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101〜110

101

毎晩深夜2時になると家のチャイムが鳴る。


102

ベランダに出てみると見知らぬおじさんが横になって寝ていた。洗濯物を干さなければならないので、何度も謝りながらおじさんの上を歩いた。


103

お風呂に入ろうとしたら脱衣所に血まみれの女の死体が落ちていたので悲鳴をあげて逃げた。しばらくして「見間違いかもしれない」と戻ってみたらやはり女の死体が落ちていたのでまた悲鳴をあげて逃げた。翌日その出来事を忘れた私が家に帰ると、脱衣所の鏡に血文字で「おばけ冥利に尽きる」と書いてあった。


104

私の部屋の押入れの中で誰かが泣き叫んでいる。


105

いつものように最寄り駅から家までの道のりを歩いていると、ふいに背後から視線を感じた気がしたので振り返ってみたところ、電信柱の後ろに隠れてこちらの様子を窺う若い女性がいて目が合った瞬間慌てて逃げていった。ついに私にも春が来たか。


106

夜中にふと目が覚めた私はコンビニに行くことにした。コンビニに着くと、駐車場でたむろしている数人の人影が目に入った。目を凝らしてよく見てみると、真っ白な半袖半ズボンから真っ黒な腕と足が生えていた。私はしばらく呆然としたあと、パンダを見たのだと結論づけて帰宅した。


107

お風呂に入っていると外から私の名前を呼ぶ女性の声が聞こえたので返事をしたのだが、その途端に激しい雨が降り始めた。


108

大学の講義中暇だったので、唾液を飲み込まずにどれだけ口の中に溜められるかという遊びを1人でしていたところ教授の渾身の1発ギャグが炸裂し、私は溜め込んだ唾液を全て前の席にいた女性にぶちまけてしまった。


109

深夜におしっこをしていた時、ふと外を見たら向こうの方の家の一室の明かりがついていることに気がついたので「こんな夜中に電気ついてる!」と父に報告したところ「うちもだろ」と言われた。せやな。


110

夜、眠ろうとしていた矢先にいきなり窓ガラスが割れてそこから何かが侵入してきたかと思うと、次の瞬間には部屋中に大量の血飛沫が舞っていて、床の上を見ると信じられないほど巨大なミミズのような怪物が横たわっており、それを見た私は恐怖のあまりその場で失禁した。

夜率高っ。

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