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Mono mondon regas ~金が世界を支配する~  作者: あまつか飛燕
《ロレンス編》ヤンビャン事変
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ある事件

 フィソウム(11月)のはじめ、ヤンビャンの平民街で1人の男が死んだ。

 路地裏で頭から脳漿を撒き散らしていたその男は労働者党への高額納税者ということでヤンビャンに住む事を許可されていたが、その裏では密かにマレス-ナト民国に情報を流していた。とはいえ党員ではなくただヤンビャンに住んでいると言うだけで、ナトにはヤンビャンでの支配体制などの情報を流していただけだ。


 死体はすぐにヤンビャンの公務官によって調べられ、死因は鈍器か石で頭を強く殴られたものだと結論付けられた。同時に誰がその男を殺したのか捜査が始まる。

 労働者党はその男が裏で何をしていたか知った上で、"党に多大なる貢献を果たした功労者"だと発表した。元よりヤンビャンとは労働者党に貢献した者のみが住める街、それ自体に不審な点を挟む余地は無い。

 そして憤慨するのはヤンビャン市民だ。


 平和そのものであるヤンビャンにおいて、殺人事件というのは非常に珍しい。

「誰がこんな酷いことを」「なんて惨たらしい」

 最初はこのようにありふれていながら素直な心境を吐露していたヤンビャン市民達だが、しかしそれは段々と名も姿も知れない犯人への憎悪へと変わっていった。

「あんな良い人が何故」「あの人ほど良い人はいなかった」「極悪犯罪人だ」「即座に逮捕し極刑に処するべきだ」

 …誰がそんな過激な事を言い出したか、殺された男が本当に良い人かどうかなど関係無い。過激な意見を言い出したのは労働者党の回し者だったのだが、すぐに"大衆"は同じことを言い始めた。言葉にするのが躊躇われても、誰かが言い出せば罪悪感は軽減される。何故なら自分は他の人と同じ事を言っているだけなのだから。


 そして一度大衆によって"言っていい"とされた言葉や行動は、群集心理によって強化されながら徐々に徐々に暴走していく。

 それを解決する方法は、犯人の断罪以外に無い。


 事件が発生してから数日後、労働者党は1人の容疑者を逮捕したと発表した。その者はヤンビャンの第1防壁の外側にある小屋に住んでいた、カルス・リルケ―という女である。

 逮捕されたのが女性という事であった為に市民は驚いたが、女性にだって重たい石や花瓶などの固いものを持ち、人の頭を殴りつけることは出来る。その公務官からの発表に皆が納得した。

 そもそも凶器が実際何なのかなど全く判明しておらず、現場に犯人の下の伺わせる様な物も何も無い。それは実際に殺したのは国軍の手練れであり、証拠を残さないことなどお手の物だからであるがそんな事は市民は気にしない。


 そして逮捕から間もなく、労働者党から犯人に関する新情報として"カルス・リルケ―はオトポールの仲間である"との声明がなされた。市民にとって犯人がオトポールであるという事は、即ち免罪符を得たという事である。

 ヤンビャンにおいて労働者党を支持しない者に対しては治外法権も同然。『犯人は極刑に処するべき』この言葉だけが、ヤンビャンの街の"世論"となり口々に叫ばれた。


 *


 カルスが労働者党に捕らえられたとの報せはすぐにムルザにて作戦の細かい所を詰めていたブレンデル、オールム、ペイルの3人にも伝わった。

「カルスが捕まった!?何故だ!」

 オールムは思わず報告に来た男に怒鳴った。

「落ち着けオールム、こういう時こそ落ち着いて事態の把握に努めろ」

 ペイルがそう宥め多少は落ち着いたように見えたが、それでもオールムの心の中に燻ぶる怒りは収まらなかった。

「それで、何故そのような事に?」

「は、はい。どうもヤンビャンで何か事件があったらしく、その容疑者として連れていかれたらしいのです。詳しい事はまだわかっておりませんが…」

「…わかった。その様子だとカルスの居た家の隧道はもう使えないな?」

「恐らくは…今もカルスさんの居た家にはヤンビャンの公務官が出入りしていて、とても近づけません」


 報せを聞いたオールムはしばし考えた。隧道自体はカルスの家から繋がるものが最も立派だというだけで、1本潰されたぐらいでは問題は無い。長であるブレンデルにも伝えていない隧道すらある。

 だがしかし、このままでは来るべき作戦行動に問題が出る。ヤンビャンの外側の壁の下に掘った隧道を数百名にも及ぶ兵士を一晩で送り込まなければならず、それを短時間で済ませるには比較的通行が容易な隧道を潰されたのは痛かった。

