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Vaccine5 Company Guidance

間が空いてしまって申し訳ありませんでした!

Vaccine5よろしくお願いします。

 俺は今日から田中製薬に住むことになった。

 掃除洗濯炊事に大忙し!ちゃんと生活出来るのか?それにイリーズって奴らとも戦っていかなくちゃいけない。正直このままだと生きていけるか不安だな…。

 よし、まずは部署の掃除からだ!

 ガチャン!!

 …あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 高そうな壺割っちまったぁぁぁぁぁ!!!

「ん?なんの音?」

 ヒョコッとヤスナ先輩が見に来た。

「あっ!?ヤ、ヤスナ先輩…えと…ちょ、ちょっとなんか割れちまった…かなーなんて、あはは」

「え?」

 と言ってヤスナ先輩がおもむろに俺の背後を覗き込む。

「あ、あーーーー!!!!!」

 ヤッベ見つかった!

「天城…あんたねぇ……!」

 ヤスナ先輩がまるでゴゴゴゴなんて効果音が聞こえそうな表情をして睨んでいる。

「これ、田中さんがオークションで500万して落札してきて大事にだーいじにしてて掃除するにも苦労するほどのモノを!割っただなんて信じられない!」

「そんな大切なモノだったなんて…お、俺知らなくて!許してください!!」

「ダメ!言ったよね?使えないと思ったらクビにするって」

 …え?ちょ、まさか!!

「アンタはクビ!3人がなんと言おうとクビ!!クビクビクビクビクビクビクビクビクビ!!!さっさと出てけーーーーーー!!!」

「そんなーーーーーーーー!!!!!!!」

 終わった……俺の…楽園ハーレム生活が…1日で…終わった………。



「……ぎ。……ぎ!…まぎ!オイ、天城!聞いているのか?起きろ!」

 バーーン!!

 先生に教科書で頭を叩かれた。

「いってぇ…もうちょっと起こし方ってもんあるだろーに」

「なんか言ったか?」

「いいえなんでも」

 どうやら授業中だったようだ。それすらも忘れるほど熟睡していた。不意の衝撃で星が見える…強く叩き過ぎだっつの。

「はい、じゃー寝てた天城に答えてもらおうかな!初代総理大臣は誰だ?」

「え?えーと…俺です」

 プッ…クスクス…

 とクラスの皆の失笑が聞こえる。

「もーいい、横尾。答えは?」

「天城ハルタです」

 ドッ!!アハハハハ!!

「おいお前ら…もういい、進めるぞ」

 横尾さんあんなボケかますんだな…

 あーやっと頭スッキリしてきた。

 って今の夢だったのかよ…!!こわ!!!リアリティあり過ぎて困るわ!!

 掃除する時には気をつけよう。マジで一瞬でクビだなんてことになりかねないからな。

 てか壺なんてあったか?


 コンコン。

「失礼します。天城ハルタです」

 何も言われてなかったけど一応ノックしてからドアを開けた。

 中ではキルメさんとリンナさん、カグヤさんがお茶を飲んでいた。

 最初に話しかけてきたのはカグヤさんだった。

「…ハルタ、お土産買ってきてくれた?」

「お土産って買ってこなくちゃダメなんですか?」

「…ダメじゃないけど、外回り行ったらお土産は当たり前」

「だから学校行くことを外回りって呼ぶのやめて下さいよ…」

 あれ、昨日もこのやりとりしたな。次来る時は買ってこよ。

「あれ?ヤスナ先輩は?」

「ヤスナはまだ学校から帰ってきてないぞ」

「ヤスナ先輩って学生だったんですか!?」

「ん?そうだぞ。知らなかったのか?同フゴッ…」

 リンナさんがキルメさんの口を塞いだ。

「そうそう、学生さんなのよ。学生さんは勉強大変ね〜。ハルタ君もお茶飲む?」

「は、はい。頂きます」

 なんか言わせたくない事でもあったのかな?


 暫く4人で話しているとヤスナ先輩が来た。確かに制服を着ていたので学生と見て取れる。ん?この制服どこかで…

「お疲れ様です」

「おう、お疲れ。とりあえず着替えてこい。今日の会議するぞ」

「はーい」

 と言って部署を出て行った。暫くして戻ってくると、昨日俺が見た時と同じような服を着ていた。

 キルメさんが立ち上がって言う。

「では会議の内容だが…いつも通り特に無い。なので今日はハルタがここに住むのに支障が無いよう、案内することにした。」

「あ、いいんじゃない?」

「…うん」

 と、リンナさんとカグヤさん。

 キルメさんの話を聞いてブッスーとしているのはヤスナさんだ。

「ありがとうございます、よろしくお願いします!」

「では案内する。着いてこい!」



 それから俺は4人と田中製薬の建物の全体を案内されるべく、探検し始めた。

 1階は事務所と田中さんの書斎がある。

「なんで田中さんにだけ書斎があるんですか?」

 キルメさんに聞くと

「なんでって……田中さんがこの会社の社長だからだろ。だから書斎っていうよりは社長室だな」

「え!田中さんって社長だったんですか!?てっきり用務員さんみたいな感じかなーと」

「ハルタ君…それは流石に失礼だよー」

「…田中製薬って会社名でしょ」

 あっ…なるほどね、『田中』製薬か。


 2階と3階は研究所。

 VBBを研究するための施設だ。研究所内に入るためには全身殺菌の機械に体を通さなければならないらしい。めんどくさいようにも思えるけど確かにバイ菌とか入っちゃったらマズイよなぁ…知らんけど。

