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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

僕と彼女

僕と彼女 三

作者: 末吉

久し振りに書いてみましたが、予想と違う終わり方になったことには驚きを隠しきれない。

 四月。僕は二年生になった。学年が一つ上がっただけだけど、入学式の準備だったりで忙しい。

 友達と騒ぎながらも準備している間。それはそれで楽しかった。だけど、僕は先のことを考えると悲しくなった。


 こんな生活ももう少しでお別れ。

 バカ騒ぎしたりみんなで行事にのめりこんだり。

 テストで一喜一憂して、仲のいい友達で競い合って泣き崩れたり。

 昼食の弁当戦争(誤字に非ず)に勝ったり負けたり。

 好きな子の話をして盛り上がったり茶化したり。


 そんなことができるのは、精々、僕らの年までじゃないかと思える。

 入学式と書かれた幕が体育館に垂れ下がるのを見て、パイプ椅子を運んでいた僕はその動きを止めた。


「なにやってるのよ!」

「ぐふっ!」


 背後からメガホンのようなもので強くたたかれ、僕はパイプ椅子を落としてうめき声をあげる。


「ッテテテ……何すんだよ、椅子落としちゃったじゃないか」


 後頭部をさすりながら振り向いて言うと、僕の鼻にメガホンを突き付けて彼女は言った。


「アンタが手を止めたのが悪いわ」

「だからってメガホンで……ってか、そのメガホンどっから持ってきたの」

「つべこべ言わずに働け!」


 もう一度叩かれそうになったので、僕はおとなしく落とした椅子を拾い持っていこうとした場所へ置きに行く。

 彼女はクラスメイトだ。何かと僕を目ざとく注意してくる。僕そこまで馬鹿なことしてないのに、やれ服装が乱れてるとか、やれハンカチ位持ってきなさいとか。

 まぁ基本的にこちらが悪いので何も言わずに従うけど。

 おかげで今じゃ優等生見たくなった。あくまでも見かけだから色々と優等生じゃない部分もあるけど。

 主に成績とか成績とか生活態度とか年上に対する敬語とか。

 うんまぁね。最後のはどうかと思うんだ僕も。

 でもどうも昔の癖なのかな。頑張ってみようと思ったけど、どうしても敬語じゃなくなるんだよね。不思議だ、本当。

 これから色々と気を付けていかないとダメだろうなぁと思いながら椅子を置き、もう一度取りに行く。

 まだ半分しかできていない席を作るために、一人で(・・・)


 僕たち二人でなぜ入学式の準備をしているのかというと、時間帯が早すぎるからだ。単純に。

 昔からお節介焼きでリーダーシップを発揮していた家がお隣の彼女――今メガホンで僕を叩いた女子が朝五時という、とんでもない時間に叩き起こし、なおかつ朝食も食べさせることなく朝の学校に堂々と侵入し、こうしてまだ三日もある入学式の準備をさせられている。

 鍵とかの保管場所は完全に覚えられてたよ、先生方。別な場所に置いとかないとダメじゃないか。

 そんなことを思いながらね、誰もいない午前十時ぐらいになってもこうしてパイプ椅子を運んで並べているわけですよ。

 当然質問したね。どうして今? って。そしたら、


「入学式が先なんだから、早く終わるようにするためよ」


 だって。本当、生徒会や先生たちが準備するもんじゃないのかなこういうの。


 で、現在はやっと十分の一。垂れ幕で三時間かかったのだからしょうがないと思う。というかお腹すいたし眠い。

 僕はパイプ椅子を並べられている場所に置き欠伸を漏らす。これでやっと一クラス終ったと。


「あと四クラスに教員、来賓、保護者……本当に僕たち二人でやるの?」


 残りを数えて軽く絶望しながら僕は彼女に訊く。


 家は隣同士。だけど話したことは高校に入学してからしかない。

 なぜなら彼女は女子高に通っていたからだ今まで。それも、超がつくほどのお嬢様学校の。

 家はどう見ても普通の一軒家なんだけどね。後、僕未だに彼女の名前知らない。というか覚えていない。一緒に帰ることもあるけど、基本的に一人で帰るかバイトへ直行しているからそれほど親しいわけではない。ただ妙に彼女が僕に対し当たりが強いだけ。