「作戦を立て直す必要があるのか?」

「いや、多少作戦初期に遅れは出る。だが全体的に遅れは…」


「生ぬるい!」

 今まで黙っていたブレンデルが突如叫んだ。

「…今なんて?」

 思わずペイルが聞き返した。

「生ぬるい、と言ったんだ。オールムよ、他の部隊長と共に急ぎ部隊を参集せよ。作戦決行の予定を早め、速やかにヤンビャンへ突入しろ。カルスを助けるのだ」

 ペイルには軍の経験からそういった判断が、一見理に適っているようで実は感情論でしかなく、こと戦いにおいて最も正常な判断を鈍らせるものと理解していた。そして戦いにおいてまず死ぬのは、正常な判断を失った者からだ。

「一ついいか。軍の経験から言わせてみれば、それは下策中の下策だ。まずは事実確認、その後にしっかりと作戦を組み立てたうえで救出するべきだ」


 しかしペイルの助言はブレンデルの耳には入らなかった。

「部外者が口を出すな。その間にカルスの身に何かあったらどうする?」

「確かにそれはそうだが、しかし平民街までは入れてもその先はどうするんだ。恐らくは連れて行かれたのは"矛盾の壁"の内側、今のオトポールに内側に入る力は無いだろう」

「ラグナ、と言ったな。そいつを連れて行く」

 ブレンデルのその言葉にペイルもオールムも耳を疑った。

「ブレンデル、正気で言っているのか?」

「正気だとも。ペイルが一緒に随伴するのが条件と言ったな、それは全く構わない。ただカルスの身に何かある前に、速やかに潜入し救い出せ。これは命令だ、いいな?」

「…はい、わかりました」

 仮にも長からの命令、オールムは従うしか無かった。


 *


「オールム、どう思う?」

 ブレンデルが部屋を出た後、2人きりの部屋でペイルはそう聞いた。

「どうって何がだ」

「色々だ。カルスは何故連れて行かれたのか、現在の練度でヤンビャンを落とすのが可能なのか。ブレンデルは、本当に味方なのか」

 最後にだけ含みを持たせたその言葉に、思わずオールムは顔を上げた。

「…一つずつ答えよう。まずカルスが連れて行かれた理由。これは俺にもわからない。家に公務官が居たって事から何らかの犯罪に巻き込まれたか、あるいはカルス自身が何かやったか…まぁこれは無いだろう。

 次に今、ヤンビャンを落とせるか。これは否だ。訓練時間が短すぎるし、カルスの家が押さえられた事で秘密隧道の一本が使えない。そうなるとヤンビャンへ侵入する事自体が少々困難になるかもしれない。最悪侵入したが最後、全員が労働者党に拘束されるなんて事さえあり得る。

 最後、これは…無いだろう」

 そこまで一気に言ってオールムは息をついた。


「どうしてそう言い切れる」

「ブレンデルの両親は党によって殺されたんだ」

 その言葉にペイルは眉をひそめた。

「ほう?」

「カレントルという街がある、ブレンデルはそこの生まれだと言っていた。その街では過去に党によって大虐殺が行われたんだ」

 カレントルではかつて、オトポールではなく別の反体制組織に所属する人が多く住んでいたのだという。ただ住んでいたというだけでその実態はマルカラーノだったりそうでなかったり、ただの街の住人に過ぎなかった。

 だがある日、突如プラセン国軍が大挙して攻め寄せ、街を徹底的に焼き払ったのだという。理由は誰にもわからずその圧倒的な暴力の前に、2000人程いたカレントルの人口は一時期300人程にまでなったと言う。そしてブレンデルの両親はその際に殺されたのだと言う。


「カレントルの大虐殺は、数少ない年配の方ならまだ知ってる話だ。ブレンデルはその経験から反体制派となり、色々とあってこのオトポールを任されるまでになったのだそうだ」

 オールムの言葉に耳を傾けていたペイルだが、それでもブレンデルへの疑念は消えなかった。それどころかいや増すばかりだ。

「成る程、良く出来た話だ。話を聞くにカレントルの大虐殺で死んだのは約1700名、それだけいれば偽装も用意ってところか」

「ペイルはどうしてもブレンデルを悪者にしたいようだな」

 オールムが棘を含んだ声色でそう言った。

「むしろ不審だとは思わないのか」

「どういう意味だ?」

「何もかもだ。この不完全ながらいつでも戦力を投入できる時期に、オトポール全体を刺激かのごとく起きたカルスの連行。党の挑発に乗るかのようなブレンデルの言動。もっと言えば見つからない間諜、それでなお過去の計画に必要だった人物程拘束されていたという事実。それら全てが、俺にはブレンデルこそが党の間諜だという事を指し示しているようにしか見えない」


 オールムにも思い当たる節はあるのだろう。しばし黙り込んで何か考えているようだったが、ややすると口を開いた。

「言いたい事はわかる。確かにこれまでの中でも不審な事は多かった。しかしだ、それでもブレンデルは俺達の味方だ…!こればかりは余所の自由な国からやってきたお前達には分からないだろうが、ブレンデルは絶対に…」

