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ヘルエスタ王国物語  作者: 十月 十陽
新生編(プロット)
62/75

ヘルエスタ王国物語(62)




 走り続けてきた。

 永遠とも呼べるような長い道のりを、ひたすらに。


 全身に刻まれた恨み辛みは、どこにでもいる普通の少女が背負うにはあまりにも重い。しかし、赤い月に魅了されたこの世界では、彼女だけが世界を救える希望だった。


 さあ、明かりを灯そう。

 そして自分を肯定しよう。


 この戦いは『月ノ美兎』が決着をつけるために用意された戦い。

 決戦の場所は、未練を残したヘルエスタ魔法魔術学校。


 疲れているから倒れない。

 不幸だから幸せになれる。


 そういった感情は理性の力で放棄しよう。

 そして最後に残ったモノは───。


 それでも。

 それでもだ……。

 自分をぶん殴る気持ちぐらいは残ってるッ!



     △△△



 場所は、見慣れた校庭だった。

 その中央───後夜祭のために用意されたキャンプファイヤーの周りには誰もいない。二人以外の誰も───赤い月を眺める月ノ■■と■■美兎は、これまでの苦悩と冒険の日々を思い出し、堪能する。

 やがて、互いを『自分』として認識する瞬間が訪れた。

 メイド服を着た美兎も、制服を着た月ノも、言ってしまえばどっちらも同じく『月ノ美兎』なのだ。偽物なんかいない。

 美兎の目にはもうジャガイモ頭の国王様なんて映らない。

 赤い月を眺めているデコボコだった自分の顔はキレイに整い、鏡合わせのように同じ顔があるだけだ。

「……来たぞ」

 言葉を発するだけで、刺された脇腹が痛む。

 しかし、続ける。

 美兎は万感の思い込めて、

「わたくしは、ここまで来た!」

 笑みが浮かぶ。

 全身を血で染めながら、何度も何度も壊れそうになりながら、ようやく自分と出会えたことに喜んでいる。

 月ノ■■に睨み返される。

 被り物を取った彼女の瞳には、確かに赤い、赤い月が輝いていた。

「……───」

「───っ!!?」

 合図などない。

 月ノが取った最初の行動は、美兎の知らない、身体強化による物理攻撃だった。

 顔へのフェイント。

 刺された脇腹に一発。

 美兎の顔に苦痛の色が浮ぶ。

 しかし、容赦はない。

 月ノはのけぞった美兎の顔を掴み、引き寄せる。そして痛みで思考がままならない美兎の顔面目掛けて思いっきり膝を撃ち込んだ。

 鼻が折れたような音といっしょに、鮮血が舞う。

 次の瞬間───。

 空中に飛散った血に隠れるようにして、月ノは姿を消した。が、突如として背中に衝撃が走る。それを痛みだと理解する前に美兎は何度かバウンドし、校庭の中央に設置されていたキャンプファイヤーにぶち込まれた。

 気づけば炎の中で倒れている。

 そして対戦相手も同じように、炎の中にいた。

 月ノは攻撃の手を休めない。

 目の前で───液体? 固形物じゃないナニか───正体の分からないモノに戸惑う暇もなく、直感的に、美兎は炎の中から飛び出した。

 後ろ。

 爆発する。

 ここに来る途中で出会ったドーラの炎と比べれば赤子の火遊び程度だろうが、しかし、竜巻のように吹き上がる爆炎の中にいて、無事でいられるとも思っていない。脱出しなければ間違いなく死んでいた。

 美兎はメイド服についた炎を手で払う。

 ここまで受けに回るしかない状況だが、気持ち的にはどうにかして攻めに転じたい。

 問題は、攻めに転じたとしてどうするのか。

 自分にはもう拳一発分の力しか残っていないというのに。

 美兎は、自分の意思でゆっくりとした呼吸を繰り返した。一定のリズムを保ちながら、相手の仕掛けてくる攻撃に対応するべく分析する。

 感覚的な話になるが、相手の攻撃はどれも『わたくし』の攻撃じゃない。

 最初の近接戦闘は美兎の親友である樋口楓が得意とする戦法で、次の得体の知れない薬品のようなもので魔法を発生させたのは、凛が美兎を驚かせるために作ったものと同じように感じた。

 さて───相手の手札は見透かした。あとは自分に出来る対策を考えるだけ。

 炎の渦よりも赤い瞳に、じっ、と見つめられ、美兎はその冷たい圧迫感に呼吸のリズムを狂わされる。

 ちょっとした緊張。

 一瞬の制止。

 呼吸が終わる。

 相手はそれを待っていたのだろう。月ノ■■の動き初めは、決して目で追えないほどじゃない。瞬きをしなければ見失わない速度である。自分の顔がすぐ近くまで来た。

 次は読み合いの時間───凛か、楓か。

 どっちでも対応できるよう身構える。

 魔法だった。が、美兎の予想していたものとは違っていた。足元が揺れる。それは小さな振動だった。しかし、足元のおぼつかない美兎の態勢を崩すには十分な威力ではある。美兎は膝を折り、その場で土下座するような格好になった。

