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アル・フィアータの魔女物語  作者: 宿木ミル
キャラ設定・プロローグ
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【舞台設定・キャラ設定】

この物語に登場する固有の土地、人物などについてのページです。

キャラクターの登場した回も記載しております。

現状かなりの話数の小説となっていますので、登場回を読むという読み方もおすすめです。


キャラ設定は性質上ネタバレになる可能性もあります。

気になる方は飛ばしても問題ありません。


小説のお話全体の流れは基本的に『私の魔女物語編』を読んでいただければ把握できるかと思います。

よろしければ、そこまで読んでいただければ喜びます。

『舞台設定』



【魔女図書館】


 多くの魔女が生活をしている、人間世界とは別の空間に存在している場所、その独自空間のこと。特徴として、世界の書物などが次々と集まるという性質がある。魔女が生活する上で求められているものが基本的に揃っているのもあって、魔女図書館しか世界を知らないという魔女も少なくない。


 図書館としては古風な雰囲気の本棚やテーブルが並んでいて、どこか秘匿的な雰囲気となっている。空間は魔女が増えれば増えるほど、魔力の影響で無尽蔵に拡大している。その為、魔女図書館の全貌を知る存在はほとんど存在しない。

 また、魔女図書館は図書館という名前を持っているものの、魔女の世界という一面も持っている。それもあって、図書館とは到底思えないような空間も多く存在する。ダンスフロアのような部屋もあれば、ちょっとした買い物ができる空間もある。更には闘技場みたいな空間があれば、疑似的に海や山を再現したような空間すら存在する。その為、魔女の為の特別な空間、世界といった側面は強い。

 食べ物などの問題も魔女図書館のみで解決することが可能となっている。

 魔女が魔女図書館から人間世界に赴く場合、扉召喚の魔法で移動を行う。

 魔女なら誰でも知っているとされる古典的な呪文を唱えることで、魔女図書館外の世界の行くことはできるものの、自分から人間世界に赴くような魔女はそうそういない。魔女図書館から直接人間世界に移動する手段それ以外にも限られているものの存在はしている。


 魔力を持っている魔法少女などの存在は、魔女図書館に侵入することができる。その場合、魔女に案内してもらうか、自身が知っている行き方を利用するかの二つが侵入方法となる。ただし、魔女図書館のことを知っている魔法少女は少ない。



【魔女図書館の個室】


 魔女のプライベートな空間。

 魔女の数だけ個室は存在しているが、人口問題のようなもので困ることはない。その理由は、魔女図書館の個室は魔女が自身の魔力を利用し、創設、設計を行う、固有の独自空間であるためいくらでも個室が存在できるからである。魔女が増えれば増えるほど、魔女図書館が空間として拡大するという性質もある為、プライベートが損なわれることはほぼない。

 固有空間という側面から、個室と言葉にされることが基本なものの、その言い方だと自分の部屋という感覚がない、といった考え方から個室のことを『自室』と呼ぶ魔女も少なくはない。


 個室に入る条件は、その個室の主の設定によって異なる。誰でも入っていいという条件にしている魔女もいれば、誰にも入ってこさせないようにしているものもいる。

 部屋に入る条件を厳重にしていない魔女の場合、比較的容易に部屋に侵入されてしまうことがある。


 生活用品などは魔法で解決できる関係から、基本的に生活に困ることはない。ただ、嗜好品などが勝手に増えるわけではないので、そこは買い物などを行うことになる。


 魔女図書館と同じような性質でありながら、個室は空間を広げることができる。

 その為、個室という名称でありながらも、小屋のようにすることもできる。ただし、自身のイマジネーション能力に左右されるところも強く、魔女によっては混沌とした空間になってしまうこともある。

 個室の設定は魔女の魔力を使うことで調整できる。一日中を冬のような気候にして暮らしている魔女もいれば、真逆で夏のような状態を保っている魔女もいる。夜のような光を維持することもできるのでとても自由。


 魔女図書館からは自由に本を借りることができるため、借りた本を個室で読むということは比較的気軽にできる。その影響から、本を読むことだけしているインドアな魔女も多くなっている。



