表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
159/160

第159話 寄り道・・・


 ふぅ、予期せぬ乱入者をなんとか倒せたか。


 そういえば、あの豹の臭獣人名前なんて言ったのだろう。


 聞かなかったのでわからないけど、まっ、いいか、どうせ聞いても仕方なかったしね。


 それよりもネイビス大公軍とこれから仕切り直しで戦いを始めないといけないのか、面倒になって来たな。


 辺りを見渡すとネイビス大公の3万の軍はなぜか皆んな状態異常の睡眠状態から復活して立ち直っている。


 「なんじゃこりゃー」


 管理者の詩織さん、まさか全ネイビス大公の軍を回復してしまったと言うのか、せっかく私が眠らしておいたのになんてことするんだよ。


 幸い私が作った深い溝は元には戻っていない。


 良かった。


 あれがなかったら私、絶対負けていると思うよ。


 すぐさま元のいた場所に瞬間移動テレポート を使い戻って来た。


 ふぅ、危なかったあんなところに居たら、タコ殴りにされてやられていたかも知れないよ。


 またサンドバックになるのは嫌だからな。


 仕切り直しで、メタルハンドⅡのスキルと使おうと思っていた時に上空から詩織さんの声がした。


 「ちょっと、ちょっと、ちょっとぉ、らいとさん、もしかしてまだやる気なの。

 これ以上はいくら何でもやりすぎよ。

 人間達に深い精神的な傷がついてしまうわ。

 終わりよ、終わり、もう終わりにしなさい」


 そういって天空から急いで詩織さんが下りてきたのである。


 「えっ?

 でもネイビス大公との約束で3日間は戦うつもりだったし、それを越えなければ話し合いも出来ないじゃないですか?

 なにを言っているんですか詩織さん」


 「もう、もう、もう、決着はついているでしょう。

 終わりよ、終わり、終わりにしなさい。

 人間達を見てみなさい。

 もう戦闘の意志なんて感じないでしょうが」


 「え、戦闘の意志無くても最後までやるのが普通ではないかな。

 3日間戦えば、一応ネイビス大公と交渉できるし、そこで話しできるのであれば問題なく解決できるのではないかな?