 後頭部を殴られた感覚。

 美兎は顔を上げる。

 それが魔法による幻覚だったと気づいた時には、もう遅かった。

 今度こそ本当に殴られる。勢いそのままに地面に叩きつけられ、美兎の意識は完全にそこで途絶えた。

 月ノは寝転がって動かなくなった美兎の体を蹴り飛ばす。

 美兎の意識が戻る。

 不思議と痛みは感じなかった。それだけ死に近づいているとも言えるが、美兎は単純に考えて、ラッキーだと思うことにした。

「……ハァ、ハァ」

 おえ、と血を吐き、美兎は呼吸を取り戻す。

 今しがた月ノが使ってきたのは親友二人の魔法───ではなく、美兎のクラスメイトが使っていた地面を揺らす魔法だった。幻覚魔法を使う生徒は美兎のクラスにはいないはずだが、他のクラスにはいるのかもしれない。

 イヤな予感と汗。

 もしも美兎の思っている通りなら、相手の手札はヘルエスタ魔法魔術学校にいる生徒の数だけ存在する。

 さらにそこから、組み合わせを考えると……。

「……───」

 数えるのを諦める。

 そもそも血の抜けた脳みそでは想像すらできない。

 今はフラッシュバックする思い出に花を添えよう。

 ───休み時間、三人でいつも昼寝していた屋上。

 ───宿題を忘れた樋口にノートを見せてあげる。

 ───凛の魔法薬の実験に付き合って死にかけたこともあった。

 そんな思い出が錯綜する中で、まともな思考など出来るわけがない。

 いくつもの魔法が美兎を殺そうと追いかけてくる。見知った魔法、知らない魔法。自分が使えるものすべてを使って、あらゆる角度からの猛撃は、美兎をさらなる死地へと追い込んだ。

 しかし、そんな暴力に襲われても痛みを感じなくなっている美兎は、もうひとりの自分を目指して直進する。無敵になったような感覚に酔いながら、降りかかってくる魔法によるダメージを度外視して、相手を抱き締める。

 それは影だった。

 美兎が必死になって捕まえたのは『わたくし』の影。見間違いなのか、最初からそこにいなかったのか、あるいは騙されていたのか、溢れかえる思考の波を整理することも許されず、油断したその一点目掛けて、美兎を殺すための魔法が撃ち込まれる。───今度こそ、完璧に死んだ。

 美兎はそう思ったが、

「……───」

 意識の断絶から覚醒まで、そう時間は掛からなかった。

 状況はほとんど変わらない。

 ただ、赤い眼をした『わたくし』に可愛く馬乗りにされていること以外は───。

 左手で身体を押さえつけられ、余った右手で顔を殴られる。

 何度も続いた。

 何度も、何度も。

 何度も続いた。

 そうやって暴力を振るわれる度に、美兎の中に得体の知れない感情が流れ込んでくる。

 やがて、それが目の前にいる月ノ■■の感情だと気付いて───間違っていたらごめんなさい───もしかしたら、と───彼女もまた、自分と同じような境遇にいたのではないか。そう思い始める。