【人間世界】


 色んな人間が生活している世界のこと。魔法少女や魔法使いといった存在も多くはないにしろ存在している。

 ただ、ごく稀に魔女が生活をしていることもあったりする。魔法少女がいることも手伝い、魔法的概念が多い世界となっている。

 魔法を信じられているかどうかは、知る人は知る、といったところが強く、そこまで有名にはなっていない。

 魔女図書館に滞在しないで、人間世界の中で生活する魔女も存在はする。そうした魔女は自分から素性を明かしたりすることをあまりしないため、人間のように扱われることが多い。



【魔女の魔法・魔法少女の魔法】


 魔女の魔法は古典的なものが多く、呪文を唱える魔法が多いとされている。魔法書を通じて発動するものもあれば、呪文を唱えるものもある。よく使われているのは呪文を覚えていれば使える、唱える形式であり、魔法書の利用は手間もかかるため使われにくい。


 呪文には、炎や氷など、色々な種類があり、それらは魔女の日常生活を支えている。

 魔女が特に使うのは扉召喚の呪文であり、魔女図書館内の移動のみならず、人間世界に通じる手段ともなっている。

 呪文詠唱の時に言葉を付け加えることで効力を調整することもできる。



 魔法少女の魔法の特徴は呪文を唱えなくても使えるというところにある。自身の想像力に働きかけて魔法を発動する関係から、魔女の古典的な呪文形式より便利な場合が多い。例えば炎の火力を想像次第で自在に変更できたり、氷の魔法で簡単にかき氷みたいなのも作れたりする。


 ただ、呪文形式の魔法を発動する場合何かしらの道具が必要となり、一定の安定した魔法を使うというのに手間がかかってしまう。


 魔女と魔法少女の魔法の違いは文化の違いであり、あまりどちらが良い、というものはない。

 あくまで、魔法の発動の手順が違うというところがあるので、魔女の呪文を魔法少女が使うといったことや、逆に、魔女が魔法少女の魔法を発動するといったことも可能である。



【固有魔法】


 魔女や魔法少女が持っている独自性のある魔法。個人の特技という一面が強く、固有魔法を持っていない魔法少女や魔女は存在しない。

 本人の特徴、個性ががそのまま固有魔法として発動することが可能である。性質上、固有魔法は自由自在に操りやすく、魔女であっても呪文を唱えずに発動することが容易であり、魔法少女の固有魔法も安定した発動が可能となっている。

 自身の固有魔法を利用して、生活に快適なものにしている魔女や魔法少女は少なくはない。






『人物設定』


【アル・フィアータ】


 主人公であり、魔女。普段は魔女図書館で、本を読む生活をしている。

 元々は名前の無い魔女だったが、自分で名前を思いつき、それ以降は、その名前を名乗っている。


 魔女なので色んな魔法や呪文を使用することができる。呪文詠唱を行って魔法を発動するのが魔女の魔法の発動の仕方で、アルもそのやり方を利用している。

 『金平糖を操る』固有魔法を持っている。これは、意味そのままの魔法であり、自身の魔力で作った金平糖を降らせたりすることができる。速度、大きさなどは呪文詠唱によって調整ができ、食べると美味しい。また、金平糖の魔法ならば、詠唱を行わず、発動をすることもできる。


 甘いものが好きで、とくにココアが大好物。

 気さくなのんびり屋で、興味があるものにはぐいぐいと惹かれる性格。ゆったりしている性格であり、基本的に苦手な人はいないし、偏見もあまりない。マイペースな側面が強いため普段から、のんびりしている。


 黒い髪のセミロングの髪型。魔女ではあるものの、見た目が人間と大差ないので、街中に紛れても魔女だと見破られることは少ない。見た目そのものも地味な印象を与えやすいものの、魔女図書館では、髪の色まで普通の人間に近い魔女というのはなかなか少なかったりするため、魔女図書館内では時々目立ってしまうこともある。

 服装は基本的には適当である。黒いパーカー、緑のスカートのような、現代的なファッションが好み。それでも一つの衣装のみに拘りがあるというわけではなく、自由なファッションを楽しんでいる。

