カルス救出作戦
労働者党がリンゼンに助力を仰ぎ軍の再編成を進めている頃、ムルザではオトポールの兵士が集められていた。教化所の場所がおおよそ分かったところで、いよいよ襲撃の準備に入ったというわけだ。勿論その場所が教化所だという確たる証拠は無いものの、わざわざヤンビャンの外の地下に作る施設が重要でないとも考え辛く、どのみち占領してしまえば党に対して有効な交渉材料になりえる。と言うのがペイルの考えだった。
兵士達が武器の準備や訓練を行う一方で、ペイルからの指示で農民〈マルカラーノ〉に扮した兵士に教化所付近を捜索させていた。流石に農民とは言え堂々とうろつくのは怪しまれる筈なので、食べられる草や木の実を探しに来た農民という形で行きはしたが。
「地上からの入口と思しき場所はあったか?」
「はい、巧妙に隠してありましたが脱出用の非常口のようなものは見つけました。人が1人通るのが精一杯ぐらいのものでしたが…」
「いや、十分だ。他には?換気設備は無かったか」
「それらしき穴は幾つかありました。それらも雑草なんかで隠してあって、一見すれば気が付かないようになっています。一応それと分からないように目印は付けてありますが」
それだけ聞いて兵士を下がらせた。おおよそ想像していた通りである事に安心すると共に、作戦の成功率を少しでも上げる為に細部を詰めなければならない。
「さて、今回の作戦を説明する」
ブレンデルの家だった場所にペイルと4人の部隊長が集まって顔を突き合わせる。あと何回これを繰り返せば終わるのだろうかとペイルは内心で思っていたが、成り行きで首を突っ込んでしまった戦いを途中で放棄するほど無責任でもないつもりだ。
「地下施設である以上、守りは圧倒的に敵に利がある。だからこちらはまず敵に出てきてもらおうと思う」
そう言ってペイルは作戦の説明を始めた。途中で度々挟まる部隊長からの質問に答えつつ、1時間程要して作戦を説明し終えた。
*
侵入するのが地下施設だからと言って、兵士達に特別な訓練を行わせる訳では無い。そもそも特別な訓練を行わせるだけの設備も道具も無いからだ。
なので良くも悪くも決行は早い。作戦を説明した2日後の夜にはムルザを出発し、ヤンビャン近郊に到着次第夜を待った上ですぐに作戦を開始していた。
「カラン隊はヤンビャンの外壁へ、他の隊は一緒に付いて来い」
オールムが指示を飛ばし、他の隊が一斉に動き出す。4つの隊のうち実際に教化所を襲うのは3つで、あと1つの隊はヤンビャンの第1防壁へと向かっていく。
「ではクィルツ隊はここで待機だ。取りこぼしの無いようにな」
クィルツを始め、隊員達が頷く。クィルツ隊は全員が迷彩柄の服を着ており、平原の夜闇に溶け込んでしまえば一瞬それと見分けがつかない。市街地での戦闘が主になっていたオトポールにとって迷彩柄の服は一応用意してあるものと言った位置付けだったが、今回の作戦で久々に日の目を見ると言うわけだ。
そして実際に侵入する隊はオールム隊とナレス隊である。斥候の兵士が付けた目印がどれか分からなかったペイルは、オールムや他の兵士達に目印を教えてもらい思わず舌を巻いた。目印とはペイルの目から見れば何の変哲も無い小さく黄色い花だった。しかもペイム(4月)と言うことだけあって他にも色々な花は咲いている。
だがその花は普通は群生して咲くもので、一輪だけ咲く事はまず無いのだと言う。オールムは本当に食べる物が無い時はそういった花でも食べるから、生きる為に身に付けた知識だと言っていたが。
とにかくも目印の辺りの草を掻き分けてみれば、確かに巧妙に隠された換気口があった。これで何かしらの施設が地下にある事は決定的だ。
「よし、時間よ。作戦開始」