 そもそも四神の4人は前に研究所に入れてもらった時に暴れて高価な機械を壊したり、貴重な研究資料をグチャグチャにしてしまったので出禁になっているらしい。

 何してんだあの人達……


「4階は部署以外にも何か施設があるんですか?」

「あぁ、射撃訓練室と刀剣訓練室がある。射撃訓練室は主に研究員の自衛訓練の為の施設だ。前にも言ったが、この会社は敵対組織からの強襲を受けることが度々ある。ちょうどその時に我々警備員がいない…なんてことはまず無いが、一応ということで研究員にも訓練及び拳銃の所持が義務付けられている。刀剣訓練室は私とリンナとカグヤさんが主に使用している」

「ヤスナ先輩は使わないんですか?」

「アタシは剣使わないからね」

 2つの訓練所はエレベータを降りて、廊下をずっと奥まで行った所にあるらしい。

 俺も今度行ってみようかな。俺もなんか能力以外に技術身につけた方がいいのかな?

 キルメさんの能力しか見たことないけど、他の3人もすごい能力持ってるはず。

 なのに今の話を聞くにリンナさんとカグヤさんも剣を使うようだし…


 5階はトレーニングルームがある。

「結構本格的なジムですね。なんかよく見る腕フンフンするやつあるし」

「……ボキャブラリー」

 カグヤさんに突っ込まれた!可愛いなぁ。

「ん?なんか奥にジムっぽくない扉ありますけど、あの部屋はなんですか?」

「あれは格闘訓練室よ。私は主にそこで訓練しているわ。武器使わないから下の訓練所は使えないのよね」

「ヤスナ先輩は武器を持たずに能力だけで戦うんですか?」

「私はコレで十分よ」

 と言って右手を握って俺の前に突き出してきた。

「ヤスナはなんとか流の免許皆伝なのよ」

 リンナさんが割って入ってきた。

「なんとか流ってなんですか!童子切錬極真流どうじきりれんごくしんりゅううですよ!」

「そうそう、長いのよ。それ」

「全否定!?まぁいいです……。私はそろそろ抜けさせてもらいますね。体動かしてきます」

 ~ヤスナはパーティをぬけてしまった!~


「さーさーついに真打ちの登場です!!」

「リ、リンナさん……急に元気になってどうしたんですか?」

「だって!女の子の部屋だよ!?オアシスだよ?華の楽園だよ??」

「えぇ!?6階ってもしかして皆さんの…へへへへへへへへへへ部屋!?」

「……ざっつらいと」

「そこを見て回るのはさすがにマズイんじゃ!?」

「私は構わんぞ」

 いや構ってくれよキルメさん!!!

「ホレホレホレ!ここは~ヤスナのお部屋ですよ~」

 そう言ってリンナさんが後ろからチョー押してくる!

「ちょ!一番怒る人の部屋だから!!」

 んな…何だこの人めっちゃ力つええ!

 ドンッ!バタン!!

 抵抗するも虚しく俺はヤスナさんの部屋に無理やり押し込まれてしまい、ドアを閉められ、周りを囲まれて逃げられない状況になってしまった。

「ハルタ君はこれから私達の身の回りの世話をしなきゃいけないんだよ!?部屋に入ったくらいで動揺してたらパンツ洗濯する時どうするの!」

 パパパパパパパパパパンツ!?皆さんのパンツ……

 キルメさんはきっとエロいパンツなんだろうな……Tバック、うん。

 リンナさんは正直履いているのかわからない。今も水着みたいなの着てるし。

 ヤスナ先輩は絶対縞パン!これは自信ある!

 カグヤさんはやっぱり幼女らしく純白のふわっとしたパンツなんだろうか。

 やべ想像しちまった。気づいたら目線を下げてジロジロ見てしまっていた。

「・・・エッチ」

 カグヤさんがふわっとしたホットパンツの裾を掴んで上目遣いで俺を睨みながら言ってきた。

 アカン!犯罪的!ロリコンじゃなくてもやられるわコレは。

 まぁ確かにリンナさんの言うとおりで、これからはこの部屋を掃除したりしなきゃいけないわけだから、こんな事で動揺してちゃダメだよな・・・

 イイ匂いがする。アロマかな?思わず深呼吸してしまった。

 部屋の雰囲気は、カーテンやシーツ、壁紙やベッドが全体的にピンクと白で統一されていて、部屋の隅には大きめのテディベアが置いてあり、いかにも普通の女の子といった空間がそこにはあった。