 魔女としての服装は三角帽に黒いローブ。白の丸袖ブラウスに、黒のレースミニスカート。白のニーソックスとなっている。ただ、どちらかといえば魔女らしく、というものより自分らしく服装が好きなので、魔女の服に強い拘りはない。

 私服として一番好みなものは金平糖を模した髪飾りに、白いブラウスに金平糖らしいカラフルなブローチを付け、赤いスカートを身に纏うといった服装が好みとなっている。




【リフィー・シュアー】


【私の名前と魔法少女】で登場。

 色々な場所から魔法少女が遊びに来るという『魔法少女カフェ』で働く少女。

 彼女自身も魔法少女であり『魔法の釣竿を操る』という固有の魔法を使うことができる。その魔法を利用することによって、ありとあらゆる魚を釣り上げることができる。少しでも水溜まりのようになっている空間があるならば、そこで釣りを行うことも可能である。

 性格は気さくで、誰とでも打ち解けるタイプ。友達も多い。釣りをすることが趣味であり、釣りで真剣勝負とするときはあえて魔法を使わない。

 見た目は、青髪のショートヘアーのセーラー服といったもの。すっきりとした雰囲気を感じさせる爽やかな姿となっている。


【春野すみれ】


【私と金平糖の呪文】で登場。

 『魔法少女の師匠』と呼ばれる人物の弟子として、師匠と生活をしている魔法少女。『魔法的概念を発見する』という魔法を使うことができる。具体的には、少しでも魔法的要素を感じ取ったら、それを感知できるという能力である。日常的な物質などにもそういったものを関知することも可能。想い、夢など、目に見えないけれども存在としてあるものを見つけることができる、という側面も持っている。そうした関係から、魔法少女を発見することなども得意。


 師匠から色々なことを教わっているらしく、基本的な私生活は師匠と一緒らしい。天然気味なところが心配されやすく、いつも気にされているらしい。


 性格は真面目だけれども、マイペース。若干天然気味。魔法の影響か、おっとりしている印象も与える。敬語で話すことが多いものの、同年代の魔法少女などが相手の場合は、気さくな口調になることもある。師匠のような、他人を導く存在になることを夢見ている。


 容姿としては、緑髪のロングヘアーが特徴的で、白いワンピースを私服としている。ふわふわしている服装ではあるが、服を汚さないように意識している。



【トゥリウット】


【私と不思議系魔女】で登場。

 魔女図書館から離れて、一人でのんびりと生きる魔女。『魔法の扉を形成する』という魔法が固有の魔法。これは他人の場所まで移動できる魔法であり、他の魔女が使う扉召還の呪文と似ているものの、性質が異なる。トゥリウットの扉召喚は行きたいところにダイレクトに繋げることができる。目的の人物が存在する場合、その人の前まで扉で直接行ける。普通の魔女の扱う呪文は、場所を指定するものであり、基本的に大まかにしか設定ができない。


 性格は不思議系クール。言葉数は少ないが、興味を持ったものにはグイグイ食いつく。人間観察が趣味。気になったものには素直に接したりするのもあって、他者に悪印象を与えることが少ない。気を許している相手の場合、他の相手よりも距離が近くなる。

 見た目は少し幼めで、紫の長髪をしている。服装は白ワイシャツに黒いコート、丈の短いスカートで、ソックスガーターを使い長靴下を止めているというもの。


【ノイザーミュート】


【私と『音の魔法少女』】で登場。

 自由人気質がある魔法少女。シンガーソングライターとして各地を歩き回っている。

 独自の魔法は『体から自由な音を発する』というもの。手を叩いてシンバルの音を奏でたり、鳥の声で歌ったり、自身の身体から発せられる音を自在に操ることができる。本人の発想や想像力によって自由な音楽を奏でることができる。この能力を利用することによって、ノイザーミュートはシンガーソングライターとして思い描いた音楽を他者に対して奏でている。