 一体どうしてだろうねと思うけど、それから深く考えたことはない。


 僕の質問に、彼女はバカにするような視線を送って答えた。


「当たり前よ。だからこうして私も椅子を運んでいるんじゃない」

「……僕より少ないし遅いけどね」

「何か言った?」

「別に」


 言葉少なに言葉を濁し、僕は次のクラスのいすを並べるために椅子がある場所へ向かった。




 午後十二時。お昼の時間。


「今日はこれくらいでいいわね」

「……お腹すいた。今日バイトあるんだけど。三時から」

「明日もこのペースでやるわよ。そうすれば確実に終わるわ」

「話、聞いてた?」


 だけど僕の話を無視して彼女は「じゃ、鍵を閉めて帰りましょう」と言い、一足先に帰ろうとする。

 どうして彼女は僕に対し色々というのかわからないけど、鍵を閉められたくない僕は力の入らない体を何とか動かして彼女の後を追った。




「眠い……」

「バイト前に寝れるじゃない。良かったわね」

「寝過すよきっと」

「そうかしら?」

「断言できるんだよね、これがさ」


 学校からの帰り道。監守の人から「ご苦労さん」と言われ、バレてたのかなと思ったけど眠いから考えないで素通りした帰り道。

 何気ない会話をしながら帰路についていると、「見つけましたお姉さま」と前方から声をかけられ僕達は立ち止まる。

 お姉さまというとこいつかな……? 半分眠っている頭でそんなことを考えながら視線を移すと、その眠気は吹き飛んだ。


 なぜなら、似ているからだ。身長、顔立ち、雰囲気が。……まぁ胸の方は前方にいる方が残念らしいけど。

 とか考えていたら睨まれた。僕はすぐさま考えるのをやめた。で、お姉さまと呼ばれた彼女の反応を窺うと、顔の表情が消えていた。感情を表に出さないような感じになっていた。


「――――今更何の用?」


 初めて聞く彼女のそんな声。明確な拒絶を含む、冷ややかな声。

 対し、呼んだ方も同じような表情で、同じような声で、答えた。


「――――迎えに来ました」


 迎えに来た。その当たり前の言葉だと思われるのに対し、感情があまりにも乗っていないことにおかしさを覚える。家族であるのなら、そんな業務みたいな、ロボットみたいな口調で言うものではないはずだ。そうでなければおかしいのだ。

 ……。僕は彼女が答える前に、前方の少女に声をかけた。


「ねぇ」

「……」


 無視された。どうやら、僕の事は眼中にないらしい。そもそも視界に入ってないのかもしれない。

 込み入った事情なのかと思うけど、そんな事情より僕の事情を優先させたいので「じゃ」と前方の少女にそう言って隣にいる彼女の腕を引っ張り、僕はすぐ横の路地に入って逃げることにした。


 理由は……なんとなくだよ。きっとね。



 地の利は僕達の方にあると自負しながら走ること数分位。

 空腹はもうランナーズハイというかここまで来たら引っ込んじゃったらしく、眠気の存在もどこかへ消えた。

 で、今は公園のベンチ。子供の姿が見えない寂れた場所にあるベンチで二人仲良くとはいかないけど一人一脚に座ってる。


「「……」」


 勢いで連れてきてしまったけれど、僕はこれからどうするか全く考えていなかったことに気付く。なんか話し掛けづらい。

 どうしようかと考えようとしたら、彼女がいつの間にか僕の隣に座り、肌を密着させるよう近づいてきたぁ!?


