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童貞の終わり

そして、旅の果てに魔王の前に2人はいる


ギラギラ輝く鱗に全身を覆われた、頭に角が生えた異形の巨大なおぞましい魔王だ


マルスの方が僅差で良い男では無いだろうか?

薄氷の勝利だ気を引き締めなくては



「何をしに来た人間!」



??????



マルスは無理矢理連れてこられただけなので、そんなことは聞かれてもよくわからなかった


マルスには何もわからぬ


わからぬが


マルスは返事の良さに絶対の自信がある!


「はい!」


「何がだ?何がはい?」


魔王は混乱している



「今よ!」


「はい!」



無詠唱無延焼の雷魔法!


「そんなものは聞かぬわ!」


雷が打ち消される!


すぐさまマリアンヌが剣を構えて跳躍する!


炎を纏い、至近距離で爆発が起きる!


「効かぬわ!」


なんと魔王は雷も炎も効かないようだ


なんでこった


対策されちゃってるのか?ずるい!


あいつずるい!



「回復!全身を全力で!」


「な・おーれ!」



マリアンヌが全身を眩い回復の光に包まれながら、再び魔王のもとへ一息に飛翔する


「っく!」

回復魔法の強い光に魔王の眼が眩む


爆発魔法を使いながら、魔王を切り付け続ける!


爆発魔法をマリアンヌはいつもの様には避けない


爆発で体を負傷しながら回復魔法の修復を待たずに

回復と爆発の光に包まれながら、魔王の鱗の一点を穿ち続ける!


回復魔法が切れた!しかし、そこからさらにもう一撃!


魔王の鱗が僅かにひび割れる!しかしまだまだコレでは足りない!


魔王が腕を振るい、マリアンヌを壁に叩きつける!


「ぅう…」


マリアンヌはすぐに立ち上がれない


魔王がマリアンヌを嘲笑いながら高速で魔法詠唱を始める



「回復はちょっと待っててくれ」



マルスがマリアンヌの前に立ち塞がる


マルスは構えをとった


毎朝の習慣


朝起きてトイレに行って顔を洗って


その後の


朝飯前の3000回の指さし


朝から晩まで掛かったのも、一回一回に何分も掛かったのも昔の話


秒で終わらせられる様になった


そう、


3000回を秒でこなせる様になったのだ!


これがマルスの本気の指さし!


眩く煌めき魔王の視界を白く奪う雷


そして、1秒で3000回の突き!


音速を超えた指先が発生させる連続の音の衝撃波!


マルスの体は無詠唱回復魔法で雷の光よりも眩く輝き、部屋全体を白く染める


鱗のひびにミリ単位の正確さで同じ場所に突き立てられる人差し指!


音速を超えて発生し続ける衝撃波の中で、砕け散る骨を、破ける皮膚を、断裂する筋肉を強力な回復魔法で全身を再生させながら、放ち続ける!


秒間3000回の指差しを可能にする筋力が今!

その日々の鍛錬の成果を示した!


「ぐわぁー!」


魔王の心臓に衝撃波が達し、魔王は遂に滅びた


マルスの上半身は回復が間に合わずボロボロで、服も破けていた

顕になったその身体はなかなかどうして筋肉質の、不屈の戦士の肉体であった



「マルス!私と結婚しなさい!」



そんな感じで結婚することになった


おめでとうマリアンヌ!

おめでとうマルス!


こうして世界は平和になった

めでたしめでたし

ここまで読んでいただいてありがとうございました


似た様な短編も書いてるのと


長編で学園ホラーサスペンス推理ものを書いてるので、よければちょっと見てみてください

ホラーサスペンス推理は第一部を書き終えたところですので、毛色が違いますが、00年代ラノベが好きな方は、そこら辺を意識して書いてるので、どうぞよろしくお願いします

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