私の中の彼(200文字小説)
私の心臓は彼の心臓。
あの日、二人バイクで出かけた帰り。
私の質問に笑って答えてくれた彼。
一瞬だった。
ほんの一瞬私に微笑みかけてくれただけだったのに・・・
激痛と共に気が付くと、私たちは路上に投げ出されていた。
辺りには横転したトラックと積荷の鉄パイプが散乱している。
私をかばうように覆いかぶさっている彼。
彼の背中から鉄パイプが付き出ている。
「大丈夫。 僕が助ける」
彼の最後の言葉。
彼は今も私の中で生きている。
私の心臓は彼の心臓。
あの日、二人バイクで出かけた帰り。
私の質問に笑って答えてくれた彼。
一瞬だった。
ほんの一瞬私に微笑みかけてくれただけだったのに・・・
激痛と共に気が付くと、私たちは路上に投げ出されていた。
辺りには横転したトラックと積荷の鉄パイプが散乱している。
私をかばうように覆いかぶさっている彼。
彼の背中から鉄パイプが付き出ている。
「大丈夫。 僕が助ける」
彼の最後の言葉。
彼は今も私の中で生きている。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。