 消化試合みたいなものだよね。

 諦めたらそこで試合終了状態だけど、それって駄目じゃないですかね?」


 「もう、そんなところは完全に日本人気質なのね。

 そんな民族どこの世界探したって少ないんですからね。

 そんな考えしている人の方が少ないんだからこの世界では異常なことなのよ。

 この世界の人達には、あなたの考えではついていけないわ。

 そんな諦めたらそこで試合終了状態じゃないんだから、終わりよ、終わり、終わりなのよ。

 ・・・

 あとは私が何とかするから、私に任せて、らいとさんは帰って良いですからね。

 ご苦労様でした、大変助かりました。

 有難うございます。

 私もここの管理者として責任を取ってうまくまとめて差し上げるとしますわ。

 私に任さておきなさい」


 「おぉっ、そう言う事だったらお任せしようかな。

 やった、これで解放されるんだね。

 それじゃ詩織さん後は任せるね。

 それじゃ私は奈落のダンジョンに悠々帰るとしようかな。

 詩織さん後はお願いしますね」


 私は心から嬉しく感じ、そう答えた。


 やった面倒な事は後は詩織さんが全部やってくれる、私には責任はないし、こんな嬉しい事はないな、それじゃさっそく帰るとするかな。


 「もう、ちょっとなに嬉しそうな顔しているのよ。

 面倒なこと私に押し付けていくなんてひどいですね。

 らいとさんは」


 「え でも自分でやるって言ったではないですか。

 駄目ですよ。

 さっき言ったことは訂正しませんからね。

 もう私の仕事は終わりました。

 お疲れさまでした。

 後の引継ぎ宜しくお願いします」


 「う、なんて人なのそんな人だとはね・・・

 ま、いいわ確かに私が今回の件は悪かったのですからね。

 地上にも降りてきてしてしまったからね。

 責任は取りましょう。

 後わ任せて下さいな」


 「有難う御座います」


 「でもね。

 私にも別の意味で言いたいことがあるので先に言っていいかしら、先ほど直視の宝珠の前で大きい声出したでしょ。

 あれは何よ、本当に私びっくりしたんだから、おかげでバイオロイドの心臓が止まりかけたのよ。

 もうなんであんなことしたのかしら」


 詩織さんはまったく関係ない話をしだし怒りながら私を睨んでいる。


 「えっ、あれはですね戦いが始まろうとしてストレスがあったんですよ。

 たまたま獣人達から直視の宝珠が返ってきましてね。

 ちょうど返してもらった時にたまたま大声が出てしまったのですよ。

 ただそれだけですよ。

 ハハハハッ ハ」


 「そう、そうなんですか。

 なんか怪しいですね」


 「あっ、そうそう、ちょうど返してもらった直視の宝珠今あるので渡しておきますね。

 詩織さんこれをどうぞ、お返しします」


 「それはらいとさんあなたが持っていてもいいわ。

 別に害は無いもんだし。

 私と連絡が取れる直接的な器械だし、持っていたほうが便利よ」


 「えっでもこれって、盗み聞きできるアイテムじゃないですか。

 そんなアイテム持っているの嫌ですよ。

 これは返しおきますね」


 「え、なんで、盗み聞きしてるって知っていいるのかしら。

 どうしてわかったの?」


 「この前、自分で沙也加さんとの話、直視の宝珠で聞いたって言っていたではないですか。

 そんなアイテム持っているの嫌ですよ。

 返しておきますね」


 「そう、それじゃ仕方ないわね。

 さすがにプライバシーの侵害に当たるからね。

 返してもらう事にするわ」

 

 詩織さんは不満そうな顔している。


 ここはなにか機嫌を取らないといけないかなそんな感じがするな。

 

 「どうしたの私なんか見て、なんかまだ言いたいことがあるのかしら」


 「いや、別に何もないけど、その白いワンピース素敵だなと思ってね」

 

 私は話をそらし誤魔化した。


 「え、そうなの。

 らいとさんもそう思うのかしら、これって私のお気に入りなんだよね。

 着てきて正解だったわ。

 嬉しいわ有難うね」

 

 おぉ、期限を直してくれたみたいだな、良かった、良かった。


 でもね別に詩織さんを褒めたわけではないんだよ。


 定番のおだて話で白いワンピースを褒めたのだからね。


 まぁ、勘違いしてくれているけど、私は一斉嘘はついていないから良いのだろう。


 おかげで期限直してくれたのは良かったな。


 案外単純なんだな、詩織さんてね。


 「えーと それじゃ詩織さん後は任せていいのかな」


 「ええ、いいわ、後は私に任せないさい」


 かなり上機嫌になったね。


 「詩織さん、ちょっとお願いが他にあるんだけどいいかな」


 「? 

 何かしら」


 「そこにある大きな草団、奈落のダンジョンへ持っていってもらえないかな。

 私では重くて運べないからどうしようか迷っていたんだよね。

 それと帰る前にお世話になった獣人達に挨拶したいので寄り道して帰っても言って良いかな。

 斑猫族の獣人の族長ギンジさんには、話しておいた方が良いと思ってね」


 「そうね確かに獣人達には言っておいた方が良いかもね知れないわね。

 それじゃ私は人間達に話すから、らいとさんは獣人達に話しておいてね。

 今までどうりでって言っておいていいわ。

 私もその程度の話で合わせようと思っていたんだからね」


 「えっ、そうなんだ」


 「それとこの草団子、別に持って帰ってもいいけど、いつもいるあなたの部屋に置いといてもいいのかしら」


 「それでお願いします」


 「別にそれは構わないけど、食べられてしまっても知らないわよ。

 私が使っていたローパーは今オートで動いているから、勝手に食べてしまう可能性もあるからね。

 それに子供達もいるでしょう。

 ローパーって草って好きなのよね。

 もともとフラワーパークで廃棄物とかの処理も管理していたのだから、草とか好きに作られているのよね。

 一応置いといてあげても良いけど、早く帰らないと食べられてなくなっているかもしれないわよ。

 それについては私は知らないからね」


 「え、そうなんだ。

 それで良いので、お願いしますね」


 ・・・


 今、重大な発言、聞いていないかな?