ナレスの声と共にナレス隊の兵士達が発煙筒に火を点け、そしてそれを片っ端から換気口に投げ込んだ。それと同時にオレウムから採ってきた油も投げ込む。不測の事態に備えて投下を見守っていたオールム隊は、何事も無い事を確認するとすぐに突入準備の為にその場を離れていく。
地下という空間にあって突如煙が充満し、その上油の匂いがすれば当然火事を恐れる筈。そして避難経路としては、ヤンビャン中心へと続く地下通路を使うよりもその場で地上に出る方を選ぶとペイルは踏んだ。その方が早く火災の危険から逃れられるし、ヤンビャン中心へ煙を流してしまうのは良しとしないからだ。
作戦開始から10分ぐらいして、ただの平原だった場所に非常口がガタガタと音を立てて口を開けた。最初の斥候の報告通りであり、ペイルの読みも当たった。
「辺りに人影はありません、どうぞ」
最初に銃を構えた兵士が数人出てきた。それに続いて、月明かりだけでもわかるほど上等な服を着た数名が脱出口から上がってくる。
「酷い目にあった…これは何だ!火事か!敵襲か!」
「ナイムル様、どうか落ち着いてください。既に大統領府には緊急連絡を入れてあります、火事にしろ敵襲にしろヤンビャンから送られる軍が鎮圧してくれる筈です」
「そ、そうだな。しかしヤンビャンの外と言うのはどうも落ち着かん。早く救助に来てくれないものか」
そんな呑気な会話を、少し離れた場所でクィルツ隊が聞いていた。迷彩服を着て夜の闇に溶け込んでしまえば、何か音を出したりしない限りは存在が露見することも無い。
やがて20名程の責任者と思しき人や兵士が出てきたところで、クィルツが闇を切り裂かんばかりに叫んだ。
「今だ!突撃!」
刹那、教化所から出てきた兵士や責任者を武装したオトポールの兵士が包囲した。よく見れば敵兵は12名、後は上等そうな服を着ている事から責任のある立場だと見受けられた。その一群をクィルツ隊、僅か30名の兵士が包囲する。そしてその隙を突いて、オールム隊が一気に建物内に雪崩れ込んだ。
クィルツは他の兵士と共に、教化所から出てきた敵に銃を向けていた。
「貴様ら!何者だ!」
囲まれた1人の兵士が気丈にも声を上げたが、すぐに足を撃たれてその場に崩れ落ちた。
「おおよその見当はつくんじゃないか?まぁいい、貴様らは人質だ。建物に戻ってもらわなければならない」
クィルツがそう言うと敵は逆上しかけたが、すぐに味方が銃を向けた。そうなれば敵は引き下がらずを得ない。
「クソッ、労働者党に歯向かう愚かな蛮族共め…!」
「愚かなのは貴様らであろう。党に従う者のみを優遇し、その中でさえ平民と貴族とに分けるなど何が"平等"か」
「喧しいわ!我々の美しい国を理解できないような奴が何を言う!」
「美しい?ヤンビャン以外の民は食べるものも無く、毎年来る徴税に怯えながらそれでも作物を作り続け、草を食み木を食み何とかその日を生きていると言うのに。そんな光景が美しいか?」
クィルツは努めて平静さを保ちながら、それでも身の内を焦がすような怒りを抑えられずにいた。それは他の兵士も同じであったし、オトポールの誰が聞いても同じ気持ちになるだろう。
「黙れ!労働者党に傅かず反抗を繰り返す蛮族め。ユールス様に対して尊敬の念も無い貴様らにはな、そのような下賤な暮らしがお似合いと言うものだ」
そう言って敵は笑い、釣られて何人かも笑った。こんな状況で余裕だ、あるいはまだ逃げられるとでも思っているのかもしれない。
「そうか、では報いを受ける時だな」
そう言ってクィルツは無表情で銃を撃った。その弾は高らかに語っていた敵の足の近くの土を穿つ。
短く悲鳴を上げた敵を感情を殺した目で見ながら、クィルツは短く「連れて行け」と命じた。既にオールム隊は施設の中に全員入っており、クィルツ隊もその後を追った。
*
