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ヴェロンバが消えた日。

コーニエルは、怪我をしている人の手当てを始めた。

「これなら、俺にもできる!」

「ありがとう!!」

コーニエルとヴェロンバは、たくさんの人たちを手当てした。

しかし、数は減らない。

だんだん疲れが溜まってきたが、あきらめずに手当てをし続けた。

そんなことを毎日し続けていたある日。

流れ弾がコーニエルにあたった。

「「コーニエル!!大丈夫!?」」

コーニエルは返事をしない。

「コーニエル!!コーニエル!!ちょっと!?何か言ってよ!!」

コーニエルは返事をしない。

「そんな……。コーニエル……。いつもみたいにふざけてるだけよね?私をからかって、死んだふりしてるだけでしょ?」

コーニエルは返事をしない。

「ヒクッ…ヒクッ…おぎでよぉ……!おぎでよぉ!!」

コーニエルは目を覚まさなかった。

「「おぎでよぉ……!!」」

コーニエルは目を覚まさなかった。




ヴェロンバはヨロヨロと立ち上がり、叫んだ。

「「もう、この戦いを終わりにする!!」」

ヴェロンバからは大量の魔力がフツフツと溢れ出し、魔力に包み込まれて見えなくなったかと思うと魔力が弾けた。

「「うわっ!!?」」

周りにいた人たちは、目をつぶった。








恐る恐る目を開いてみると、そこには辺り一面に作物が実っていた。

「えっ!?嘘だろ!?こんなことって、あるのか!?」

「おい!見てみろよ!ずっと遥か遠くまで続いているぞ!」

「俺たちはただ食料が欲しかっただけだから、こんなに手に入るならもう、戦う必要もないな。」

あっけなく、戦いが終わった。




死んだ人たちがたくさん出た。



ヴェロンバは、消えた。








「嘘だろ!!??なんで、ヴェロンバが消えたんだよ!?」

コーニエルは生きていた。

死んだかと思われたが、実は服の中にコ○コ○コミックを仕込んでいて助かった。

衝撃で気絶していただけだった。

バートはコ○コ○コミックを卒業していたが、コーニエルは卒業していなかった。

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