 濁流のように押し寄せてくる感情には絶望しかない。

 涙が頬を伝った。

 コーヴァス帝国との戦争に巻き込まれて、樋口楓と静凛は死んだ。その悲しみを美兎は受け止める。

 当然、月ノ■■が楽しみにしていた学園祭も中止。

 二人が死んでしまった原因を月ノ■■は、リゼ・ヘルエスタに押し付けて、最後はヘルエスタ王国の敵になる。

「……───」

 ようやく気持ちの整理がつくと、美兎の全身に痛みが戻ってきた。

 どれくらい没頭していたのだろう。月ノの振り上げる拳は血に濡れて、それだけでも自分の顔がめちゃくちゃになっていると分かる。

 だけど、見せてあげなくちゃいけない。

 楽をせず、後悔しない道を選んでいたなら、命を無駄使いする道を選んでいたなら、明るい未来が待っていたんだということを。

 今の『わたくし』が見せてあげなくちゃいけない。

 美兎は、馬乗りになっている月ノの胸ぐらを掴む。その顔面目掛けて、思いっきり頭突きをお見舞いした。

 パキッ、という卵が割れるような音。

 月ノは顔を手で覆い、美兎の体から離れる。よく見れば、眉間を割るようにして、顔に大きなひびが入っていた。

 歩いて、抱き締める。

「……ハァ、ハァ」

 汗が、血に変わる。

 捕まえているのかさえ、分からない……。

「貴方は間違ってないと思う」

「───ッ!?」

 美兎に抱き締められ、そこから抜け出そうと暴れていた月ノの動きは、耳元で囁かれた言葉を聞いて制止する。

「わたくしは貴方を責めないよ」

「……───」

「貴方が誰の手を取ったのかは分からない。でも、その手はきっと貴方を間違った方向に連れて行った。悪いのはきっと、そいつだよ」

 だけど、これだけはハッキリ言える。

「同じわたくしなんだから、分かるでしょ?」

「……───」

 そう『月ノ美兎』は決して、単純で、簡単な道を選ばない。

 わざわざ苦しい思いまでして頑張らなくてもいい、と凡人なら思ってしまう所をさらに一歩、二歩。『月ノ美兎』は踏み越えてしまう。

 どれだけ時間が掛かっても最後は自分の足で辿り着けると信じているから。

「わたくしみたいな悪人を信じてくれる人がいた。わたくしみたいなどうしようもない奴に手を差し伸べてくれる人がいた。わたくしみたいな我儘な人間と一緒にいてくれる女の子がいた。

わたくしは……そんな素敵な現実を終わらせたくない」

 だから、と続く。

「ここはわたくしの場所だから。いい加減、返してもらうね」

 美兎は、ぐすぐす、と鼻を鳴らす月ノから離れる。キレイな顔に入った傷は、指先で弾けば壊れてしまいそうなくらい脆い。

「学園祭は楽しかった?」

 その言葉に、月ノは唇を噛む。

 悔しさを滲ませた顔は、必死に嗚咽を堪えていた。

 美兎は拳を握る。

 月ノは途切れ、途切れに、

「……わ、わたくしに、わたくしに思い出をくれて……ありがとぅ……」

 そう言って。

 笑う月ノの顔を、美兎は思いっ切りぶん殴る。

 決着。

 月ノ■■の顔は砕け散り、その身体も赤い月といっしょに消えていく。

 勝ったのは月ノ美兎であり、負けたのもまた月ノ美兎だった。

 偽物も本物もない。

 やがて。

 騒ぎを聞きつけた樋口楓と静凛がグラウンドにやって来る。二人はそこで何かをやり遂げたような顔をして血塗れで倒れている親友───月ノ美兎を保健室まで運んだ。



     △△△



 学校からの帰り道だった。

 月ノ美兎は樋口楓と静凛の三人で、小野町亭のカウンター席に座り、舞元特製の男気カツ丼がやって来るのを今か今かと待っている。

「お待たせしましたー、こちら注文のカツ丼です」

 女将の小野町春香が三人の前にカツ丼を並べていく。

 美兎と凛は、並盛を頼んだ。隣りに座る樋口は特盛を頼んで、その量に今は戦々恐々としている。

「制限時間は三十分です。では、用意……スタート!」

 小野町の宣言があって、樋口は勢いよく食べ始める。頬袋いっぱいになるまで口の中に詰め込んでいく親友を横目で笑いながら、美兎と凛はゆっくりとカツ丼に手をつけた。

 こうして、三人で一緒にいられる事に感動する。

 戦いが終わった後も、美兎は生死の境を彷徨っていた。ヘルエスタ王国の特別治療室で目を覚ました時には、また誘拐されたと思って脱走しようとした。が、それも今となってはいい思い出になっている。

「美味しいね、美兎さん」

「うん……美味しい」

 ひと口を味わって食べた凛は、それからも黙々と食べ進める。

 一方で、美兎の箸は止まっていた。別に元気になったばかりで、胃にはちょっと重いかな、とか全然思ったりしていない。かわりに気持ちが溢れてくる。それはひと口ごとに涙に変わって、美兎にいなくなってしまった三人のことを思い出させた。

 ジョー・力一。

 壱百満天原サロメ。

 アルス・アルマル。

 たった一日で出会った素敵な友人たち。

 彼らも同じテーブルで一緒に食事が出来たならどれほど良かっただろう。

「人生って、難しいよな」舞元が言った。

「そう、ですね……」

 美兎は涙を飲んでカツ丼を食べる。

 そうして美兎がカツ丼を食べ終わったのは、樋口が特盛カツ丼に顔を叩きつけるのと同時だった。

 食べきれなかったカツ丼は、どうやらお持ち帰りできるらしい。

 小野町亭から出た三人は「また明日」と帰路につく。

 美兎はひとりになって、ポケットから学生証を取り出した。その手に握られているのはアルス・アルマルの学生証。この世界から忽然と姿を消してしまった少女がいたという歴史。気を引き締める。

