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別に好きだから、助けに来たとかじゃないからな!!ただ、ヴェロンバのことが気になっただけだから!!勘違いするなよ!!

「どうするのが良いだろうか?やっぱり、ちょっとだけヴェロンバの様子が気になるから見に行こう!」

こうして、コーニエルは戦地へ向かった。




戦地は悲惨だった。

沢山の人が亡くなっていた。

コーニエルは、悪い想像をしてしまった。

「もしかして、ヴェロンバも………。」

コーニエルは、叫んだ。

「ヴェロンバ、どこだーー!!!ヴェロンバーー!!生きてんのかーー??おーい!!どこだーー!!ヴェロンバーー!!」

探し回った。

「コーニエル!!私はここよ!!」

ヴェロンバは、負傷した魔術師や騎士の手当てをしていた。

「逃げたんじゃなかったの?」

「逃げようと思ったが、気が変わった。助けてやるよ。」

「あなたに何ができるの?」

「それは分からない。が、俺にもできることがあるはずだ。」

「じゃあ、あなたのできる限りのことをして。」

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