「!」


 咄嗟に少し離れる。が、彼女は無言のまま近づいてくる。


 ……。

 諦めた僕はそのままの状態で、精神を安定させるために口を動かした。


「どうして嫌そうな雰囲気を?」

「……気になる?」

「まぁ。君は双子なの?」

「……双子だったらまだマシかもしれないわね…」

「?」


 含みのある言い方に首を傾げる。それを解消するかのように、彼女は説明し始めた。


「黙っていた方がいいんでしょうけど、隠すことじゃないわねあんたには。……私はね、私であって私一個体じゃないの」

「ん?」

「クローン人間って知ってる?」

「それぐらいならまぁ。DNAで同じ生物を作れらたってやつでしょ?」

「あながち間違っちゃいないわね。……私はね、十人造られた中の一人なのよ」

「十人?」

「そう。『坂本瑛梨香』っていう人間のクローンの一人」

「どうしてそんなに?」

「実験よ。もしこんな条件でこんな生活をすることになったらっていう」

「……?」

「つまり、十人が十人同じ人間が別々な生活をしたらどうなるかっていうシミレーション」

「あぁなるほど……って、それ本当?」

「本当よ。ちなみにオリジナルはすでに亡くなっているわ。その死体を基に作られたのだけど」

「どうして?」

「……さぁ? そんなの知らないわよ。あんたに訊かれて疑問に思ったのだから」


 そうなんだ……なんて思いながら、僕はいきなり出てきたとんでもない単語の数々のインパクトを無視して感想を言った。


「君の名前、坂本瑛梨香っていうんだ」

「……いや。あんたおかしいから。どうしてそんな感想が最初に出てくるのよ」

「だって、今まだ君の名前知らなかったから」

「それはおかしいわよ! 私一年生の最初の日に自己紹介したわよ!?」

「僕その時窓の外見てた」

「日直の名前黒板に書かれていたし!」

「自分がなるとき以外気にしなかったし」

「席隣だった時あるじゃない!!」

「名前呼ばなくても大体会話成立してたよね」

「……あんた、馬鹿ね」

「まぁそれはね」

「自覚してる!?」


 無自覚かと思われていたのか。それはそれで失礼だな。僕がバカなのは周知の事実じゃないか。そんなの、僕自身自覚してるに決まっている。そう(・・)振る舞っているのだから。


「それじゃぁ家の中に人は?」

「いないわよ」

「どうりで隣の家に人の気配がしないのか」

「……あんた今まで隣通しだったのに気付かなかったの?」

「そんなものだよ」


 軽い口調でそう返し、僕は空を見上げようかと思ったけれど、目の前に息も切らさずに佇む隣の彼女――坂本瑛梨香と同じ姿かたちをした少女のせいで中断することにした。

 彼女も気付いたのか身体を硬くする。

 口もきけない状態になってしまいかけているので、僕が代わりに話を聞こうと口を開く。


「ねぇ坂本さん」

「……」


 また無視された。どうやらこの子は隣にいる『坂本瑛梨香』とじゃないと会話できないらしい。

 仕方ないので僕は隣にいる彼女を小突く。


「イタッ。何するのよ」

「君とじゃないと話しができないみたい」

「……そう」


 意を決したのか彼女は、目の間に佇んでいる坂本さんに話しかけた。


「ねぇ()

「なんですか()お姉さま」

「私を次の場所へ連れて行くために来たんでしょ?」

「……ッ」

「はい」


 次の場所と聞いた時、僕の胸が少し痛んだ。それと同時に考えうるパターンが頭の中で展開される(・・・・・)

 どれもこれも可能性としては大いにあり得るものばかり。でもどうしてこんなに焦っているのかわからない。

 そんな僕にお構いなしに、彼女は続ける。


「ここでの実験はもうないでしょ?」

「はい。この付近三十キロの範囲でありません」

「次の私の居場所は?」

「それは追って。ですが、それより前に今は」


 そう言うと少女は僕に向けて法律ではもっていておかしい拳銃を太ももあたりから取り出し、隣の彼女が何か言う前に


「秘密を知ったものを消します」


 何のためらいもなく引き金を引き、僕の心臓の部分を貫いた。







 こうなることは予想できていた。出来ていたにもかかわらず、私は吐露してしまった。

 この地で出会った隣の家に住む、かなり変わったバカみたいな男――二宮竜影に。


 彼は本当に変わっていた。初日の自己紹介で堂々と自分を馬鹿と言い、その発言が正しいかのようなことばかりしていた。だから周りも、そう印象を持っていた。もちろん私も。


 六月の雨の日に、のんびりと歩いている彼の後を追いかけるまでは。


 きっかけは偶然だ。食材が足りないから雨が降っている中傘を差しながらスーパーへ向かっているところ、同じように傘を差しながら歩いている彼とすれ違った。その瞬間に気付いた。

 クローン人間であるせいか、人の雰囲気の違いというのは良く分かってしまう。人を観察しているせいか、それとも自分がオリジナルの影武者だという認識があるからか知らないけど。

 ともかく、その時の彼の雰囲気が、いつもの様ではなくどことなく近寄りがたいというかおかしかった。だから何の気なしに後を追いかけて――――私は見た。


 彼が、廃れてそうな神社を一人で綺麗にするところを。


 そして、お賽銭を入れて両手を合わせているところを。


 別段不思議でもなんでもない光景かもしれない。だけど、その時の彼の姿に、私は魅入ってしまった。

 いつものように冴えない姿なのに、どこか神秘的という矛盾を孕んだ主観。いつもはバカみたいなのに、とても一生懸命やる姿勢。

 気付けば彼に見つからないように隠れていた。後ろめたいというか、面と向かい合うのが恥ずかしくて。


 ――――それが『恋』だという気持ちに気付くまで、半年かかった。


 その間気が付けば彼のだらしない服装を注意したり、彼に対して色々言ったり、彼と一緒に色々と――それこそ何かと理由をつけて――行っていた。

 その度に鼓動が速まり続けるし、彼の姿を目で追いかけるようになったし、彼の事をよく考える様になったので、たまらず友達に相談した十二月に、指摘されて気付いた。


 そこから彼に想いを伝えられずにクラスの女子にバカにされ、この春休みの最終日近くで思いを告げようと決心した矢先……この様だ。


 悲しい。とても悲しい。そう思っているはずなのに、身体は涙を流してくれない。彼の代わりに怒ることすらできない。

 所詮実験に使われている自分にはその程度だったのだろうと思いたくはない。けれど、そう判断してしまう。


 だから私は、催促する生産番号的に下の方――妹といってもいい存在――に待機してもらうように言い含め、血が流れ、手足が動かない彼の頬に何のためらいもなく口づけをしようとしたところ――――