 ローパーの彼女って今オートで動いているって言ったぞ。

 

 それっていつもいる彼女ではないのか。


 どこまで詩織さんがローパーのからだ扱っていたか不明だけどそんなに中に入っている感じがあったのかな?


 なんかほんの少ししかローパーのからだ使っていないような気がするが気のせいだろうか。


 帰って彼女の様子を見て確かめてみるかな。


 たぶん詩織さんが扱っていない状態が普通に私と過ごしていたローパーの彼女じゃないのかな、そんな気がしてならないな。


 「それじゃ、私はもうちょっとやることしたら人間達に言ってくるわね。

 安心して帰って下さいね。

 ・・・

 それと、らいとさん今回の件はあらてめて礼を言わせもらうわ。

 有難う、ご苦労様でした。

 ・・・

 それと異世界人の翼人と臭い獣人に関して彼らの悪行は目に見えて酷いものでした。

 その件で、私は今までと方針を変えることがあります。

 それはダンジョンへ帰ってからお話しますね」


 そう言って管理者の詩織さんは一端どこかへ去って行った。


 ・・・


 私もギンジさんのところへ行こうと思っていた時に獣人のナガルさんがギンジさんを連れて帰ってきた。


 それとオルガさん達獣人の片も森林地帯から出てきたようだ。


 ・・・


 「お久しぶりです。

 みつぐ様」


 「おっ、ギンジさんお久しぶりですね。

 今回、迷惑をかけてしまい悪い事してしまいましたね。

 それに応援に来て下さるなんて有難うございました。

 礼を言わせていただきます」


 「そんな、こちらこそご迷惑をかけた次第です。

 失礼ですが、先ほどの獣人の件です。

 豹の獣人達は私達とは一斉関係がありませんが、獣人があのような暴挙をはかるなどとは、どう弁明していいかわかりません。

 なんと言っていいか、北東の地域に住む獣人だとは知っていましたが私達は知らないのです。

 なんて言っていいかわかりませんが、どうぞお許しください」


 そう言って私にギンジさんは頭を下げてきた。


 「あっ、先ほどの件ですね。

 あれは前にいた臭獣人と同じ種族の奴ですよ。

 獣神を名乗っていた偽物神が、また悪さをしに来たようですね。

 あのように、人間を襲って獣人と人間を争いをさせていた疑いがある連中です。

 ギンジさんに少し奴らの件で話しておきたいことがあります。

 聞いてくれませんかね。

 それと私に特使団を送った暗殺者の件についても間接的ですが、あの臭獣人が関係しているのかもしれません。

 これは人間達から聞いた話なのですが、このような事が会った事ようです」


 ・・・


 今回、襲ってきた臭獣人の事と、ゼピュロス隊長さんから聞いたゾイド子爵の件をギンジさんにうまく話し、人間とうまく話できるように少し盛った話をした。

 まぁ、臭獣人達が裏で手を引いていて人間達と獣人達を争わせる方向へ持って行ったと適当に話を盛っていったのである。

 ゾイド子爵もその被害者の一人だったとを、適当に言ってギンジさんに今回の人間のおこなった件を許してもらえいないかと話したのである。

 私の方は許していると言ったら、案外あっさり聞いて納得していたようだ。


 まぁ、悪いが今回の件は裏で操っていた臭獣人と翼人が悪いと言う事にしてしまった。

 