オトポールは侵入すると、まずは施設の中枢を押さえにかかった。非常口から入った事と労働者党の体質から考えて非常口は中枢の施設から近いと考えていたが、予想に反して降りた場所は通路の末端だった。
「誰だ貴様らは!」
降りるやいなや通路の先から誰何の声が聞こえて来る。非常口と繋がっているのを見るに、ここは避難通路なのだろう。当然向こうから次々に教化所の職員が逃げて来るわけだ。
「応戦だ!建物深くまで何としてでも食い込め!」
ペイルが檄を飛ばし、兵士達が弓や銃などで攻撃する。遮蔽物が無い為、オトポール側に身を隠せる場所が無かったのだが、幸いにして敵は余程慌てていたのか武器らしい武器を携行していなかった。敵が通路を戻るのに合わせて前進し、電撃的に制圧していく。
ペイルは何はともかくヤンビャンからの地下通路を押さえにかかりたかった。そこさえ押さえてしまえば教化所は孤立し、地上から何かしらの攻撃が無い限りは孤立した地下要塞となりえる。その為にも可及的速やかに敵を全員制圧、もしくは反攻が不可能なまでに分断する必要があった。勿論カラン達が上手く教化所の重役を人質にできれば楽なのだが、だからと言って楽観視は出来ないと言うわけだ。
「行け行け!敵を押し込め!」
進むにつれて煙が濃くなり、油の匂いもきつくなっていく。最初は銃を使っていた兵士達も弓に切り替えて攻撃しており、敵も銃を持ってはいるが引き金を引こうとして慌てて止められたりしていた。油の臭いが充満する空間で火が付けばどうなる事が予想されるかぐらい、敵も味方も重々承知している。
だがペイルはいざという時は銃を使えとも命令していた。実家が農家であったペイルは家で色々調理をした事もあったが、その中で油が気化しないという事を知っていた。揚げ物などをする時も蒸発する水蒸気と一緒に油が飛散しているだけで、油そのものが気化しているわけではない。
しかし油は気化して、火を近づければ燃えると言うのが印象として刷り込まれている。ペイルはそれを利用して、銃で武装しているであろう敵に銃を使わせなくする為にも最初に油を撒いたのだ。
実際は油にも気化するものはありペイルもそこまで詳しくは無かったのだが、しかし原油はそう簡単には気化しない。危ない所もあったが結果的にうまく行った形だ。
ともあれ戦いが膠着しだしたところで、後方からクィルツ達が捕虜を連れて現れた。
「遅かったな」
「なかなか口を割らなくてな」
そう言いながらクィルツが捕虜を放る。禿げかかったその捕虜は呻き声を上げて床に転がった。
「名前は」
オールムがそう問いかけるが、捕虜は何も答えない。
「名前は、と聞いているんだ。保身を図りたいのであれば、むしろ喋った方が有効だぞ」
それは要するに、貴様が要人ならばいい取引の材料になる。と言っているのだが、捕虜はそれでも口を開いた。
「…先ほども話した」
「俺は聞いていない、答えろ」
「ナイムル…ナイムル・レソート」
「役職は」
「この…教化所の所長だ」
そこまで聞ければ取り敢えず用は無い。ペイルは立ち上がると、未だ晴れない煙の向こうにいる筈の敵に対して叫んだ。
「所長であるナイムルは投降した!貴様らも投降するのであれば、これ以上こちらから攻撃する事は無い!」
その言葉にややあって返事が返ってくる。
「…嘘だ!そうなら何か証拠を見せてみろ!」
言われてペイルは再びナイムルを見下ろす。何か装飾品の類を付けていたら剥ぎ取ってやろうと思っていたが、案の定ナイムルは身を縮こまらせて奪われまいとしている。
「うわっ、何をするか!」
ペイルは面倒になったのでナイムルを蹴飛ばして、無理やりその握っている手を開かせた。
「何だ、あるじゃないか」
そうとだけ呟いて指に嵌まる指輪を引き抜いて敵の隠れる物陰の方へ放り投げる。