 正直言うと意外だった。

(乱暴で粗雑なイメージがあるけどやっぱりイマドキの女の子なんだなぁ…)

「ん?このドアは…別の部屋に繋がっているのかな」

 不自然な場所にドアがあるのに気がついた俺は開けてみた。するとそこには大量の服があった。

「え!?ウォークインクローゼットあんの?すごい広い部屋だな・・・ちょっとどんな服があるか見といたほうがいいか?女の子の服なんて洗濯したこと無いからどんな洗剤使えるか調べとかないと」

 クローゼット内に入ってみるとさっきよりも一層女の子らしい匂いが充満しているのがわかった。

 あれ、勢いで入っちゃったけど良かったのかな、まぁいいか!!

 早速服を物色してみる。あくまでもどのような服があってどのような洗剤を使えるかを調べるためであってけっしてけっっっっっっっして変態的な行為をしているわけではない!

「それにしてもヤスナ先輩色んな服持ってんな~・・・え、こんな小さいころの服とっといてあるのか?変わってんなぁ。・・・アレ!?こんなセセセセセセセセクシーな服着ちゃうの!?!?…人のこと言えないくらいヤラシイんじゃないか??」

 ガチャ!

 部屋の扉が開く音がした。そういえば1人で夢中になって調べてたな。リンナさんが呼びに来たのか?そろそろ出ないと。まだ社内の案内が残ってるはずだ。

「ふー…」

 クローゼットから出ると、そこにはお風呂から上がったばかりと言わんばかりに肌がピンクに上気し、髪が濡れて艶かしい雰囲気を出しているヤスナ先輩がいた。しかもバスタオルいちま・・・あ、落ちた。

「な、なんでアアアアアンタがここに…」

「え、えと、リンナさんに無理やり入れられて、そんで俺もこれから家事しなきゃだから色々勉強しなきゃだから色々観察してしていろいろ嗅いでイロイロブッショクシテ…」

 ヤスナ先輩はバスタオル取れてるの気づいてないのか、丸出しのまま俺に近づいてくる。

「ア、アンタねぇ…やっていいことと悪いことってもんがあるでしょ!?ま、まぁ勉強目的でってならその努力は認めてあげるけど…」

「ア、アリガトウゴザイマス」

 ま、前見れねえ!

「話聞いてる時はちゃんと話してる人の目を……キャアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 顔を真っ赤にさせて急にしゃがみ込んだ。

「すみません!これ!」

 先ほどヤスナ先輩の体からズリ落ちたバスタオルを拾い上げ、上からそっとかけてあげた。

 ヤスナ先輩はそのバスタオルの裾をギュッと握りしめた。

「……って」

「は、はい?」

「いつまでこの部屋にいるつもりなの!?早く出てきなさいよバカ!!!!」

「あっ!す、すいません!!」

 バタン!!!ガチャ!!

 ヤスナ先輩に押されて強引に退室させられた。

「お嫁に行けないじゃない、バカ…」


 あー。結局ムリヤリ入れられてムリヤリ出された形になったな。

 てかヤスナ先輩、泣いてたな・・・ホント申し訳ないことしちまった。後でもっとちゃんと謝らないとだな。

 …それもこれもあそこの角でニヤニヤ笑ってこっちを見てる3人組のせいだ。

 いつの間に部屋を出たのやら。

「どーだった?ラッキースケベ成功?」

「何がラッキースケベですか。散々な目に合わされたし、合わせちゃいました」

「まぁ大体の予想はつくけどな」

「…ハルタのエロゲ主人公力を調査してた。女の子との突然のハプニングを回避できるか。ちなみにバスタオルを外したのは私」

「バカみたいなことやめて下さいよもう。カグヤさんも悪い大人の悪いイタズラに乗っかっちゃダメですよ」

「…うん、ごめんなさい」

「いいよ!許しちゃう!何笑ってるんですか、リンナさん。一番反省したほうがいいのはリンナさんですからね」

「あ、うんゴメンゴメン…プププ」

「話は変わるがこの上の7階は田中さんと研究員の居住施設。屋上に入浴施設があるのだが…まぁわざわざ回る必要はないだろう」

「えっと、俺の部屋はどこですか?まさか無いなんてことは…」

「もちろんあるぞ。と、言いたいところだがまだ生活出来るだけの用意ができてないんだ」

「あーじゃあ用意が完了してから住み込み開始ということですね?」

「いや、今夜から頼む。家に戻って生活必需品などを持ってきてくれ。部屋は…今夜は私の部屋で寝てくれ」

「はぁぁぁ??さっきあんな事があったのにまだそんなバカなことを…」

「大丈夫だ。私は気にせん。じゃ、一旦家に帰ってくれ」

「俺は気にするっつーの!!」

 まぁ、この中じゃ1番安心かな、なんもして来なさそうだし…ってそういう問題か俺!!

次回はバトル予定してます!

ありがとうございました!

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