 でも本当に臭獣人達が操っていたのかもしれないのであながち全部が嘘ではないかも知れない。


 現に臭獣人カイゼル・ハートは魔王軍を使って獣人の黒猫族の村を襲って滅ぼしたからね。


 ギンジさんは納得して話を聞いてくれた。


 ゾイド子爵のした行為は許せないが、操られていた可能性があると言うので納得して許すように考えてくれたのである。


 まぁ、ある程度納得してくれたので良いのだろう。


 ギンジさんが獣人達を治めているみたいなので、後の事はギンジさんに任せて獣人達にも言い聞かせて貰おう。


 というか一番頭に来ていたのはギンジさん見たいので、その人が落ち着いたのだから大丈夫であろうな。


 「わかりました。

 みつぐ様、人間達とはなるべく争わない方向へ持っていきたいと思います。 

 私達も臭獣人に踊らせていたことを、今回身に染みてわかりました。

 人間達も同じように被害を受けていたのでしょうな。

 悪いのは臭獣人達です。

 人間達に遺恨など残さない事は、約束しますのでご安心ください」


 「そうですか、それは良かったですよ

 それじゃ安心して帰れますね。

 人間達の方は私の上司である管理者が話をつけに言ったので安心して下さい。

 人間達の方は問題なく解決すると思いますよ」


 「先ほどいらした方ですか。

 オルガからも聞きました。

 奈落のダンジョンに居ます古代神ですよね。

 とてつもない力のお持ちなのはすぐにわかりました。

 確かにあの方でしたら大丈夫そうですね。

 もっと早くこちらに来たかったのですが、直接見てしまったら怖くて近寄れませんでした。

 やはり本物の神は違いますね」


 「確かにかなりの力を持っていますね。

 わたしなんか赤子の手をひねるくらいであしらわれたですからね。

 あっ、それと神と言われるのは嫌いみたいなので、この世界を管理している者程度で思っていて下さいね。

 本人は神だと思われるのが大嫌なみたいですから」


 「そ そうなのですか。 

 わかりましたこの世界を管理している者ですね。

 良く分かりませんが覚えておきたいと思います」


 「そう それくらいでいいと思いますよ。

 本来、奈落の神様は何もしないと言うのが言い伝えが有るのでしょう。

 それで良いじゃありませんか」


 「そうですね」


 「それじゃ、私はそろそろ帰りますか。

 ギンジさんオルガさんお世話になりましたね。

 帰りたいと思います」


 「はい、有難うございました」


 「あっ、そうそうなんかまた人間界にあった場合は、奈落のダンジョン近くで大きな声出せば管理者が聞いているかも知れませんね。

 困った時は言えば伝わるかも知れませんよ。

 返答は来ないと思いますが見ているのは確かみたいですからね。

 それだけです」


 「わかりました。

 私達で解決できないことがあるよだったら頼みに行きたいと思います」


 「あっそうだ、オルガさんちょっと聞きたいことがあったのだけど、エルフの国ってどこにあるのか知っているのかな」


 「東にあると聞いていますが、詳しくは知りませんね」


 「そうですか、東ですか、ちょっと寄り道して帰ろうかな。

 ついでですから行ってみたい思うので私は東に行きますね」


 「そうですか、それではこれで私達も失礼しますね。

 有難うございました。

 みつぐ様」


 「いえいえ、こちらこそ、それでは失礼しますね。

 有難う御座いました。

 それではさようなら、機会がありましたらまたお会いしましょう」


 そう言って獣人達と別れを告げ東に去っていった。


 ・・・


 さてとここからが問題だ。


 エルフの国へ行って見たいんだよね。


 それになんか帰ると嫌な予感しかしないんだよね。


 なんか私のこと詩織さんが実験とかなんとか言っていたことがあったからね。


 ちょっと寄り道してエルフの国へ行って見るだけだよ。


 決つして逃亡ではないからね。


 ちょっと長い寄り道して帰るんだから、そういって東の森林地帯に急いで入っていった・・・

 


 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