「おい!何てことを!あれは一つでそこらの兵士の20年分の給金程もするのだぞ!?」
「ほう?平等を謳う労働者党の重役が、そういう事を言っていいのか」
ナイムルの狂った叫びは、オールムの冷たい声によって黙らされた。"そこらの兵士"が20年かかってやっと買える物をナイムルは何故持っている?それだけの給金を貰っているからに他ならない。では平等とは何なのか。
その叫びは敵側にも聞こえていたらしく、少し時間をおいて煙の中から5名程の敵兵士が両手を挙げて現れた。
「武器を床に置け」
オトポールの兵士の声に素直に携行していた武器を置いた。すぐに敵兵を取り囲み、手を後ろに回して無力化する。
「殺す気か」
捕虜となった敵のうち1人がそう聞いた。
「殺しはしない、貴様達のような地位の低い兵士には拷問もしない。我々の目的が達成された暁には、無傷で返す事を約束しよう」
「目的…目的とはなんだ」
「労働者党の崩壊だ」
最後の質問にはオールムが答えたが、その言葉に捕虜達は一瞬固まった。だがすぐに反論してくる。
「そんな事が出来る訳が無いだろう…!この組織がどれだけ強大か…」
「なら貴様らはいつまでも、この歪んだ"平等"に目を瞑る気か?」
そう言ってオールムは視線をナイムルに移した。先程歪んだ平等を声高に叫んだ張本人だが、ナイムルは静かに目を逸らす。
「貴様らの上司がアレだ。先程投げた指輪、20年分の給料程の価値があるそうだ。いくらこのオヤジが年を食ってるとは言え、真に平等ならば貰ってる給料も大した違いは無い筈だろう。何故そんな代物が買えるのかな」
「あ、あれは…ユールス様から頂いた物だ!」
詰問口調のオールムに対してナイムルは言い返すが、誰もが虚言だと断言出来るほど信憑性の無い言葉だ。
所詮は負け犬の遠吠えに過ぎない。
結局首脳部を押さえた事により次々と敵は降伏し、1時間も経たない内にほとんど制圧が完了した。
通信室と書かれた部屋から電話の音がすると言うのでオールムが入ると、確かに部屋に置かれた複数の電話が鳴っている。
その中に"大統領府直通"と書かれた電話を見つけたオールムは、おもむろにその受話器を取った。
『繋がったぞ!おい!そちらの状況はどうなっているんだ!?火事は!?』
電話越しのざらついた声で切羽詰まった声が聞こえてきて、思わずオールムは笑みを浮かべた。この期に及んでまだ、ヤンビャンは火災だと思っているらしい。
「火事なんか起きちゃいないさ。ま、あんたがたにとってはそれよりもっと大変な事が起きているがな」
挑発するようにそう言うと電話の向こうでも流石に様子が違うと察したのか、先程とは違った意味で緊迫した声が返って来た。
『貴様は…何者だ?所属、名前は』
「残念だが俺は労働者党なんぞの犬ではない。よって答える必要も無い」
『オトポール…オトポールだな!?何故そこに居るか!』
「不当に逮捕された同胞を救う為さ。さて分かってはいると思うが、ここに何か手出しをするようであれば人質に取ったここの施設の者たちが死ぬ事になる。俺達がここを出ていくまで手出しは無用だ」
オールムがそうして脅迫めいた事を言うと、電話越しの相手は急に笑い始めた。
「何がおかしい」
『フハハ!わかったわかった、その教化所は見逃してやろう。束の間の勝利に酔い痴れ、捕らえている仲間でもなんでも助ければいいし、捕虜を殺したくば殺せばいい。どのみち我々はあと少しで、伝説の力を手に入れるのだ。そうなれば貴様らなど皆殺しにしてくれるわ!』
そう言って一方的に電話は切れた。オールムも横で聞いていたペイルも知る由もなかったが、電話の相手は大統領府の作戦参謀本部の人間であり、当然竜の力を利用しようという事も知っていた。