 性格は素直で少し大人っぽい。しかし、子供らしさもあり、ファンタジーらしさを大切に生活している。貧乏性であり、いっぱいの美味しいものを食べることをいつも夢見ている。


 容姿は黒の長髪をしていて、身長が高め。音符がちりばめられた黒のコートと、ふさふさの耳当てを着けている。基本的に落ち着いた雰囲気もあり、音楽を奏でていない時は、静かな印象を与えやすい。



【ベゴニア・ルートリッハ】


【私と風の導きと】で登場。

 『魔法少女の師匠』と呼ばれている人間。当然本人も魔法少女であり、人助けなどを行っている。

 魔女と魔法少女の対立による争いは定期的に見ているものの、基本的に魔女に対する嫌悪感というものはない。どちらかというと個人個人の考え方を大切にするタイプである。


 性格は真面目で、おおらか。男性口調が混じったような話し方が特徴的である。

 容姿は赤の長髪にジーパン、ジャケットといったもの。雰囲気が若干男性らしい。



【リアヴィリア】


【私と白銀世界の魔女】で登場。

 魔女図書館で生活している魔女。独創的な『自室』を持っており、その部屋の評価から『白銀世界の魔女』と呼ばれることもある。

 本人の固有魔法は彼女の異名通り、『白銀世界を創る』というもの。その性質から、他の魔女よりも氷などに関係する魔法や呪文を取り扱うのが得意となっている。

 

 本人の性格はおっとりしていて大人しい。自分に自信がない内気な性格でもある。お嬢様やお姫様みたいなものに対して憧れを抱いており、その雰囲気のように振る舞いたいと、密かに練習を行っている。身分が高そうな口調を意識したりすることもあるが、本当の本人の口調は落ち着いた敬語である。

 色事関係の話が苦手で、それらに関係する話を耳にするだけで顔を真っ赤にしてしまう。


 容姿は、青の長髪をしており、髪には雪だるまの髪飾りが付いている。大人の女性のように、メリハリのある身体となっており、アルやトゥリと比べると、スリーサイズが大きめ。服装は肩が露出するような白いロングドレスとなっており、本人の雰囲気も相まって、お姫様のようなイメージとなっている。



【ナワシマ・アクタ】


【私と悪魔研究の発展】で登場。

 悪魔契約した魔女、アクトレス・イグシストと行動を共にする悪魔。一人称が特徴的であり、自分のことを『悪魔な私』と呼んでいる。

 他人の夢に介入することができるが、夢魔ではない。そのため、長時間、他人の夢に滞在していると疲れるらしい。


 性格はいい加減で気まぐれ。だが、興味を持った対象には積極的に声をかけたりすることもある。お話好きでもあり、会話のテンポが基本的に速い。

 悪魔という存在ではあるが、そんなに悪いことをしたりすることはない。彼女なりに、主人であるアクトレスと、適当にのんびりと生活をしているだけである。フランクな印象を相手に与えることもあり、実際に話してみるといい奴だと言われやすい。


 見た目はギザギザとした悪魔らしい翼や先端がハート型になっている尻尾など、悪魔らしい特徴を身体に持っている。見た目は幼め。露出が高めな黒のレオタードのような服を好み、頭にはハートの形のアクセサリーがある。髪は赤みがかかった黒で、ワンサイドボブとなっている。



【アクトレス・イグジスト】


【私と『演者』の名前を持つ魔女との邂逅】で登場。

 ナワシマ・アクタと契約を行った悪魔契約の魔女。普段は魔女図書館の『自室』で、アクタと共に優雅な生活をしている。

 太股に契約を行ったことによる術式が刻まれている。本人の魔力は、悪魔と契約していることもありかなり強く、扱う魔法も豊富なものとなっている。


 性格は言いたいこと思ったことをはっきりと言葉にするところがあるが、基本的に気分屋。めんどくさがりなところもあるが、自身が気になったことには対しては、積極的になることもある。お嬢様気質なところもあり、どこか、上から目線気味な雰囲気を感じさせたりすることもある。癖が強いものの、話してみると気軽に返答してくれる。


