性豊かなキャラを出していくので、楽しみにしてて下さいね。
では、次回作で会いましょう。
(=゜ω゜)=゜ω゜)=゜ω゜)ノシノシノシジェットストリームバイバーイ