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第105話 時間という概念・・・


 一人の武官がイカロス上級伯爵に報告しに来た。


 「失礼します。

 イカロス閣下、密偵からの報告があり、今しがたフリューゲル軍と奈落のダンジョンの魔物との戦闘があったみたいです。

 詳しい内容はわからないのですが、フリューゲルの軍と衝突して魔物が逃げ去り森林地帯の奥に入って行ったということです。

 引き続き監視し続けますが、我々はどうなさいますか」


 「アイオロス子爵、君はどう考えるかな」


 「そうだな目的は我々だろう。

 こちらに向かっているのはわかっていたが、まさかフリューゲル軍と先に衝突するとはな。

 いずれ、こちらに来るはずだ。

 罠をしかけて、待ってればいいだろう」


 「そうだな、あちらから来てくれるならば好都合だ」


 「しかしフリューゲル軍があの魔物を撃退できるとはな。

 獣神相手に特化した能力を持っているだけで、たいした奴ではないかもしれんな」


 「そうみたいだな」


 「あの攻撃も管理者あっての事だったんだろうよ」


 「それならば恐るに、足らんという事か。

 至急、モンスターを捕える罠の準備をする。

 魔法部隊に罠を張る結界の準備を急がせろ、数が必要だぞ。

 どこからでも来ていいように、より多くの罠をしかける」


 「確実に奴を捕らえる為にか、それはいいな」


 「ああ、奴の動きを封じてしまえば、何の問題もなくなる

 あとはモンスターボックスへの収納だ、楽な話だ」


 ・・・


 ふぅ、良かった生きて帰ってこられたよ。


 もしあのあと軍が一斉に向かってきたらどうしようも無かったよ。


 私が森を入って行ったら護衛の獣人達がやって来た。


 「ご苦労様です。

 目的は達成されたようですね。

 おめでとうございます。

 駁猫族で最年長のオルガさんが私に話かけてきた。

 

 「ありがとう、何とか無事に帰ってこれたよ。

 さすがにあの軍勢相手では私でも相手にはできなかったからね。

 夜が幸いして動きが鈍くて良かったよ」


 「ご謙遜を、みつぐ様でしたらあの程度の軍、簡単に壊滅できると思います」


 「それは買いかぶりすぎとゆうものだよ。

 私は恐くて速足で帰って来たからね」


 「あの戦姫ローレリアを赤子の手をひねるように倒すとは、やはり私の探していたお方に相違ありません」


 「戦姫ローレリアって、私にいどんてきた、赤髪のきれいな女性の人かな。

 もしかして、フリューゲルの国を治める領主だったのかな」


 「はい、その通りです。

 魔王グラトニー・パイロンを切り裂き退けた強きものです」


 「え、そうなの?

