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旧・Tha strongest party 〜異世界から学ぶRPG攻略法〜  作者: シュウ
第二章 ユナ様救出作戦
4/15

ー3ー サクリ砂漠 巨大サソリ討伐

お気に入りにいれてくださる方感謝です。


誤字などは極力なくしていますが見つけた場合コメにて教えてください

太陽が昇る頃シヴァは灼熱のサクリ砂漠に居た。推進レベル10、熱風が吹き荒れ辺りは砂のみ。ネフト帝国には"ここ"を通って行くのが一番近道である、レベルは4だが死神の力ならなんとかなるだろう。


「暑い、なんて暑さだ。」

砂漠に入ってから約8時間。この世界では寝ることは必要ないようだ。

マップを確認するともう少しで目的地ネフト帝国のようだ。

だがここまで敵が一匹もいない、おかしい。



しばらく歩き蜃気楼で歪んではいるが街が見える、あれがネフト帝国だろう。



ガッ ムシャムシャ


不意に音が聞こえ周りを見渡すと左に犬型のモンスターがいた。身構えたシヴァだったがモンスターはすぐに力尽きた。暑さと疲労のせいで気づかなかった、今力尽きたモンスターの後ろに何千体ものモンスターの死体が山積みになっていた。


だからモンスターがいなかったのか。


さっきの音は何かの食事の音だったようだ、山の向こうから強大な魔力を感じる。


シヴァは高速移動で敵の左側に移動する。

肩越しに敵を確認する。そこには5mくらいの巨大サソリLv16がモンスターを食べているところだった。


サクリ砂漠のボスのようだ、こいつを倒せばボスボーナスとLV差ボーナスでレベルは跳ね上がるだろう、そして一撃ボーナスと瞬殺ボーナスを獲得する。


しっかしジュリビアってのはいいなぁ、自然な記憶として情報が手に入る、戦闘にも役立つのでネフト帝国についたらなんとかして買い占めるつもりだ。



今はあいつを一撃で倒す!

そしてレベルアップだ!




バトル開始だ!


ザインを相手の後方に投げるそして雲雀を自分の後方に投げる。ザインの鎖を勢いよく引きながらシヴァは後方に高速移動する、さらに体から魔力を大量に発して雲雀による引力を跳ね上げる。ザインは音速に達し音速を超えたものに発生する衝撃波とザインの殺傷力でサソリを一撃で倒した。


体に力が漲るのがわかるレベルアップだ。



メニューからステータスを確認する


「死神」

レベル:17

体力:129 F

攻撃:612 A

防御:121 F

速度:801 S

魔攻:620 A

魔防:118 G


所持金:30256


ランキング4039位/909308人




ボーナスを総取りしたおかげだろう所持金が跳ね上がった。サソリはボスなので帝国から多額の報酬がもらえるはずだ。


スピードは音速ボーナスのおかげで跳ね上がった。





その後は、まったくモンスターは現れず無事帝国に到着できた。



ネフト帝国

賑やかで商業などが盛んな国だが特に特徴はなく中央に城があるくらいだ。


まずはランカーギルドを目指す、これは勘だがまず間違いないだろう。

商店街を歩いているとジュリビアの専門店を見つけるこの店には20種類のジュリビアを売っているようだだが算数や野草の名前など戦闘に役立つものはほとんどない、が一つ大事そうに飾られているものがあった。値段は900000。効果は魔法全般の知識、賢者の半分の知識を得られると言う事だ。なんとしても手に入れたい。そんな事を考えながらギルドを目指す。




ギルドは城の近くにあった。小屋のような建物で中はカウンターとリクエストボードとベンチがあるだけだ。リクエストボードからサソリ討伐の依頼用紙を剥がしてサソリの首と一緒にカウンターに差し出す。

「しっ、死神ぃい‼? あの伝説の死神様がこのようなギルドに、ありがとうございます。報酬はこちらになります」


渡されたのはジュリビアだった

「それは上位ランカーには必需品のジュリビアです、効果はステータスに戦闘ランクを追加するものです。戦闘ランクとは能力値横に表示されるアルファベットを独自に解析し貴方全体の戦闘能力をランクとして表すものです。」

さっそく吸収しステータスを確認する。



「死神」

レベル:17

戦闘ランク:A

体力:129 F

攻撃:612 A

防御:121 F

速度:801 S

魔攻:620 A

魔防:118 G


所持金:30256



面白くなってきた!