 ぱちり(・・・)、と。彼の瞼(・・・)が開いた。

 ついで首の方を私へ回す。


「あ、良かった。まだ(・・)いてくれたんだ」

「……え?」


 心臓を撃たれたのに生きている。その事実に驚きの隠せない私は、キスをするのも忘れてしまった。

 おかしい。心臓を撃たれれば人間は死ぬ。心肺機能が止まって脳に酸素が行かなくなり、死んでしまうはず、いや、死ななければおかしいのだ。


 そんな戸惑いを見透かしたように、彼は言った。


「君が秘密を言ってくれたから僕も秘密を教えてあげる。僕はね、人間じゃなくて妖怪なんだ。あ、正確に言うと妖怪には属するけど妖怪じゃない、かな。だから人間の常識は僕に通じないんだよね」

「人間じゃ、ない? 妖怪……?」


 私達の存在以上に不可思議な存在。古くは書物に書かれるほどいたらしいけど、その全てが想像の類だと現代では言われている存在。


 なおも彼は続ける。


「いやはや結構長くこの世界を見守っているけど、まさかクローン人間なんてびっくりどっきりな存在が出てくるとはね、身近に。思いもしなかったよ」

「……長く? どういう事よ」


 知らず知らずの内に鼓動が早くなり続け、それを必死に抑えようとして言葉に出したのはそれだった。

 今絶対顔が赤いのだろうと思う。自分でも体温の上昇を確認できる。

 彼はその説明をしようと口を開いたところで――顔面がハチの巣になった。けれど私の方に、血は飛び散らない。

 私と彼の間に見えない何かがあり、それに遮られていて。


 彼はハチの巣になったはずの顔が元に戻っているという仰天な状態なのに、それが当たり前だといわんばかりに何事もなかったかのように続けた。


「僕は人の武器で殺せないよ。だって僕の体はこれじゃないし、そもそもこれをいくら傷付けても力の消耗にもなりはしない。だってこの身体は元々死んでいたのだから」

「「!?」」


 その言葉に驚く私達。それでも彼は続ける。


「人知れず死んでしまったわけだから行方不明であることは明白。それでもってこの身体の持ち主の魂は善良だったからすぐさま人の世に混じってしまった。だからどうしようかってなった時、ちょと実験(・・)してみたくなったんだよ――――死んでいるはずの人間の身体に僕達が乗り移った時、世界とうまく生活できるかって」


 結果は上々だったよ。そう付け足した彼はニコッと笑い、とんでもなく衝撃的な話だというのに私は顔を背けてしまう。

 あの人懐っこい笑顔は反則だ。意識してるのに遠慮なく撃ち込まれる本気の一撃みたいで。

 だから私は、気付けなかった。


「――じゃ、僕は消えるよ。君に会えて、本当に良かった」


 ――――彼が言った、その言葉の意味を。










 だから私は――――――















「……そうね。会えてよかったわ。だから、連絡先を交換しましょう?」


 ――――と言った。



 その時に出た言葉は、自然と(・・・)、悲しくなかった。


















 ~~数年後。


「ねぇ竜影」

『なんだい、瑛梨香。いや、今は坂上南と呼んだ方がいい?』

「……相変わらずどうやって知ってるのよ?」

『そこは僕の人脈さ……って、このやり取り結構やってるじゃん』

「いいのよそれぐらい……で? いつになったら私のことを迎えに来てくれるの?」

『だって君教えてくれないじゃん』

「自分で探さないから悪いのよ」

『……』


 急に黙った。これまでの経験からすると、図星なのだろう。

 ならいつものようにからかおう。そう思った私は、電話越しだから見えないだろうけど、悪戯っぽい笑みを浮かべながら彼に言った。


「早くしないと、他の男に嫁いじゃうわよ?」

『それはダメぇぇぇ!!』


 必死に叫ぶ彼の言葉を聞いて恥ずかしくなった私は電話を切り、次の場所へ行くための飛行機へ乗るためにゲートをくぐった。


 彼が見つけてくれると願いながら。

これはハッピーエンド……といってもいいのか?

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