 私、防御魔法とスキルだけしか使っていないんだけど。

 ダメージほとんど受けてなかったよ。

 それにまともに防御態勢もしていなかったしね。

 必殺技みたいのを食らった時にちょっと火傷したくらいかな。

 もともと少女を帰す為だけにいったので、戦いはしたくなかったのだよね。

 まぁ、彼女のかっこいい技が見れたので今度参考にしようかなと思ったのだけど」


 「さすがです。

 みつぐ殿、是非我が国にいってその力を行使してもらいたいです」


 「うーん、アレッタさんの話が、よくわからないんだけど説明してもらえませんか」


 「今は言えません。

 イカロス魔導法国の件が、かたづいたらお話します」


 「・・・

 さてそれでは、向かおうとするのだが、あくまで偵察だ、それに罠が確実にあるのは確かだ。


 ここからおそらく3時間あれば移動できるはずだけど、この世界に時計という物があればいいのだけど」


 「時計ですかありますよ」


 「え、あるの見せてもらえるかな」


 獣人のオルガが試験管みたいな瓶を取り出した。


 それは砂時計みたいな代物だった。


 見せてもらうと、どうやら3種類の赤、青、黄色の砂のようなものがはいった瓶が有りそれぞれ役割の時間が違うみたいだ。


 赤は1日青は半日黄色は四半日を現しているそうだ。


 この世界は砂時計で時間を見ているみたいだな。


 そう考えると1日は20時間にして、半日で10時間、四半日で5時間で計算すればいいのではないかと思った。


 もともとこの世界は地球よりは時間の進みが早いみたいなので、1日が20時間計算でもいいのではと思ってきた。


 あくまでのだいたいの目あすでだが、移動で激しく動いても上下入れ替えなければほとんどあっていると言う話だった。


 獣人達の話では、結構おおざっぱなので、本当にある程度あっていると言う感じみたいだ。


 人間界から品物が手に入るらしく、値段は結構高いが一般的に流通しているアイテムみたいだ。


 透明な瓶でできていて割れやすいが、硬質化の魔法をかけているので今は持っていても大丈夫だと言っていた。


 獣人にとっては重宝しているアイテムみたいだ。


 一般家庭でも普及していて、朝日が出ると共にアイテムを使用するらしい。


 家族の長が合わせると話していた。


 使用を忘れると1日中、家族から愚痴を言われるらしいね。


 目分量でだいたい時間の経過がわかるそうだ。


 私は体内時計をあてにしているが、いまいちあてにならないんだよね。


 人間だった時は、ほぼ合っていたのだが、この世界だとやはり合わないらしいな。


 獣人達が朝が早いのはそのせいかな。


 起きてくるのにやけに早かったんだよね。


 朝日が出る前に起きなければならないのね。


 ちょっとした時間の経過がわかるのもあるらしいが、そちらのアイテムは高めで売られているらしいね。


 とりあえず3種類の砂時計があれば良いみたいだね。


 瓶の上下に蓋のコルクらしいものがとりつけられて開けられるから、砂の入れ替えもできるようで、入れ替えをしてから使うらしいね。


 自分たちで砂を調整してだいたいの時間を決めることもできるが、難しいのでやらないみたいだ。


 全部落ちれば同じように時間が合うのでそれでいいと思うが、微妙に砂の大きさが違うと誤差があるよね。


 あくまでだいたいのめあすだから正確にわからなくていいみたいだね。


 砂の色の種類でだいたいの同じ時間い合わせられるので買い足すと言う話もしていた。


 こぼしてしまっても大丈夫みたいだ。


 でも砂も結構高いと嘆いていたね。


 私の感覚では今現在22時くらいだと思うから、でも地球よりは時間短いんだよね。


 朝くらいにはイカロス魔導法国へつきたいと思っているからうまく時間をみて休もうと思っている。


 ・・・


 私は一端、休憩をとってから休んで行こうと提案した。


 安全な場所を探してから休みはじめれば、うまく朝までにはつくだろう。


 計算ではだいたい3時間でイカロス魔導法国につく予定だ。


 5時間の砂時計を使って休んで、3時間で移動する。


 そうすればだいたいだが朝にはつくだろう


 それに合わせようと提案して決まった。


 まずはイカロス方面の内陸に進み安全そうな場所を見つける。


 ちょうど岩場のある休めそうな森林地帯があったので、そこを休憩場所に決めた。


 幸い魔物もいないみたいで、他の獣人達もこの辺りには住んでいないみたいだ。


 イカロス魔導法国方面に来ると、岩場の山肌があるところが多く存在するらしいな。


 それでは5時間の砂時計を借りてセットしよう。


 これが全部落ちてから行動すればいいだろう。


 朝くらいにイカロス魔導法国につく予定だ。


 私は半分は起きている状態だから問題なく見ていられる。


 ただ砂時計をずっと見ていなくてはならないと思うとへんな気持ちだ。


 逆に落ちるのをずっと見続けていると疲れてしまうのではないかと思ってきた。


 でも時間がわかるのでいいかな、どのみち索敵で常時安全を確保していて見渡しているのだけどね。


 さすがに奈落のダンジョン内よりはここは危険ではないだろう。


 気になるのは斥候だが、あの一件があるので捕えるのはやめておこうと思った。


 攻撃をくわえるならばまだしも見張っているのだったら問題は少ないだろう。


 あえているのがわかっていても放置することにした。


 それに私が近くに来ているのは知っているだろうと思っている。


 だが奴らには知らないことがあるからそれを利用しようと思っている。


 私の能力、望遠透視能力ルビーアイ を駆使すれば20キロ先まで見通せる。


 それにドラゴンから聞いた特殊魔法は射程が無い。


 20キロ先から翼人が発見できれば、魔法でふっとばさせることが出来るのだ。


 黒翼人や魔人も魔法の効果がわかると言う。


 問題はどう区別できるのかだが、なんか翼人は特徴があり見ればすぐにわかるそうだ。


 見えなくても異様な気配があるので察知が可能だという事だね。


 その異様な気配に人間達は神々しく感じる為に平伏してしまうらしいね。


 光でそんな感じられるのかな?


 いまいち会ったことが無いのでわからんないけど、ダンジョン出た時は確かに、突き刺さるような視線で見られていた感じがしたんだよね。


 レーザービームのような光が私に当たって見ていたのかなと思えてきたよ。


 そのことを念頭に入れて対応したいと思っている。


 あとはモンスターボックスの罠だけど、罠感知らしいスキルは私は持っていない。


 だが魔法反応は索敵で感知できる。


 それに大規模な魔法陣なので魔力反応が強く、近くには数名の魔導士が必ずいると聞いたので、索敵と望遠透視能力ルビーアイ使えば罠にかかることはないだろう。


 うまくそれを利用して行動しよう。


 魔法陣も重力弾グラビトン を使えば壊せるだろう。


 転移魔法陣はそれで壊せたからね。


 対策はなんとか思い描くことができた。


 問題はそれで本当に対応できるかという事だが今までも不明な事が多かったのでどうしようも無いと思っている。


 魔法が使えること事態おかしいからね。


 それでは休むとしようかな。


 ・・・


 砂が落ちたそろそろ動きはじめるとするかな。


 獣人達とアレッタさんは一斉に起きはじめた。


 えぇ、砂時計無くても獣人達は体内時計を持っているので正確なのではないか。


 まさか砂が全部落ちる音が聞こえたとは考えにくいがそんなことはないだろう。


 砂時計の音はほぼ聞こえないし、耳が聞こえるのは人間よりちょっといいくらいだと言っていたからね。


 たぶん獣人達の習慣の体内時計があっているのだろう。


 砂時計が普及しているのでそれに合わせられるみたいだね。


 時間の概念なければそんなことはできないはずだ。


 砂時計があった分わかるよになったのだろうな。


 ・・・


 さてとそれではイカロス魔導法国へ出発といこうかな。


 もし翼人がいるのならば見つけ次第即滅殺だ、あいつらのせいでこの世界の人々が苦しんでいるのは許せないのである。


 あくまで今回は諜報に徹しよう。


 現状を直視の宝珠に話して報告だ。


 しゃべれる機能ありそうなのだが、それって使用できないのだろうかな。


 あの銀色の球、かなりの機能秘めているはずなんだけど、使用の方法わからないんだよね。


 絶対見るだけの機能ではないはずだ。


 まぁ、そんなこと言っても仕方ないか。


 動く前に直視の宝珠で確認しておこうかな・・・



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