 結果として、月ノ美兎はヘルエスタ王国を救った。

 しかし、その物語は誰にも知られることはない。

 『敵』以外の誰にも、彼女の物語を知ることは出来ないのだ。



     △△△



 黒魔女『N』の勇者育成計画より、抜粋。



 実験結果。同じ人間が同じ時間、世界に存在することはできない。

 しかし、同じ形をしていなければ存在する事はできる。

 そこで私が目につけたのはホムンクルスという人形。

 ここで問題になってきたのはどうやって魂を創造するのか。この一点に尽きる。


 最初に書いた通りのルールは魂にも適用される。

 そして現代に生きた人間は同じ世界にもう一度生れ落ちることはない。

 完璧な複製人間を創るという行為はどう足掻いても私には不可能だった。

 であれば、アプローチを変える必要がある。


 転機が訪れる。

 問題になっていた『魂の創造』という部分で、私はひとりの生きたホムンクルスを観測する事に成功した。

 まさか、常日頃からヘルエスタ王国で必要とされる身分証明書で魂の観測をしていたことが役に立つとは───。

 生きていれば幸運は訪れるんだなぁ、としみじみ思う。


 ヒントをくれたのは、アンジュ・カトリーナとアンジュ・スカーレットの魂。

 これはひとつの体に二つの魂が混在するという奇跡を形にしたような存在だった。

 アンジュ・カトリーナについて。

 彼女はどうやらセラフ・ダズルガーデンという暗部の男の手で一度殺されたらしい。

 その後、駆けつけた戍亥とこによってセラフは八つ裂きにされている。

 ……心底どうでもいい。


 クレアからの願いで、合法的に実験体を作ることになった。

 本来ならこの人形に『リゼ・ヘルエスタ』の名前を与えて、ヘルエスタ王国に試練を与えようと考えていた。

 けれど、その悪巧みは失敗に終わる。

 私は魂の入っていないただの人形をクレアに見せた。

 名前は『リゼダヨー』と鳴くから、リゼダヨーという名前になった。


 アンジュという作品はリヴァネル・スカーレットが作ったところまで把握できた。

 さて、不可能が可能になった事象を観測してしまえば、あとはそれを指でなぞっていくだけでいい。

 加賀美ハヤトの残した二人の身体───葉加瀬冬雪と夜見れなを使って実験する。

 彼が残したホムンクルスに関する知識と合わせて、私のホムンクルスに対する研究はより深いものになるだろう。


 実験は成功。

 勇者育成計画は次の段階に向かう。


 偶然にもアンジュ・カトリーナと接触する機会に恵まれた。

 趣味で楽しんでいたメイド喫茶にやってきたアンジュと肩を組み、中身を探る。

 結論。

 天才はいる。悔しいが。

 だけど、アンちゃんの魂に奇妙なモノが混じっているような感じがしたけど。

 多分、気せいかな?


 てか、私の後輩ヤバすぎ……。

 魔法だけじゃなくて錬金術にも詳しいとか、これはもう世界の理不尽でしょ。

 全く。溜息でるわ、ほんまに。


 クレアに呼ばれた教会でコーヴァス帝国の話を聞かされた。

 どうして私の作ったコーヴァス帝国が襲ってくることを知っているのだろう。情報は徹底的に管理していたハズだけど……。

 逃げ出した葉加瀬と夜見に教えてもらったのかな?


 戦争が終わり、私の研究は進んだ。

 問題になっていた『魂の創造』も彼らの情報を『魂の所在地』から消してしまえば、私のホムンクルスはより人間により近い形になって行動する。

 気掛かりは、イブラヒムが最後に会話したレヴィちゃんぐらい。


 同じ時間、世界に存在することが出来ないというルールに挑戦しようと思う。

 実験体は月ノ美兎に決まった。彼女の髪に含まれている魔力を集めて、もうひとりの『月ノ美兎』を創造する。

 成功。

 同時に問題発生───。


 私が創った『月ノ美兎』は何故か、最初から自分の意思を持って行動した。

 理由は今も分かっていない。

 こういう奇跡が起こるから人生は面白いのだけれど。


 本物の月ノ美兎と、私の創った謎ノ美兎が戦い始めた。

 結果は私の完敗。

 そして謎ノ美兎は消滅。

 せっかく皆に協力してもらったのに、不甲斐ない結果になってしまって申し訳ない。


 望んだ通りの結果は得られなかったけど、勇者育成計画はこれにておしまい。

 失敗はしたけど、この世界に二千年ぶりの勇者が誕生したことに私は満足している。

 次は何をしようかな。



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