「あっ、あと特級職業「女神」の「ユナ」をさがしてるんだけど、どこにいけば会えますか?」

受け付けの女は表情を曇らせる。

「ユナ様はお一人でガウス洞窟に出掛けているそうです。」

女の表情に疑問を抱いたシヴァはさらに質問をする。

「ガウス洞窟とはどういう場所なんですか?」

「推進レベルは30、とにかく敵が多い事で有名です、ですので魔法が使えないと絶対に生き延びる事は不可能と言われています。場所はこの国の東側に大きな山がありますそこに入り口があります。ユナ様は昨日出発なさいました。」


「魔法かぁ・・・」

さっきの商店の事を思い出す。

「あの〜、死神は子供のうちに大量の獲物を一瞬でとらえるという伝説があります。もしかしたら近いうちに戦闘スキルを習得できるのでは?ほとんどの職業は20Lvで最初のスキルを習得します。もしかしたら・・」


「そうなんだ、ありがとう。頑張ってみるよ」



ギルドをでたシヴァはその日はギルドの右隣の宿で休息をとり明日ガウス洞窟に向かい出発する事にした。


宿の窓から暖かな日の光が差し込んでくる。どこかで鶏が鳴いててもいいような「晴天」だった。


宿を出ようとしたときに女将に呼び止められシヴァは不意を突かれ間抜け顔で振り向いてしまう。

「あんた、死神だろ?昨日もその格好だったじゃないか」

いきなり意表を突く言葉に返す言葉が見つからない

「戦闘時以外は職業を解除したらどうだい、あんた見ない顔だが死神は戦闘だけいえば最強だ、だからみんなが怖がっちまう」


たしかにそうだ、武器は邪魔だしなんとなく視線が痛かったような気がする。

「解除ってどうすれば・・・」

「あんたそれでもランカーかい?ほら、解除って頭んなかで言ってごらん」


解除っ!


体から装備が湯気のように消えて高校の白い夏服に変わる。

はだけたTシャツの間から黒い服が見える。

かっこ悪くはないので当分はこれで行くつもりだ。

「解除は力めばなんとかなるから、もうわかったかい?じゃあ気をつけるんだよ困ったらまた来な」

言葉使いを気にしなければ優しい女将だ。



宿をあとにしたシヴァは制服姿でガウス洞窟を目指す。

マップを確認するとサクリ砂漠を東に抜けたところにキオン山がありその山の中にガウス洞窟の入り口があるようだ。


サクリ砂漠には敵がいないはずが昨日の巨大サソリの縄張りが砂漠の東にあったようで大量のサソリと戦闘を繰り返した。サソリのレベル高くて13だったので難なく倒し砂漠を抜ける頃にはレベルが21になっていた。


ステータスとスキルを確認する


「死神」

レベル:21

戦闘ランク:A

体力:135 F

攻撃:669 A

防御:129 F

速度:843 S

魔攻:673 A

魔防:121 F


戦闘スキル


死闇(デスゲーム)

併用可能。レベルに応じた複数の敵を想像で攻撃しダメージを与える事ができる。ダメージ量は魔攻に依存する。



生活スキル

浮遊

移動時の体力消費をなくす。



よしっ、スキル覚えた!



シヴァはキオン山のふもとまで生活スキル「浮遊」を使い移動する。どうやらこのスキルは魔力を消費しないので使える場所ではずっと使用するつもりだ。


山を登り始める。キオン山は推進レベルが0なのでモンスターがでないようだ。洞窟の入り口からは大量の魔力が出ていたのですぐに発見できた。



洞窟の外周は石で固められその石からも魔力を感じた。

中に入ると洞窟のマップに切り替わる。

確認するとボスはB5に居る事がわかった。


「モンスターが大量発生しているフロアが6つ、ユナは大丈夫かなぁ」


そんな事を考えながら死神の姿になり先を急ぐ。


1Fにモンスターは出現せずスムーズに進む事ができた。

しばらく移動してB1に降りた。だが雑魚一匹でてこない。そこである事に気付く


ユナが倒していったのか!


倒されたモンスターは復活に時間がかかるのかもしれない。


そういう結論に至りまた先を急ぐ。


B2に降りたが景色は変わらず、モンスターもいなかった。

B3への階段を見つけ降りようとしたときその階段に結界が施されている事に気がついた。不信に思いながらも結界を通り抜けると急に周りの魔力が上昇するのを感じた、さらに少し先にモンスターの気配も感じる。


気配のもとに移動するとそこには1mほどの鳥型モンスター(コカトリス)が大量発生していた。


死闇(デスゲーム)を使ってみるか。


バトル開始だ!


魔力を高める。


周りではちょっとした砂嵐がおこる。


頭のなかで目の前の敵すべてを切り裂くイメージをする


死闇(デスゲーム)‼」



するとコカトリス10体が前触れもなく倒れる。ちょうど半分というところだ


威力を確認し残りのコカトリスを倒しにかかる。残りのコカトリスの最高レベルが27という事を確認し5体を死闇(デスゲーム)で処理し、同時にザインと雲雀で片付ける。


スキルの威力が圧倒的だったおかげで難なく倒す事ができた。



B4への階段を見つけたシヴァは自信に満ちた「にやけ顔」でB3をあとにした。


コメもらえると嬉しいです。


みなさんありがとう!

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