「余所者だからこそ見える事もある。客観的な視点を忘れた組織は(すべか)らく暴走し、戦いにおいて冷静さを忘れた者は死ぬ。よく分かっているはずだ」

 再び押し黙ったオールムに、更にペイルは言葉で追い打ちをかける。


「ブレンデルが党の間諜だったとして、よく考えろ。これまで間諜が見つからなかったのは当たり前だ、誰が長こそが敵の間諜だと思う。作戦決行前に要の人物が捕まるのも当たり前だ、全てを知り統括する人物が情報を流していたんだからな。そうだ、訓練場所をオレウムからプラセン共和国領土内に変えようとも言っていたんだな。それですら、何かオトポールに動きがあればすぐに軍を差し向けられるようにしたかったのかもしれない」

 オールムは何も語らない。しかし目で、続きを言えと言っているようだった。

「今は練度はともかく、オトポールの総戦力をヤンビャンへと向かわせる事の出来る時期だ。そんな中でまるで焚き付けるかのごとく連行されたカルス、いや、誰でも良かったのかもしれない。俺達を怒らせる事さえ出来れば。

 そうして全体が敵討ちしようという空気感で、不完全なままヤンビャンに雪崩れ込ませる。それこそが党の思惑だとするならば、全てに納得がいく。ブレンデルが強い口調であぁ言ったのは、とにかく早く攻め込ませたいからだ」

「…しかし、そうなったらヤンビャンにも少なからず被害が出る筈だ。そこまでしてヤンビャンを攻めさせたい理由なんて…」

 そこまで言ってオールムは口を止めた。ペイルの言いたい事が徐々に分かってきたからだ。


「オレウムか」

「そうだ」

 オールムは自分の顔色が変わるのが知覚できた。自分達をわざと扇動し不完全な状態でヤンビャンを攻めさせ、これを恐らくは軍を出動させて徹底的に排除する。逃げに転じようとしてもブレンデルが間諜ならば秘密隧道の場所は知れているだろうから、逃げる事は出来ないと考えた方がいい。

 そうして徹底的にオトポールの数を少なくすれば、党としては安心してオレウムを攻め込めるわけだ。その通り道になり得るムルザに抵抗勢力は居ないのだから。

「つまり、オレウムを攻撃するのに邪魔になるから、俺達を排除する為にカルスを…」

「恐らくな。だからこそブレンデルはあそこまで強硬にヤンビャンに攻め入る事を主張している、と考えれば何もかも納得がいく」


 オールムは背筋に冷たいものが流れた気がした。もし本当にそうならば…今まで俺が信じていたものは何だったんだ?


 *


 その夜、オールムは他の部隊長とペイルを交えて会議を行った。オトポールにはオールムの他にナレス・メンデル、カラン・イスレート、クィルツ・サーランドの3名の部隊長がおり、その下に小隊長がいるのだという。

 本来こうした会議は部隊長とブレンデルの5人で行うのだが、今回はオールムが会議を開きブレンデルの代わりにペイルを交えたものとなった。


「それで、そいつが噂の客人か」

 お世辞にも広くない作戦会議室でカランがそう言うと、ペイルは静かに頷き自己紹介とここに来た目的を話した。

「しかしブレンデルを介さずに俺達だけで作戦会議とはどういう事だ。しかも余所者を入れてなんて」

「それには訳がある。ペイル、お前の考えを話してくれ」

 オールムに言われてペイルは、何故ブレンデルを会議に交えないかを語った。話すにつれてオールム以外の3人の部隊長は徐々に顔色を変えていった。無理もない、自分達の長こそが敵と内通していたと言うのだから。


「それで…ブレンデルさんはなんて?」

 話し終えた後の重い沈黙を破ったのはナレスだった。オトポールでは珍しい、女性の戦闘員だ。

「あぁ、"何としてでもカルスを救出する、作戦決行を早めろ"だそうだ」

「でもそれこそが罠だと言いたいのよね」

「そういう事だ、このペイルの考える所ではな」

 そこまで言って再び沈黙した。誰が味方で誰の言う事が正しいのか、皆がそれぞれに考えている。

「…私は、そのペイルさんの言う事を支持しようと思います」

 ナレスの言葉に他の2人が一斉に顔を上げた。

「俺は…それでもブレンデルを信じる。俺だってカルスを助けたいし、どうせ決行する作戦なら今やっても変わらない」

 クィルツがそう言うとカランも頷いた。

「俺もブレンデルを信じている。だがこのままでは内部崩壊だ、そういった疑念がある以上は一度探りを入れてみる。と言うのはどうだろうか」


 カランはそう言って自らの考えを披歴した。

 つまりは総力戦に見せかけて戦力の一部のみを投入する。現在ある秘密隧道のみで十分に撤退出来得る人数のみをヤンビャンに送り、当初予定より少ない小火器と人数のみで騒ぎを起こす。もしブレンデルが本当に党側の人間であるならば、速やかに公務官なり軍が出動する筈。もしそうなったならば一目散に秘密隧道を通りヤンビャン外へと逃げ、1人でも多く逃げきる。

