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君の時と夢を  作者: はいむまいむ
第一章 あなたにふさわしい、夢のありか。 Aー1
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第一話 すべてのはじまり

――西暦3000年

宇宙の始まりは138億年前。地球の誕生は46億年前よりも以前。そして、私が生まれたのは今から15年前だ。私が生まれる十年前には第六次世界大戦があって、私が生まれた時には、ちょうど戦争からの復興をしているときだった。

私の家は、別に貧しい家ではなかったから復興をしているときにも別に苦しい思いをすることがなかったけれども、外にはホームレスやストリートチルドレンたちがあふれていた。そういう人達を見ていると、「あぁ、私とああいう人たちは違う世界に生きているのだなぁ」と実感することができた。だけれども、私は実感したとしてもけっして彼らを馬鹿にすることなくただただ、彼らがああいう人だという事を認識するだけだった。

彼らがいじめられたとしても、彼らが助けられていたとしても、私には全く関係がないことで、私には興味がないことだった。目線に入ったら考えるだけで、いつもの時は決して考えることはなかった。


そんな私は、しっかりと学校に通っていろいろな考えを学んだ。国語、数学、理科、社会、英語などなどたくさんだ。それらのことをしっかりと学んでいたおかげで、大学にも進むことができた。

今から1000年前の日本は、学校というのは小、中、高、大となっているが、今の時代では高、大の合わせて五年間しかない。昔は、非効率的な教え方だったからとてつもなく時間がかかっていたようだが、今では様々な技術の進歩のおかげで、いろいろと効率的な社会になった。効率的になると、非常に簡単に生きれるようになり、一見するとメリットしか無いように思えるが、効率化により人類は、というか資本主義国家において重要である職というものを放棄したのであった。効率化により、人のいらない社会が出来上がろうとしていた。人類とは、非常に愚かな生き物なんだ。まぁ、私もその非常に愚かな生き物の一人なんだけれどもね。

大学を卒業しても、職につくことはなかった。国も、職がないことを知っているので卒業後五年間は補助金を支給してくれるのだ。生きていくにはこの補助金なしではいられないのだ。私はこの補助金で様々なものを買いあさった。

その結果、私は補助金を使い果たし、生命の危機に瀕していたのだった。


「いったいどうすればいいのだろう・・・」

体でも売るか? 自分でいうのもなんだけれども、結構美人だからもし体を売るのであればその店の一位を取ることは確実だと思う。いくら人がいなくなった社会になったとしても、こればっかりは人でなければならないのだ。

でも、結婚するまでは綺麗なままでいたいし・・・う~ん・・・・・・。


考え事をしながら外を歩く。これは絶対にやらないほうがいい。だって、歩くことに集中していないから。


ドンっ!


やはり、誰かにぶつかってしまったようだ。


「どこ見て歩いてるんだ!」

かなり大きめな声で、怒鳴られてしまった。 


その怒鳴り声が、私の自由だったはずの未来を決めつける始まりになった。

この声が、この世界の理を決めてしまう全ての始まりになってしまったんだ。


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