 若干、他者へのスキンシップが激しいところがある。見ず知らずの相手であっても身体的特徴を分析したり、自身への干渉を誘ったりすることもあるため、他人に艶やかな印象を与えやすい。


 容姿については、桜色を基調として、紫の部分もある、しっとりとした長髪をしている。髪の長さは足まで届くほど長い。身長などはアルやアクタよりも大人びている。

 黒いドレスを好んで着用しており、手元のフリルと、ふわふわに広がっているスカートが印象的なものとなっている。ドレスは、背中の部分が開いており、首から胸元にかけて余裕のある構造である。


【フィンク・ショノン】


【私とお菓子の家と新たな扉】で登場。

 『魔女図書館』の創成に関わった魔女で、『創始者』のひとり。その魔力は圧倒的で、魔女の中でもトップクラス。『創造の魔女』であり、入り組んだ空間を作り出す魔法を扱うことができる。彼女の魔法によって『魔女図書館』は設立した。

 普段はお菓子の家に住んでいる。


 容姿は濃い紫と黒が混じった髪をしていて、三角帽子やロープを纏っている『魔女』らしい風貌をしている。彼女自身も魔女としての衣装を気に入っていて、基本的にはそういった服装に調整している。


 性格は自由気まま、適当に生きる放任主義。世の中の大抵の出来事は適当でもどうにかなると思っている自由人で、住む場所を選ばない。様々な相手に悪戯を仕掛けるのが好きで、普段からびっくりさせようとしている。大真面目に事業に取り掛かるのは嫌いだが、遊び心を持たせるのは好き。


 魔女図書館の創成に関わっている魔女のではあるものの、適当に生きることをモットーにしていているので、これまでの人間や魔女の対立関係を気にしていない。改善するべき部分もあるとは自覚しているものの、無理に意識改革を行う必要もないと考え放置している。流れに身を任せ、自由に生きることこそが大切と考えている。


 魔法少女や人間社会に対して抵抗がないアルの存在を気に入っており、度々『先輩』として協力したりすることもある。

 他の創始者とは気まぐれで会話したりするものの、今でも仲がいい。


【ナウィス・シールート】


【私と『船の魔法少女』の邂逅】で登場。

 船を操る能力を持っている魔法少女。どこかに留まることをあまりしない。船と一緒に定期的に移動しながら生活をしている。


 容姿は、銀髪のショートヘアで、髪が少しとげとげしている。身体付きについては大きくも小さくもない、平均的な雰囲気。服装は青を基調としたジュストコール風の服装を好む。いかにもな海賊らしい恰好が好みらしい。


 性格は常識人気質が強く素直な性格であるが、自分のことをあまり打ち明けようとしない引っ込み思案な気質がある。ただし、他人を相手に喋れなくなるわけではなく、自分の感情を表現することが苦手といった側面が強い。

 『船の魔法少女としての自分』を求められることが多かった過去があり、自分自身のことを話しても意味がないのではないかと考えてしまう性質を持ってしまった。

 仲良くなった相手に対しては、心を開き、言葉数も増やしていく。


【ディベイル・シオン】


【私と『娯楽』の魔女の遭遇】で登場。

 魔女図書館に『娯楽』をもたらした魔女。

 『エトランゼ・イストワール』という独自空間でで基本的に生活している。

 魔女図書館の創始者のひとりで、フィンク・ショノンとは周知の仲。


 用紙は大人の女性らしい風貌をしていて、片方の目が隠れている。髪は紫苑のような薄い紫色をしている。ドレスのようなゆったりとした衣装を好んで着ている。部屋着もふわっとしたものを着ることが多い。


 いい加減でめんどくさがりな性格をしている。適当かつ放任主義で、あまり自分からは他者と関わろうとしない。ただ、人間や魔女のことが嫌いというわけではなく、楽しくないことになりたくないだけ。楽しいことはむしろ好きなので、相手から会話が発生すると率先して会話することもある。


 趣味は人間・魔女観察。嫌いなものは対人関係のトラブル

 魔女図書館建設の時は率先して動き、魔女図書館に多くの娯楽をもたらした。

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