 逆にもしブレンデルが本当に味方であればこの作戦は党の意表を突くものとなり、初動は早くない筈。ある程度陽動を行い公務官や軍の出動が確認できなければ、残りの戦闘員を街に送り込み当初の作戦を実施する。そう言った内容だった。

 ブレンデルには当初作戦を少し変えたものを実行するものとして伝え、本当の計画を知っているのは部隊長の4人とペイルのみ。そういった作戦で行う事とした。


 *


 偽の作戦を改めてブレンデルに伝えると、考えたような間も無く二つ返事で実行許可が出た。しかしカランの案でブレンデルに伝えたその作戦には、ヤンビャンに侵入した後に秘密隧道には守る人を置かないように伝えた。文字通りの一兵残らずの総力戦と見せるわけだ。

 本来は万が一の撤退の事を考えて秘密隧道には、その隧道を守る兵士を何人か置いておくのが筋だ。その事に長たるブレンデルが気が付かない筈が無いのだが、それでも許可を出すという事はやはり何かあるという事になる。


「ペイル、お前はどうするんだ」

 作戦決行前夜、ペイルとラグナが寝泊まりしている家に来たオールムはそう聞いた。ラグナはと言えば、早速近所の子供の仲良くなったとかでお世話しに行っている。

「勿論行くさ。こうなったのは俺のせいでもあるしな」

「そうか…その、ラグナちゃんはどうするんだ」

 オールムは心配そうにそう聞いた。まだ少女と言っても差し支えないように見える女の子を、自らの戦場に連れて行くことに抵抗があったのだ。

「あいつは大丈夫だ。なんなら俺よりも剛いかもしれないしな」

「どういう事だ?」

「潜り抜けてきた死線の種類が違う」

 ペイルの言葉にオールムは首を傾げたが、よもやラグナが隣国の反乱を鎮めた人達のうちの1人だとは思わない。


「そう言えばな、青イ目ノ民について密かに語り継がれる伝説があるんだ」

 唐突にオールムは語り出した。

「プラセンもナトも、プランテール真教という宗教が広く信じられている。それは知っていたか?」

 そう言われてオールムは思い返してみたが、ムルザの街で食事の前に祈りを捧げる時間がある以外にそれらしいものは思い浮かばなかった。

「…いや、少なくともヤンビャンの街中では見なかった。ここでは食事の前に祈りを捧げるようだが、それの事か?」

「そうだ。ナトではまだまだ健在な宗教だが、プラセンでは死にかけ。そうして食事や作法、農作物の収穫等々にその名残が残っているだけだ。

 それでだ。そのプランテール真教の大元となる、主の教えが書かれているとされる聖典にこんな記述がある」


 そう言ってオールムは聖典の一節だという部分を語った。それはまさしく現状のヤンビャンという街そのものと、ペイルやラグナを含めたオトポールを指しているかのような言葉で、偶然と呼ぶにはあまりに信じがたいものであった。

「そんな事が…偶然とは思えないぐらい、的確に言い当ててるな」

 ペイルが思わずそう言うと、オールムも神妙な顔をして首肯する。

「全くだ…俺もプランテール真教の信者と言えばそうなのだが、竜を従えるという民族のラグナちゃんという娘がここに来たと言うのがな。どうも偶然とは思えない」

「俺達が来たのは神の思し召しか?」

「いや、そうは言わんさ。ただ願わくば俺達オトポールにとって、救世主になってくれるといいがな」

 そう言ってオールムは苦笑いした。


「帰りましたーって、ペイルさん。いらっしゃい」

 そんな話をしていると、ちょうど外出していたラグナが帰ってきた。

「おかえり。ほらペイル、救世主様が来たぞ」

「きゅーせーしゅさま?」

 帰って来て早々わけのわからない事を言われて、首を傾げるラグナ。その姿を見て思わずペイルが噴き出した。

「…随分と可愛らしい救世主様だ。明日の作戦もこのぐらい気軽なもので済めばいいんだがな」

「全くだ」

 2人でトントンと進む話に、全く話が分かっていないラグナはただ首を傾げるばかりだった。作戦前夜の夜は、かくも平穏に過ぎていく。

1920年にアメリカで発生した冤罪事件、サッコ・ヴァンゼッティ事件をモチーフにしてみました。


良ければ評価・感想等よろしくお願いします!


作者の励みになります。


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