その事はまだ秘密であったが、教化所からの火災の連絡を受けて出動したヤンビャン守備隊の消化班が未だに現地に到着したとの報告が無い事。そして第1防壁から教化所方面を監視している班から、未だに煙が止まらないとの報告が上がっている事。何より発生から1時間程経った際に地下からの侵入を試みるも、扉が内側から施錠され開けられなくなっていた事が電話に出た兵士の心に動揺を生んでいた。そして自らの優位を確認するが如く、喋らなくていい事まで喋ってしまったというわけだ。
最初に分かれたカラン隊は教化所方面に続く途中の道の脇に潜み、もはやお得意となった遊撃戦を仕掛けていた。
さしものヤンビャン守備隊も多少は遊撃戦対策を取っていたが、付け焼き刃の対策で深夜の遊撃戦を押しとどめられるわけも無く道半ばで進めなくなっていた。
そして進退窮まっている際に大統領府からの伝令により、あっさりと引き返していった。その場で睨み合いになると予想していたカラン隊は意外な展開に一瞬驚いたが、すぐに来た味方の伝令により状況を知ると胸を撫で下ろすのであった。
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「教化所はオトポールにより占拠、所長のナイムルとも連絡は付かずか」
そう言って作戦室でスィミルは何度目かわからない溜息を吐いた。逐次入って来る情報は悪化の一途、事態は好転しないまま敵の勝利に終わったというわけだ。
しかも教化所に連絡を取ろうとしていた部下が、電話に出た敵の言葉に激昂して余計な事まで言う始末だ。即座に作戦室から叩き出したが、それも苛立ちを加速させる一つだった。
「スィミル様、如何致しましょうか。今後を考えればここで無理に叩かず、敵に油断させておくのも一つの手かと思われますが」
「確かにそれでもいい。だが生憎、私の腹の内が治らないのでな」
部下の言葉にそう答えるスィミルは、自身の部屋にオトポールが忍び込み重要書類を盗み出して行ったことを屈辱と感じていた。そもそも警備体制に問題があるのだが、何か都合の悪い事があると他人に責任を押し付けるのに慣れてしまった労働者党の幹部がそんな事に思い至る筈も無い。
スィミルは逆にオトポールが教化所に籠っているうちに殲滅できないかを考えていた。人質を取って立て籠もる事は、逆に言えば自ら棺の中に入ってると言っても良い。
そしてある事に思い至ったスィミルは、近くにいた部下を呼び止めた。
「おい、教化所に暗隊を送り込め」
「暗隊…でございますか。しかし竜狩りに同行すると聞いておりますが」
部下の言う通り、竜は魔法を使うと言う事で暗隊の派遣が決まっていた。
「いや、あれは第1小隊だ。第2小隊を教化所に送り込み、速やかにオトポール共を殲滅せよ。いいな」
作戦参謀長からの命令とあっては断る事は出来ない。部下はすぐに暗隊を送り込む準備に入った。
「暗隊を前にすれば、オトポールとは言え対抗しようが無いだろう。散々私や党を苦しませてくれた代償、たっぷりと味わってもらおうか…」
そう言ってスィミルは、勝ちを確信したかのように不敵に笑った。
油田から採掘したままの精製されていないものを原油と言い、それを蒸留装置や分解装置により精製することでLPガス、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、重油などになります。原油は350℃まで加熱され、蒸留装置の中で沸点の差によって各種石油に分けられていきます。
中でもガソリンは気化しますが、それは沸点が低いもので30℃というものがあるからです。ちなみに食用でよく使われるサラダ油の沸点は約300℃から約500℃です。
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